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菅浦をゆく 1
撮影地:滋賀県長浜市西浅井町菅浦
四足門
集落の入口(西側)には「四足門」と言われる茅葺きの門があり、村の出入りを監視する要害の門、今で言う関所の役目を果たしていた門だ。また別名を「四方門」とも呼ばれ近年までは東西南北(現存するのは東西の二箇所のみ)の集落入口に設置され集落内を明確にしていた。この四足門は菅浦に残された文書から中世後期からすでに存在していたことが確認されている。
Nikon D300・AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
集落は1時間足らずで1周できてしまう。前はびわ湖、後ろは山。田畑を耕す土地が少ないため、石垣を積んだ防波堤の上の小さなスペースに野菜や果樹を植えている。生きるための知恵だ。今も土地は個人の所有物ではなく、菅浦の財産だという意識が強い。09年現在76戸。この1000年の間、平均100戸前後を推移しており、これは昔から跡取り以外はよその地へ…土地を売買するのは集落内で、引っ越しは村の中で家を交換する家移りで、という決まり事を守ってきたからだといわれている。
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街並み
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今井町をゆく 2
撮影地:奈良県橿原市今井町
Nikon D300・AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
古い町並みが保存されている地区は日本各地にありますが、今井町は江戸時代に「環濠集落」が当時の姿に近いまま保存されているだけではなく、今でも実際に人が住んでいる珍しい地域です。古都・奈良の中にあってはそれほどスポットライトを浴びることも少ない存在なのですが、散策しているとなかなかの風情が味わるのです。
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今井町をゆく 1
撮影地:奈良県橿原市今井町
Nikon D300・AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
称念寺を中心とした寺内町今井は完全な城塞都市で、江戸時代初期の概略を考えると、東西600m、南北310m、周囲には環濠土居を築いた戸数1100 軒、人口約4,000数百人を擁する財力豊かな町であった。町割は西、南、東、北、新、今の六町に分かれ、9つの門からは木橋を通って濠を渡り、外部の道路と連結している。内部の道路で見通しのきくものはなく、ほとんどが一度屈折させてある。これは、敵の侵入に備えて、その遠見、見通し、弓矢・鉄砲の射通しを不可能にしたものであった。これらは当初、軍事目的のためにつくられたものであるが、江戸時代中頃は富裕な商人の生命、財産等を外部から守るというものに変貌した。
現在も、今井町の大半の民家が江戸時代以来の伝統様式を保っており、しかも慶安3年(1650)の今西家をはじめ、すぐれた民家が数多く建ち並び、今なお、町全体が戦国時代にできた寺内町の歴史の重さをずっしりと感じさせている。 |
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五條新町をゆく 2
撮影地:奈良県五條市新町
Nikon D300・AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
五條市の古い町並みは、主に通称「新町通(しんまちどおり)」と呼ばれる旧紀州街道沿いにあります。昭和50年(1975)の調査では、江戸時代の建物が77棟、明治時代の建物が19棟確認されております。
この調査報告書「五條−町並調査の記録−」奈良国立文化財研究所(1977年)によれば、五條の町並みの特徴は、木造の瓦葺きで、軒裏や2階壁面を厚く漆喰で塗り込め、むしこ窓をあけ、1階は木格子やスリアゲ戸あるいはシトミ戸を用い、塗り込めにはしないが全体的に重厚な建築であるとされています。
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五條新町をゆく 1
撮影地:奈良県五條市新町
Nikon D300・AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
五條市が生まれたのは、今から約400年前、関ヶ原の戦いの後、江戸幕府が成立してすぐの頃にさかのぼります。慶長13(1608)年に、城作りや町づくりに秀でた松倉重政が城下町として建設したのが五條新町の町並みです。
五條の歴史と共に発展した新町には、様々な年代に代表される建築様式が残されています。その歴史的景観は国内でも有数の貴重なものです。 |



