[文明、その道を聞く](4)ノーム・チョムスキー米MIT教授
文 アン・ヒギョン 在米ジャーナリスト・写真 キム・アラム 在米写真作家
入力:2014-02-24 21:58:05 修正:2014-02-24 21:58:05
・朝鮮半島の非核化に必要ならどんな試みもすべき
・統一サイコー? 利益より韓国人の熱望を生かす次元で
われわれの文明が危険な綱渡りをしている部分がまさに脅かされている平和だ。 地球の生を増やそうとするすべての努力を一気に水泡にする大量破壊兵器がいつよりも増えた。 世界平和を一瞬で崩壊させる地域としては、化石エネルギー源が集まる中東とともに朝鮮半島を含む東北アジアが選ばれる。 中国の経済・軍事的膨張が始まり、世界の強国米国と中国の対立が緊張を強めているからだ。 中国は中東の資源を持ってくる海路だけでなく、陸路までパキスタンに拠点を確保し、同時に自分の東海岸で存在感を確認しようとしている。 これは昨年末、日本と韓国を緊張させた防空識別区域宣言としてあらわれた。 半世紀以上、米国が管轄してきた北太平洋の海上地域に中国が浮上し、米国も沖縄からオーストラリアまでの海軍基地を強化した。 巨大な勢力の隙間に位置する朝鮮半島は、北朝鮮の核開発とからんでさらに慎重な動きが必要な状況だ。
朝鮮半島の平和と世界平和を合わせるため、東北アジア情勢を越え、大きな構図で平和議題を助言してくれる人を探した。 筆者にはノーム・チョムスキー教授が最善だった。 2年前に対談をして米国の力が及ぶ中東・ヨーロッパ・南米の情勢と共に、東北アジアに深い関心を持つ彼の長い省察を皮膚で確認したためだ。 彼は当時、中国を中心として変化している世界の力の地形を提起した。 その後、中国の膨張は着実に拡大し、中東情勢の多角化の中でもアジアの地政学的な重要性はさらに高まった。
大韓民国の大統領が宣言的に提起した「統一サイコー論」、北朝鮮・米国との関係の中で、六者会談、離於島を含む中国の防空識別区域宣言など、あらゆる世界の権力の力学がからみあっている結節点について、半世紀以上、力の移動を省察してきたチョムスキーを訪れた。 対談は1月31日にマサチューセッツ工大(MIT)の彼の研究室で行った。 すでに上半期のインタビュー日程は埋まっており、細かい時刻表の中に時間を作るのは難しいことを知っていたが、インタビューの意図を伝えるeメールを送り、答を受け取った。 異例の日程は迅速に決められた。 朝鮮半島の統一を願い、世界平和を実現しようとする彼の深い愛情があったためだ。
▲核戦争はそれこそ大災難
非核化地域の拡大摸索は望ましい
朝鮮半島、容易ではないが可能
▲中国、中東などの地に拠点を確保
米国の圧力から抜け出す努力
中央アジア側に向かっている
アン・ヒギョン=現在、シリアと南スーダンが戦争に包まれていて、ウクライナも危険な状況です。 いつも戦雲が漂う地球村で、平和は生存と結びついた議題になりました。
チョムスキー=戦争が起きるとわれわれは全てを失います。 どんな戦争もすぐ核戦争になりかねないからです。 核戦争はそれこそ完全な災難です。 一旦起きてしまえば後始末を考える機会も捉えることができません。 その威力をわれわれは知っています。 体験したではありませんか? これからどこかの国で深刻な核戦争が勃発すれば、まず核の冬現象だけでもそこの全てが崩壊するでしょう。 麻痺するほど破滅的でしょう。 今、世界は核兵器問題が何よりも深刻です。 しかし一つ肯定的な期待が生きています。 核兵器がない非核化地域を世界のあちこちに増やそうとする摸索です。 南アメリカは核兵器がない場所です。 アフリカはほとんどそうですが、米国がインド洋のディエゴガルシア島に核を固守しているので、非核化地域とは言えません。 軍事力では米国は独歩的です。 2位と言えるような相手はありません。 世界の軍費支出の半分を米国がしています。 世界経済も第二次世界大戦以後、1970年代まで米国が半分を占めていました。 それから4分の1に減りましたが、軍需産業ではなく他の部門で減りました。 軍事力は誰にも近接できません。 世界では米軍の駐屯部隊が恐らく1000箇所にはなるのではないでしょうか。
アン=核に関しては、米国の態度が一番危険のようです。 ジョージ・ワシントンのような核空母はどこにでも行けるからです。
チョムスキー=オバマ政府は、中央アジアに核兵器施設を含む軍事作戦が可能な部隊の機動力をかなり増強させました。 この事実からも米国の立場がわかります。 南太平洋非核地帯条約もフランスがフランス領で核実験し、また米国がその地域を核武装軍艦の移動通路として使っているので実行できなくなっています。 一番深刻なのは中東ですが。 米国とイランが対峙している状況ではいつでも核が爆発する可能性がある地域です。 アラブ国家が一番積極的に中東の非核化を押し通しています。 とても価値ある方向設定でしょう。 それで2012年、非核兵器地帯のための国際会議をフィンランドで開こうとしました。 国連の核拡散禁止の支援の下で開かれた会議で、ほとんど大詰め段階まで行きましたが、問題が起きました。 イスラエルが参加しないといいました。 イランさえ無条件に参加するといったのにです。 それと共に米国が会議をキャンセルしました。 失敗したのです。 ヨーロッパ議会、アラブ国家、ロシア、すべてまた招集しようと圧力をかけていますが、今も再開されていません。 私は北太平洋地域、朝鮮半島でも非核化を実現できると思います。 もちろんやさしくはないでしょう。
アン=昨年2月12日に北朝鮮が3次核実験をしました。 核兵器の爆発力を増加させ、小型軽量化に成功しました。 当時、米国の世論は沸き立ち、中国も北朝鮮に不快感を示しました。
チョムスキー=われわれはなぜ北朝鮮がこの10年間、核兵器を相当な規模で開発してきたのか、その背景を認識しなければなりません。 米国は、交渉で繰り返しサボタージュをしました。 画期的な受け入れ案として進められていた途中で、ジョージW.ブッシュ政権が突然、固着状態を作るような事を繰り返しました。 それと共に、北朝鮮も核兵器とミサイルを開発したのでしょう。
アン=多くの人々が朝鮮半島統一の鍵は米国が握っているといいます。 米国の情報関係者が個人的な意見を明らかにしたのを聞いたのですが、米国政府は朝鮮半島の統一を望んでいないそうです。 分断状況を力の緩衝地帯として活用しようとしているというのです。
チョムスキー=私は朝鮮半島に対する米国の長期的な目標が統一を防ぐことだとは思いません。 明らかにそうではありません。 ただし、ブッシュ政権がすべての部分に攻撃的かつ過激に取ってきた立場を表現したのでしょう。 1994年に締結された米朝関係基本枠協約以後の北朝鮮と米国の交渉を見ると、米国の否定的な姿は事実のようです。 ブッシュ政権が統一に向かう確実な可能性を見せる懸案を拒否した後、特にそうでした。 これは、米国の学界が検討した評価にも出ています。 米国は後退し、可能な進展の段階を妨害したのは事実でしょう。 しかし北朝鮮はとても難しい交渉相手です。 円満な状況でも交渉テーブルの運営が難しいパートナーですが、ブッシュ政権の動きは特に害になりました。 実際に、その害悪の結果が今になって表れています。 ブッシュ大統領が就任した時、北朝鮮は基本的に核兵器はないか、殆どありませんでした。 彼がやめた時、北朝鮮は相当な核兵器を保有していました。 米国の失敗です。 はっきり言えるのは、すべてが共に建設的な接近ができたのに、しなかったのはブッシュ政権です。
アン=その後のオバマ政権も今年で6年目です。
チョムスキー=不幸にも眼につくような変化はありません。 ブッシュ政権のように苛酷で攻撃的ではありませんが、やんわりと調節する発展はありませんでした。 私はできたと思います。 もちろんさらに大きな問題が背景にあるのでしょう。 米国と中国の複雑な関係が太平洋を包括する主導権にまで及ぶことになったからです。 インド・太平洋地域が世界情勢での重要な争点です。 韓国の問題もまさにその中にあります。
▲北の資源を得るという議題で
統一を見るのは不適切
人間的な価値に資するものを得ることを
▲北を破滅させないように力を注ぐことで
残酷な結果を避けられる
太陽政策が究極の解決法
アン=東シナ海が争点になっています。 これまでの管理者を自任する米国と、自国の領海権を回復しようとする中国の動きをどう見ますか。
チョムスキー=米国は東シナ海での立場を固守しつつ、米国の戦略言語で「伝統的安保ジレンマ」だと描写します。 双方が互いに異なる主張をします。 米国の主張は「遮断する自由」です。 米国は、すべての所で軍隊を運営できなければならないという意味です。 これに反して中国は、自国の領域を包括して統制しようとします。 東シナ海での対立は非常にアンバランスなのです。 米国は長い間の帝国主義的な位置を中国で固守しようとしており、中国は米国の帝国的支配から本来の地位を回復し始めました。 そのような中国の立場としては、自国の沿岸に米国の核空母が浮かんでいるのは我慢できないことでしょう。 中国人の観点から見れば、米国の軍隊がアーチに自分たちを取り囲んで圧迫しているのです。 韓国の済州江汀基地もおそらく軍事基地になるでしょうが、この敵対的な圧迫構造に含まれます。 日本の沖縄、グアム、オーストラリアまで続きます。これは軍事的封鎖のアーチです。
アン=2年前、江汀のクロムビ岩の爆破を始めた時、オバマ政府がオーストラリアに移動前進配置して、こうした封鎖がO型にロシア・インドまでぐるっと中国を取り巻く関係を形成しました。
チョムスキー=ロシアは中国との長い国境に接しています。 ここも非常に緊張が高い国境です。 これまで深刻な対立がありました。 インドもまた中国と戦争をしました。
アン=中国は中東からインドを通り、海南港にまでつながる主要な港に拠点を確保しました。 真珠のネックレス(String of Pearls)と呼ばれる戦略ですが、今ではイエメンまでのびました。 内陸でもパキスタンに拠点を確保しました。 韓国は、対中国輸出が米国の二倍を越えており、安保と経済の間でこの巨大な力をどう調節するかが安定の核心だと見ます。
チョムスキー=中国の真珠のネックレス戦略は、米国の圧力からゆっくりと抜け出そうとする中国の努力です。 事実上、中央アジアに向かう動きでしょう。 カザフスタンからパキスタンまで続けて関係を緊密にしていく摸索です。 もちろんイランまで、また究極的にはトルコまで到達するでしょう。 中国とこれらアジアの国が参加する上海協力機構(SCO)もその方向で力をつけています。 一種のエネルギー安保を打ち出す機構ですが、部分的には西側の干渉を防御して、自己の影響力と力を拡大しようとします。 しかし中国の海上は米国が主導するかなりの軍事力が入っており、あなたが言及したように一方ではロシアとインドが粘っています。 上海協力機構はインドとイランはオブザーバーとして承認しましたが、米国はオブザーバーとして受け入れずに拒否しました。 この機構がこれからどれほど発展するのか予想するのは難しいですが、一部では北大西洋条約機構(NATO)のような機構になりうると見ます。 ずいぶん先のことかもしれませんが、世界の舞台で前の席を占めようとする中国の意図をうかがうことができます。
アン=中国は米国を牽制していますが、環太平洋経済パートナー協定(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership・TPP)に米国が積極的に加入する意思を表明したのは中国に経済的な圧迫を加える動きだという診断があります。 韓米自由貿易協定(FTA)の損失をきちんと把握する前に、韓国政府も加入の意思を明らかにして拒否されました。 しかし時期をのがせば貿易に打撃を受けるとし、国民的な理解を求める前にまず加入のチャンスを捉えようと熱中しています。
チョムスキー=そうですね。 TPPは非常に入り乱れた懸案です。 とても慎重に見なければなりません。 名前は貿易協定ですが、貿易とは全く関係がありません。 われわれは協定の具体的な事項を知らずにいます。 ずっと大衆に秘密にし続けています。 しかし数百もの企業ロビイストと企業弁護士には保安をかけず、むしろ彼らに協議案を書かせています。 これは北米自由貿易協定(NAFTA)のような他の協定をモデルとして進められるでしょう。 NAFTAは自由貿易協定ではありません。 高度な保護貿易主義です。 投資家権利協定です。 無数に多くの利益を投資家に提供し、民間には深刻に被害を与えます。 例えば、企業が政府を告訴することを認めました。 環境規制など、企業が損をしそうな潜在的な影響力をあらかじめ遮断したわけです。 これは、企業に極端な保護貿易主義の装備を与え、高収益をあげることを保障する試みです。 貿易協定のため、資本は利益のために自由に移動する自由がありますが、働く人々はそうではありません。 NAFTAができて米国の国境に新しい鉄柵ができ、警備と摘発が厳しくなりましたが、これは労働する人々を1か所に縛り付ける計画と脈を同じくしています。 全般的にTPPを含む貿易交渉は、労働費用より、資本が優位を占めるように構想されています。 TPPの場合は微かながら流出して伝えられた懸案の中で、知的財産権関連の項目がありますが、今まで存在していたもののうち最も強力な特許保護条項だといいます。 独占的価格決定権を保障しているそうです。 製薬業者、メディア企業の利益が不公正に保障されます。 利益を得るために自由に移動できるように資本の移動の自由を保障する協定です。 人のための協約ではなく、資本、金のためのものです。
アン=今年、韓国ではまた統一が話題になりました。 大統領が「統一サイコー」を宣言しました。 具体的な方法は明らではありませんが「経済的側面で、統一は朝鮮半島だけでなく、その周辺の国家にも大きな利益になる」といいました。 一部のマスコミが「人件費の節減による競争力強化」、「北朝鮮の鉱物資源は韓国の20倍」といった投資広報のような報道をしています。
チョムスキー=韓国の統一が経済的に利益を与えるのは確実ですね。 両方はとても相互補完的です。 良い動きなんです。 北朝鮮には鉱物資源も、多くの予備労働者もいます。 しかし安い労働力を得ることを望んではいけないと見ます。 それよりも北朝鮮の労働者たちの生活水準を韓国の水準にまで徐々に向上させるという目標を持つべきですよ。 統一を考えるにあたって資源を得るという議題で近付くのは適切ではないと考えます。 韓国人の胸に埋まっている熱望を回復させるような、さらに大きな次元の光を見せなければね。 第2次世界大戦の末期、朝鮮半島の統一の熱望はたいへんなものでした。 また一つになって生きていこうという願いが切実で強烈でした。 今は歴史の中に入りましたが。 私は韓国の人々がその熱望をまた生き返らせて、韓国、北朝鮮ともに、より高い人間的な価値に到達することが得られればと思います。 ひとつの民族が熱く一つになる統一は、なによりも韓国の人々自身に重要なことだからです。
アン=われわれは忘れていましたが、先生は覚えていらっしゃるのですね。 生きることが苦しくなり、競争が熾烈になって、まさに金に換算できない価値は後まわしに押し出されました。 それと共に変わることがないひとつのことは、北朝鮮を崩壊させるべき敵だと規定する観点です。
チョムスキー=北朝鮮が破滅しないように守るために力を注がなければなりません。 それでこそ残酷な結果を避けることができます。 崩壊は核兵器の使用を呼ぶかも知れません。 統一は漸進的な過程を通じて進まなければなりません。 すべての過程が最悪の結果を防ぐように、軟らかくなければなりません。 私は太陽政策に関する一連の方式が窮極的には統一に至る解決法だと思います。 ゆっくりと同化する適切な方向なのです。 商業的な交流、文化的な交流、そして旅行を認めることです。 緊張を弛緩させることができます。 そしてさらに一歩踏み出して、民間次元で互いに受け入れる段階まで発展するようになるでしょう。 政策がそこまでついて行けないとしても、関係はかなり良くなるので、その次に進展した跳躍を呼ぶでしょう。 それと共に、長期的に統一の形態を備える枠組みが作られる可能性もできるでしょう。 今まで二つの社会がとても違う形で進んできました。 簡単にできる段階ではないのは明らかです。 ただ、ゆっくりと小さな足取りが、その目的地に少しずつ順調に到達させて行くのです。 何よりも北朝鮮を認めて包容しなければなりません。
アン=韓国の執権層は、米国から軍作戦統帥権者を返してもらえる状況ではないと言って作戦権返還の延期を要求しています。
チョムスキー=私の考えでは、韓国が中立化を目標として進む方が得でしょう。 巨大な勢力の対立と対峙から分離すること、世界の主要軍事力に依存するよりも、その方が健康でしょう。 もちろんこれは単純な問題ではありません。 その中には安保問題があり、ただ大丈夫だとやり過ごせる問題ではありません。 しかし、政策目標において中立化という指向を持つことです。 例えば朝鮮半島非核化です。 朝鮮半島を非核化するため必要なら、どんな試みでもするべきです。 北朝鮮と米国ともに強く要求しなければなりません。 韓国の人々はとても記念碑的な進歩を成し遂げてきました。 経済的な発展から、社会的・文化的な進展までやり抜きました。 しかも、とても冷酷な独裁構造まで打倒して、民主的な制度を作りました。 これは強烈な歴史の足跡です。 韓国人は一つです。皆さんはこれまで、いつも窮極的には一つの国になって統合しようと、互いに自由に交流しようと望んできました。 これが一番健康な熱望だと思います。 この熱望が一番健康な統一に向かって進む道だと考えます。
▲ノーム・チョムスキー(Noam Chomsky・86)
学者で社会運動家…米国の批判的世論形成のリーダー
ノーム・チョムスキー(Noam Chomsky・86)は、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)の言語学科の教授だ。 20世紀で最も重要な言語学者の1人で「現代言語学の父」と呼ばれる。 変形生成文法理論を作り出し、「文法理論の諸相(1965)」などの著作を通じ、これを体系的に発展させた。
また、認知科学の先駆者でもある彼の学問的成果は、今でもコンピュータ工学、数学、心理学にまで影響を与えている。
彼は歴史学者、または社会運動家とも呼ばれるが、1967年のベトナム戦争に反対する文「知識人の責任」を発表して大きな反響を呼んだ。 その後、米国の外交政策、資本主義経済、人権、言論などに関する時論を書き続け、批判的世論を形成するリーダーとしての地位を占めた。 深みある論旨で学界と大衆の厚い信望を得ており、米国を代表する知性としてフランスの哲学者ミッシェル・フーコー、スイスの発達心理学者ジャン・ピアジェなど、当代の代表的な碩学と公開対談をした。 100冊を越える専門書と時論、1000編余りの論文を発表し、今も着実に著書を出している。 主要な著書として〈チョムスキーとフーコー、人間的本性について〉〈宿命の三角関係〉、〈チョムスキー、失敗した国家達〉などがある。
1月最後の日に訪れたチョムスキー教授の研究室には、一枚の拡大した手紙の封筒の写真が置かれていた。 「受取人不明」の印鑑が押されて返送された手紙のパレスチナの住所は、伝えられないイスラエル先住民の恨が含まれている。 チョムスキーはユダヤ系米国人として今日もパレスチナの人々の自由な権利と平和を支援している。