されど 花!

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ちょっとコラム

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花に魅せられて、花への想いを辛口も交えて綴っています。
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 全国どこへでも宅配OK!送料無料!等のお花屋さんのサイトを沢山見かける。
皆さんはどう思いますか?出前のお寿司をとるのに遠く離れたところへ電話をかけるだろうか・・・
ラーメンを何時間もかけた遠くの町へお願いするのだろうか?  

   お花は生ものと同じで鮮度が命なんです!

10日間もつお花の場合、それは生産者が出荷した時点でカウントダウンは始まっているのです。
だから、鮮度の良いうちにお客様に渡っていかなければ それだけお花を楽しめる時間が短くなるっ
ていう事で、とっても簡単な話しでちょっと考えれば誰だって判りますよね、こんな事。
だから、
「うちのお花は鮮度は悪いがデザインは最高です!」
「花持ちはそこそこ、値段はまあまあ!」
こんなPRをするお店があるはずないけど、全国どこへでも当店のお花が送れます!と謳っているの
は同じ事なんです。まして市内配達無料は今の御時勢で、サービスとして当店でもやっている事だけ
ど、全国一律無料は、それこそありえない話しです。
商品価格に必要経費を乗せているだけの事です。
我々も商売として、当然利益を追求しなければなりません。来店されるお客様と同じ商品を同じ価格
で、運送屋さんの経費を負担して、まして鮮度を落とさずに・・・出来る訳がないのです。
決して、通販が悪いというのではなく(実際、自分でも通販はよく利用しています)お花のギフトに
関しての話しですよ。

そんな訳で、遠くの町への配達は、花キューピットで近くのお花屋さんからお届けさせて戴いてます。
とっても便利になった今の時代だから、落とし穴もあるんです。大事なお金は上手に使いましょうね。

 
 もうすぐ敬老の日がやってくる。そして秋のお彼岸と・・・
当然のことながら、我々の仕事は普段よりも忙しくなっていく訳だが、1年の中で例えばクリスマス
や年末、春のお彼岸に夏のお盆、そして最も忙しさがピークに達する母の日等々・・・そんな、花屋が
忙しくなる行事を ”物日”と呼んでいる。
生花市場は、活気でにぎあいそれは簡単にいえば、仕入れ値も上がり入荷量の少ない花に関していえ
ば、完全に相場が壊れてしまう。
でも、それをそのまま売価に転嫁する事も儘ならず、「うーん、幾らで売れば良いんだろう・・」と
悩むこともしばしば!同じ種類の花でも、生産者の違いによって品質が大きく異なるし、天候に大き
く左右されるのも事実だ。
つまり、昨年の売り上げのデータがそのまま今年に生かされないところが実に難しい。
お店で売っていく商品内容(花束・アレンジのデザインや使う花の種類)も変わっていくのだから、
ある程度は、長年やってきた勘に頼るしかないのかも・・・それにしても、今年は実力以上に沢山仕
入れてしまったのかも? 取りあえず、こんな書き込みをしている場合ではなく、明日に備えて体を
休めた方が良いようで、このホームページから御注文をして下さったお客様には、愚痴っぽくなって
しまったけれど、ご安心下さい。素敵な商品をお届けします。   
                                                                                      オーナーより

 以前読んだ新聞で(確か農業新聞だったと思うが)、農業衰退の原因についての記事だった。
「生産者と消費者の交流がなくなったことが全てだ・・・」
今、花の流通についても同じ事が言えるのではないだろうか?花の生産量の80%が市場に卸されて
花店は同じ土俵の上で仕入れをする。(厳密にいえば変わってきている部分もあるが、ややこしくなる
ので取りあえず無視して)その中で我々花店は、使い勝手の良さ、日持ちを見極め、かつ消費者の声
を聞くこととなるが、それを生産者に伝えるルートが確立されていない。
分かりやすく言えば、一番耳を傾けなくてはならない筈の消費者の要望を無視して生産し続けている
といっても過言ではないだろう。
間にたつ、市場と花店の責任も重大だ。年に何度か農協関係のフラワーデザイン講習会に呼ばれて
お話しをさせていただく機会もあるが、もっともっとグローバルに捕らえていかなければ、農業衰退が
花業界全体の衰退に繋がっていくのは必至だと思う。
勿論、全てが・・・というつもりもないし、実践している地域もある。

 一世帯当たりの年間切花消費量は、12,000円弱で長い事推移している。これを多いと考えるの
か少ないと思うのかは個人差があるにせよ、ホームユースつまり、玄関や、食卓テーブル等に飾られ
る切花の量は欧米に比べて圧倒的に低い原因について真剣に取り組むのは 個々の花店でやっても
限界があるということだ。

 道花連という北海道のお花屋さんが加盟している組織がある。全道の500件ほどの会員・仲間で構
成されている。
もちろん、加盟するもしないも個店の自由であり、また、束縛されるものであってならないのは、どの業
界の組織においても同じであろう。
大事な事は所属する組織に対する考え方なんだと思う。
会費を払っているのだから、それに対しての見返りを・・・なんていう利己主義では成り立っていくはずも
ない。
問題はどのようにして育てていくかであって、それに対して自分がどう関わっていくかなんだと思う。
どの業界の中にいる一企業であっても、自分の店・会社を第一に考えなければならないのは当然ではあるが、業界全体の発展なくして個店だけが大きく成長するには限りがあるのは明白だ。
まして、我々が扱っている商品が決定的に違っているのは、一般的に考えて生活必需品ではない事だ。
それでも、一輪の花を飾りたいというお客様が来られた時、そしてお花を見ている時の表情は、本当に
優しい顔をされている。そんな消費者を裏切らない為にも、我々がなすべき事を一個店で考えるのでは
なく、業界全体で模索する必要があるのだと思う。
是非、道花連に所属する会員が読まれたなら、もう一度一緒に考えて欲しい。
また、道内の加盟していないお花屋さんが読まれたのなら、我々の仲間となってこの素敵な、夢を売る
商売の未来を見つめなおそう。
それは、まだまだお花屋さんになりたいという子供達がいっぱいいる、今なんだと思う。

 
 たまにお花屋さん同士の会話の中にも出てくる話だが、”花” を扱うお店が昔と今では大きく変わっ
てきているという事実。皆さんもご存知の通り、スーパー・ホームセンター等の量販店。
所詮スーパーはスーパー・・・と、侮れなくなってきているのも事実。何よりも、売価が違う。
確かに、バラは細いし花弁の巻数も少ない。スプレー系(枝咲きになっている花です)はリン数も違っ
ている。
当然と言えば当然の事。同じ商品を安く売られたのでは、花屋がやっていける筈もない。確かに無人店
舗で販売するのと、店員を常駐しなければならない普通の小売店とでは、一番に人件費が大きく違って
いる。配達経費もかからない。
立場を変えてみれば、秀品の切花を求めるのではなく、ギフトでもない、少しの間飾るだけのものなら、
量販店の花も、使い道としては十分だと思う時がある。稽古花としても使えるだろう。
実際、お店に来られるお客様にも ”量販店のお花の使い方”を説明する時もある。
自分の店のお花が "No.1" だと言って、他所での商売を批判するつもりは毛頭ない。
それこそ不親切というものだろう。
使い分けは大いに結構。何故なら、自分がお花以外で(当然ですが)買い物をする時にも同じ事(使い
分け)をやっているからだ。
最初の話に戻るが、会話の後に「昔は良かった・・お花が売れない・・」と悲観的に話す同業者もいる。
観点を変えれば、量販店がお花を売ってくれるのは、お花の魅力のPRとしてとっても良い事だと思う
し、生活の一部としてどんどんホームユースのお花が増えれば良いとも思っている。だから、価格勝負
で勝とうなんて思わない事だ。
品質の良いものと品揃え・・だからこの価格なんだと理解してもらえるコミュニケーション。
当然と言えばそれまでだけど! 
食卓テーブルに、リビングに、癒しの空間とゆとりを少しでも一般の方に持っていただく機会を作って戴
いてると考えれば良い。
そこから後は花屋次第だと思う。量販店では出来ないサービスを打ち出せば良い。何と言っても、お花
を良く知っている事と、素材のお花を商品として作り上げる技術。
これは、どんなに頑張っても無人の量販店では不可能な事。
色々な業種の小売店、路面店が閉じていく中で、唯一まだ頑張っていける商売が花屋なのは、そこに
あるのでは・・・

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