みなさん!『北朝鮮』について冷静に学びませんか?
世の中のことがとてもよく分かるようになってとても勉強になりますよ。そこで『北朝鮮』について連載したいと思います。
これがナチスの手口だ!
みなさん、『北朝鮮』といえばどんなイメージを思い浮かべますか?たいていの人は『拉致、核、ミサイル』、『独裁国家で国民が虐待されている』、『飢餓で脱北者が続出している』、『世界一危険な国』、などなど悪いイメージばかりではないかと思います。とにかく北朝鮮だけが世界で特別に異常な国のようなイメージになってますよね。たとえば、日本は中国や韓国とはよい関係ではありませんよね。しかし『中国大好き』とか『韓国大好き』といって変な目でみられることはあまりありませんよね。ところが『北朝鮮大好き!』といえばたいてい白い眼で見られてしまいます。どうしてこんなふうになってしまうのか考えたことがありますか?
ほとんどの人は考えていないのです。『思考停止状態』になってしまっているのです。もちろんそれには理由があります。テレビでは1990年台から非常に多くの朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)に関する報道が流されています。とくに2000年台の初め頃からは洪水のように流され、どれも拉致、核、ミサイル、不審船、など悪いイメージのものばかり。NHKでは拉致問題が現実化した2002年以降は毎年1000回以上流されていて、毎日、毎日、朝鮮を悪魔化した『北朝鮮報道』が垂れ流されています。本屋に行けば悪意に満ちた『北朝鮮本』が山積みされている。これだけ多くの朝鮮に関する報道が流されていている中で、朝鮮について良いイメージの報道が流された記憶があるでしょうから、ホントの情報を見つけても信用していいのかわからない。
ナチスドイツのヒトラーの『わが闘争』という本がありますよね。その中に、
『ウソをつくならできるだけ大きなウソをつけ。大きなウソには人を信じ込ませる力がこもっている』
『大衆は女だ。理性でなくて感情に支配される。強い指導者を好む』
という有名な言葉がありますけど、これがナチスの手口で社会の本質を射た言葉です。国家権力が国民を洗脳して悪事を働くときは、国民を説得して協力してもらわないといけませんから、メディアを支配して毎日毎日何回も狂ったように朝鮮に対する憎悪と恐怖を植え付ける報道をするのです。メディアというのは商売でやってますから、できるだけセンセーショナル、扇動的な報道をして視聴率を高めようとしますからさらに質(たち)が悪いんですね。こういうときは歴史に学ぶことです。
『賢者は歴史に学び、愚者は経験(体験)に学ぶ』
という諺がありますし、『歴史は繰り返す』ともいいますよね。日本だってかつて『暴支膺懲』といって中国を侵略し、満州国をねつ造して国際社会から非難されると、『日本は正義だ!』、といって国際連盟を脱退して孤立し、『八紘一宇』だの『大東亜共栄圏』だのといって国民を騙してアジア諸国を侵略した挙句、『鬼畜米英』といってアメリカに戦争を仕掛けて、原爆を落とされ国中を大空襲で焼かれて夥しい国民が犠牲になりましたよね。このときも憎悪や恐怖を煽る報道をやりまくっていました。
イラク戦争も、9.11やフセインの脅威だとか、アルカイダの関与だの大量破壊兵器だのといって米政府はメディアを利用して米国民に憎悪や恐怖を煽って騙し、国民の大多数がイラク戦争に賛成してしまったのです。国民の半数がイラクがアメリカを攻撃してくるから危険だと考えていたのです。
このように感情に訴える報道が繰り返されることは危ないことと知るべきです。とくに『憎悪や恐怖を煽る報道は危険だ』ということを知るべきです。理性を失って感情に支配してしまうからです。憎悪や恐怖を直接的に煽るのではなくても、『横田めぐみ』を悲劇のヒロインに仕立て上げたのように、感情に訴える報道には用心したほうがいいのです。感情的になると思考停止状態になりますから危険なわけです。
それから感情的でなくても『スローガン』が繰り返し流されるときは用心しなければなりません。小泉劇場で『官から民へ』とか『小さな政府』とか、痛みを我慢すれば生活がよくなるようなことをいって、国民はひどい目に逢いましたよね。安倍政権の『アベノミクス』も本質は『金持ちに福祉を、貧乏人にゎ負担を』という弱者切り捨ての棄民政策なのです。
『スローガンが洪水のように垂れ流されるときには注意しよう。とくに憎悪や敵愾心を煽る感情的な報道は用心しよう』
こういうときには、メディアを鵜呑みにするのではなくて、『どうしてそのような報道がされるのか?』ということを疑っていろいろ調べて論理的に考えてみることが大切です。一般に、政府というのは国民を騙したいことについては感情に訴える扇情報道や『スローガン』をつくってメディアを通して垂れ流そうとします。一方で、国民に知られたくない情報はできるだけ報道しないようにするものです。教育基本法が国民が知らないうちに改悪されてしまったり、麻生の『ナチス発言』や石破の『だまっテロリズム』発言がそうですよね。朝鮮に関する報道でも良い報道は政府が流さないようにしてますし、アメリカの悪口はほとんど報道しませんし、天皇批判はタブーになってます。すべて
★人間は固定観念にとらわれやすく『信じやすく騙されやすい性質』のものないのです。他人にせよ他国にせよ一旦悪い印象をもったら悪いものと決めつけてしまう、良い印象ももったら好意的に見てしまう傾向があります。人にせよ国家にせよ非常に多面的ですから良い面もあれば悪い面もあるのは当然です。神様のような完璧な人間や悪魔のようにすべてが悪い人間などいません。地上の楽園のように天国のような国や地獄のようにすべて最悪な国もありません。しかし多くの人間は情報操作されやすく第一印象によって固定観念をもってしまうのです。情報操作により悪い面ばかり毎日流されると悪い人、ひどい国だと決めつけてしまいがちだし、良い目だけが誇張されて報道され好感をもつと惚れ込んであばたもえくぼにみえてしまうのです。
ラングーン事件や大韓航空機爆破事件、大統領府(青瓦台)襲撃ゲリラ、テポドン騒動、不審船、核疑惑、ミサイル、拉致などを悪意をこめて毎日のように垂れ流されれば、ほとんどの人がどうしようもない最悪の国だと思ってしまう。良い面ばかりを誇張して繰り返し褒めちぎれば天国のように思ってしまうものなのです。人を騙すのはいとも簡単です。甘言で詐欺にあった人はたくさんいます。選挙演説でも聞いているとみなさんどの候補もいいことばかりいってますけど、実際当選してみると世の中よくなりませんよね。私を当選させるとこんな悪いことが起こりますよ、なんていう候補はいませんよねw。しかし社会は非常に多面的ですから、変化させると良いくなる面と悪くなる面と両方あるのは当たり前です。ですから理性をもってものごとを見ることが大切なのです。理性を失わせるような感情的、扇動的な報道には注意すべきなのです。
このように考えてくると、『権力者に都合がいいか悪いか』、という視点が非常に大切です。
それから、『力の強弱を考える』という視点が非常に大切です。人間社会というのは弱肉強食の蛮性を克服していません。ほとんど常に強者が弱者を差別・迫害しているのが現実です。強者が弱者を弾圧することはあっても弱者が強者を弾圧することはそれなり原因がなければ起こらないと考えるのが一般的です。『窮鼠猫を咬む』というように弱者はギリギリまで追い詰められないと強者に刃向うことはほとんどありえません。国家間についてもそうです。アメリカは経済的にも軍事的にも最強の国家ですから世界一危険な国です。戦争中毒とも揶揄されています。朝鮮は経済的にも弱国ですし、核保有国といっても数発ですから、アメリカとまともに戦争などできるわけがありません。ですから、アメリカや日本が『北朝鮮は脅威だ!』などというのは『オオカミがヒツジを脅威だ!』というのと同じように噴飯モノです。脅威に見えるのはそれなりの理由があるからです。ですから日朝、米朝の問題は日本やアメリカが悪者だと検討をつけることが重要ですし、よく調べて考察すればそのようになっています。
さらに、『誰が得をするか?』という視点も大切です。悪事を働く人たちは金儲けが目的であることが多いからです。あるいは国家間では、経済的利権や軍事的利権の確保のために紛争や戦争が起きることが圧倒的に多いのです。それに『良いことと都合が良いことはめったに合致しない』ということも知っておくとよいでしょう。
もう一つ重要な視点は、『歴史的、社会的に見てありそうもないことが起こったときは、あやしい』ということです。悪事を働く人間というのは、決定的な証拠を出されてぐうの音もでなくならないと、犯罪は認めないものです。とくに権力者はそうですね。韓国は日本で金大中氏を拉致したことは明らかですが、韓国政府は現在でも拉致を認めていません。日本だって植民地支配はいいことをやったとか従軍慰安婦は娼婦だとか強制連行はなかった、南京大虐殺はウソだ、アジアを解放するために戦ったなどといって戦争犯罪を誤魔化そうとしてますよね。侵略と植民地支配で2000万のアジアの無辜の人々を虐殺した巨悪の戦争犯罪の最高責任者裕仁は、敗戦後に自分の特大の戦争犯罪をすべて東条英機らA級戦犯になすりつけ、国民を騙して『平和国家の象徴』になっちゃいましたよね。そればかりか戦後に戦争責任について問われると、『そのような文学的なことはわからない』といってとぼけ、原爆投下について問われると、『原爆はやむを得なかった』って言い放ちましたよね。本物の悪者というのはこうゆう調子です。
朝鮮の金正日総書記が『はい、拉致しました』と言って5人の拉致被害者が生きて出てくるようなことは歴史的に見て常識的に考えてもおかしい、帽子からうさぎが飛び出してきたのと同じだと考えるべきです。こうゆうのは必ずウラがあるとみるべきなのです。本物の悪者でしたら殺して処分してしまえば絶対にバレることはありませんから。
以上のような視点をもって思考していくことが大切です。
最後に超一流の知識人に学ぶことが大切です。世界最高の知識人、『知の巨人』といわれるりょむスキー(Noam Chomsky)の意見は非常に参考になりますし、多くの書物が出ています。北朝鮮の世界的権威といわれている和田春樹東大名誉教授、Bruce CummingやGaban MaCormakの書物も参考になります。
チョムスキー著『メディア・コントロール(集英社新書)』はナチスの手口を学ぶのにとても参考になる本です。
過去十数年間の北朝鮮報道を振り返って考えてみてください。1998年のテポドン騒動ではまるで日本がミサイル攻撃を受けるような大騒ぎをやりましたよね。日本上空すれすれをミサイルが飛んできて日本が攻撃されるような印象操作をやって恐怖を煽る。最近では自衛隊のミサイル迎撃システムまで導入して危機感を煽る。実際は人工衛星で日本の上空500Km以上の宇宙空間を飛んでいるので領空侵犯でもなんでもなくて、迎撃することなど不可能です。核問題や拉致問題だって毎日毎日、テポドン発射や軍事演習、不気味にはためく北朝鮮の旗を放映して恐怖を煽っておいて歪曲報道する。とにかくNHKが毎回トップニュースで年間1000回以上報道するのですから、これはもう『鬼畜米英』と同じで正気の沙汰ではありません。ナチスの手口そのものです。情報操作して国民を洗脳しているのだということに気づかないといけません。
『拉致』→『犯罪』→『北朝鮮は悪者だ!』というような脊髄反射で判断して固定観念を植え付けられ思考停止状態になるのは危険でナチスの手口に嵌ってしまいます。