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9年前の参院選で橋本政権が崩壊したとき、公明党は野党でした。小渕政権下で与党の一角に食い込んだ公明党。今や、公明党の支持団体なしに自民党が政権維持を続けることは不可能になりました。
それでも、自民党が政権を維持するには不十分な状況になりつつあります。従来の支持基盤が弱体化しました。農業団体、建設業界等は、地方切り捨て政治の中で、これまで通りの働きが期待できません。地方議員も、市町村合併の影響で定数が大幅に減り、支柱たり得なくなっています。
そうした中で自民党が目を付ける有力組織が、労働組合です。昨年11月の沖縄県知事選挙では、優勢と見られていた野党の統一候補が敗れました。この選挙における与党側の戦いが、これからの政治の先取りになるかもしれません。
以下、森田実氏のHPより。
【2007.1.2 森田実の言わねばならぬ[07年版・2] 】
平和・自立・調和の日本をつくるために【1】
<2007年の課題は、選挙を通じて政治の流れを変えることにある>
[反「自民・公明=創価学会」勢力を総結集して、安倍自公連立政権の独裁政治を止めなければならない]
(略)
日本が平和に生き、日本が格差なき繁栄を実現するためには、政権交代を実現し、民主党を中心とする野党連立政権を樹立する必要がある。自公連立政権は独裁化している。日本にはもはや政権交代を達成する以外に、平和・自立・調和・繁栄の国として生きていく方法はないのである。
政権交代を実現するためには「反自公」の国民大連合をつくる必要がある。とくに大切なことは野党協力を実現することである。まず「民主・社民・国民新党」の3党協力を実現し、その上で共産党とも部分協力の道を探るのがよいと思う。
第二に、国民レベルの「反自公国民連合」を結成にあたってカギを握るのは労働組合である。労働組合はいま自信喪失状況にあるが、労働組合本来の責務を果たすべきである。労働組合は経営者から自立して「わが道」を進むことができるか否かが問われている。
昨年11月19日の沖縄県知事選で勝敗を分けたのは、沖縄にあって強大な民間労組の去就だった――と沖縄で知事選を戦った民主党幹部は語っている。ある自民党幹部は「われわれが勝利できたのは労働組合のおかげです」と語っているという。民主党の大幹部は「ある巨大労組が自公の味方になって、非常に熱心に選挙運動をした。経営者に口説かれて協力したのだが、あんなに熱心に頑張られてはたまらない。労働組合なのだから、あれほど熱心に自公推薦候補の当選のために尽くさなくてもよいのに…と言いたくなる」と語った。
沖縄県知事選では、電力関係組合と一部の旧民社党系民間労組が、民主党など野党が推す候補ではなく、自民・公明側の候補のために働いた。労働組合がこのような野党に対する裏切り的行為をしているようでは、政権交代は夢のまた夢である。利敵行為を行った一部労働組合に対して猛省を促したい。今後は小沢一郎民主党代表の戦略に協力すべきである。
政権交代を実現するためには、労働組合は民主党など野党とともに進まなければならない。労働組合よ、覚醒せよ! 奮起せよ! 裏切るな!
(コメント)
民主党=労組という見方をしている人がいるとすれば、頭が古いと申し上げざるを得ません。政権を一時失った自民党が社会党を抱き込んで政権復帰を果たした経緯に鑑みれば、何があっても不思議ではありません。「何でもあり」の自民党。長期政権維持のための壮大な仕掛けが出来上がりつつあると考えておくべきです。
政権交代のリスクを避けたいと考える人は、異分子を抱え込んでも、従来の支配体制が継続することを望みます。他方、従来の自民党政治には反対であっても、自分たちの意見が通るのであれば、政権の中に入って活躍することの方が現実的であると考える人もいます。
そうした人たちの思惑が合致すれば、自民党・公明党・「一部労組」の支配体制が出来上がっても、何ら不思議ではありません。今夏の参院選の結果如何では、大幅な「組み替え」が起きると思います。既成政党の枠組み変更も含めての話です。
そういう組み替えが与党に有利に作用するかどうかは不明です。民主党サイドから見ると、大きなフロンティアが開けてくるのではないでしょうか。自民党支配が崩れつつある中で、幕末に見られた「公武合体」のような、体制再構築のための様々な試みがなされることになります。これに対して、民主党が「フロンティア」を開拓できるのかどうか。予断を許さない政治情勢になってきます。
《独言》
民主党は、一度「丸裸」になった方が、強い政党になれます。右顧左眄しない強い指針を打ち出し、国民にアピールする。本当はそういう政治が期待されているのだと思います。
現実に当選しなければならない現職たちは、そんなリスキーな選択はしたくありません。目の前にいる支持者を無視して政治を行うことができないのが政治家です。しかしながら、自民党の方が「進化」するとなれば、否応なく変化に対応せざるを得なくなります。
「足し算」で生きるのか、「掛け算」で生きるのか。自民党は、「足し算」を選択します。小泉純一郎以外に、自民党で「掛け算」の政治ができるリーダーはいません。それも1回限りの「騙し」。
民主党は、いずれ「掛け算」を学ばざるを得なくなります。これまで「風頼み」と言われてきた話とは、少し違う展開になります。ムードではなく、理念協賛型の個人の集積であって、それがネットワーク社会では「掛け算」ないしは「累乗」の展開になります。
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世界のほとんどの国が 宗教を背景にして国家がなりたっています。日本もいよいよ表面的には 排他的な一部の仏教教義に基づいた国家の様相をもって やっと仲間入りしそうです。←現実には閉鎖的宗教集団故に恐ろしい。かつ既に一部では小規模に利権集団化しつつあるのも現実です。
2007/1/4(木) 午前 2:57 [ 桜の花 ]
宗教団体の政治活動は自由です。しかし、宗教団体と政党とが、「ほぼイコール」ということであってはならないと思います。
2007/1/4(木) 午前 9:36 [ 弘法大師の孫 ]