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福生山 自生院 櫟野寺 天台宗 『いちいの観音』
撮影地:滋賀県甲賀市甲賀町櫟野
本堂
内陣
Nikon D800・Ai AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm F2.8 IF-ED
福生山自性院櫟野寺(いちいの観音)は桓武天皇の延暦十一年に比叡山の開祖伝教大師様が根本中堂の用材を得る為に甲賀郡杣庄おいでにまりました時、霊夢を感じて此の地の櫟の生樹に一刀三礼の下彫刻安置されました。日本最大坐仏十一面観音菩薩がご本尊様です。(世に生えぬきの観音様と称されております。)
その後、延暦二十一年鈴鹿山の山賊追討に当たり、杣ケ谷を櫟野まで登られた坂上田村麻呂公は、当地鎮座の櫟野観音さまに祈られその御力により鈴鹿山の群賊を平定することが出来たのであります。(鈴鹿山の鬼退治と伝わる)それ故将軍は当寺を祈願寺と定め、大同元年七堂伽藍を建立、永く当山守護の為に自ら等身の毘沙門天の尊像を彫刻、そして家来に命じて国技の相撲を奉納、是が現在まで継続しております大会式十月十八日の奉納相撲なのであります。 当寺は、天台宗総本山延暦寺の末寺で、往古は甲賀六大寺の筆頭と云われ、この地方の天台文化の中心寺院であり、広大な境内地を有し、その末寺には阿弥陀寺(櫟野)・仏生寺(神)・常楽寺・地蔵寺(櫟野)・成道寺(櫟野)・安国寺(櫟野)・詮住寺(櫟野)など数々の坊がありましたが、年月不詳荒廃に帰したのであります。(転宗、合併し一部現存) 御本尊「十一面観世音菩薩」が33年に一度の大開帳だったが到着時間が遅かったので拝観できませんでした。
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櫟野寺はイチイノデラともラクヤジともいう。その名に背かず、境内には、樹齢千年と称する櫟がそびえ、そのかたわらに、見たこともないような大木の槙も立っている。案内を乞うと、いかにもこういう寺にふさわしい朴訥(ぼくとつ)なお坊さんが現われ、宝物殿の扉を開いて下さった。
白洲正子『かくれ里』より |
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2018年12月04日
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