されど 花!

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シクラメン

まずは、年末の代表的な鉢 ”シクラメン ”からです!

科名 サクラソウ科 属名 シクラメン属
性状 多年草(球根性) 用途 小〜中鉢
原産地 中近東、東地中海地方

特徴 年末を飾る鉢花の王様です。赤い花びらが上方に反りかえって咲く姿が篝火(かがりび)に
似ているので、カガリビバナといいます。現在では品種改良が進んで、花色は赤、ピンク、白
から複色まで大変に豊富になっています。原産地では夏に葉が落ちて、地下茎の太った球根で
休眠し、秋以後に生育し開花します。花芽は葉腋にできるので、葉1枚に花芽が1つできます。

シクラメンの管理方法

購入株の管理
【購入時の株の選び方】 花、蕾や葉が多く、よく締まった生育をし、病害虫のついていない株を
選びます。
【置き場所】 観賞時は明るい涼しい室内に置きます。日照不足、空気の乾燥などは日持ちを悪く
します。暖房器の近くに置くのは厳禁です。寒さにはにはかなり弱く、2℃程度まで は大丈夫です。
【水やり】 鉢土の表面が乾いてから十分に水を与えます。水が多過ぎると根腐れを起こし、逆に
乾きすぎるとすぐに萎れます。萎れた場合はすぐに十分に水を与え、蒸散を少なくす
るために新聞紙などで周囲を囲ってやると回復してきます。
 底面吸水鉢の場合は底皿の水を切らさないようにします。ただし、たまには土の表面
からも水を与えるのが無難でしょう。

【開花中の管理】 咲き終った花は、花茎ごと抜き取ります。蕾や花茎にカビがついて腐る症状があ
れば、これは灰色カビ病ですから、見つけ次第抜き取ります。また、液肥の
1000倍液を月1回程度与えるとよいでしょう。
【開花後株の管理】 花後も普通に管理して夏越すれば来年も花が楽しめます。しかし、暑さに弱い
植物ですから株が弱ってくる場合が多いのです。その場合は水を全く与えない で、鉢のまま乾燥させて休眠状態で夏越しします。夏の間は通風がよい涼しい日陰で、雨の当たらない場所に置きます。秋に球根から新芽が伸び始める9月下旬ごろに、土を少しほぐして一回り大きな鉢に植え替えます。そして、水やりを始めます。花は少し遅れますが、豪華な大鉢に仕上げることができます。


苗からの育て方
【栽培場所】 冷涼な気候を好み、30℃を越すと生育が急速に衰えるので、夏は戸外の涼しい半日陰
の場所に、他の季節は、日当たりのよい場所に置きます。雨に当てないのが原則です。
【殖やし方】 殖やすのは種まきで、適期は十月ごろです。園芸箱か浅鉢に、排水と保水性のよい清
潔な土を入れて、よく押さえて均します。そして、3cm間隔でたねを播き、川砂か同 じ土で、薄く覆土します。それから、底から充分に水を吸わせ、全体を黒いビニールで密閉し発芽するまで、涼しい室内に置きます。発芽まで30〜35日くらいかかります。
この間ほとんど乾かないはずですが、ときどき点検して、乾いておれば水をやります。
発芽すれば、日当たりのよい場所に移します。 
【植え替え】 葉が3〜4枚になる2〜3月に3号ポットに植え替えます。さらに、4月ごろに4号
ポットに、6月または9月ごろに5号鉢に植え替えます。真夏は植え替えを避けます。
また、用土は清潔な排水性、保水性のよいものを用います。専用の市販品がよいでしょ う。
【肥料】 冬の間は月1回、4月以後は月に2〜3回の割合で液肥の1000倍液を与えます。
ただし、真夏はやや少なめとします。

                    -- 米村浩次の花の世界 -- より抜粋

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