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舛添さんは「せこい」のなんのと叩かれまくりましたが、彼に言わせれば、「みんなやっていることじゃないか。なんで俺だけが・・」ということになるのだと思われます。
確かに舛添氏は他者がやっていることを模倣しただけなのでしょう。だからと言って、それで免責されることはあり得ないのですが、「他者」の問題は看過できません。
「他者」の中には政治家もいれば官僚もいます。
特に財務官僚は国家財政の危機を喧伝し、消費税を上げないと財政が破たんするという論調を政治家や国民に吹き込みます。ところがその反面、彼らは「省益」には敏感かつ熱心です。他の省庁も同様ですが、自分たちの植民地である天下り組織を充実させ増殖させることに熱心に取り組んでいます。
舛添氏や彼ら官僚の共通点は、自分の金は慎重に使うが他人の金(税金など)は気楽に使えるという卑しい心根があるということです。他人の金は少なくとも自分の金以上に慎重に使う(善良なる管理者としての注意義務)必要があるのに、そのことには至って無頓着なのです。国家財政が本当に破綻寸前なのなら、天下り組織全廃が先行されなければなりません。そうでないところを見ると、「国家財政の破綻」が嘘なのか、自分が荒稼ぎできれば後はどうでもいいと考えているのか、どちらかではないでしょうか。
他人の金を自分の金と同じか、それ以上に慎重に扱ってもらえる。
そのことに対する政治家と官僚への信頼確保が消費税値上げの前提だと思われます。
なお、舛添問題の陰で、賄賂をもらった疑いが濃厚な政治家が東京地検のお目こぼしをいただいた件についての報道が隠れてしまいました。このことは残念です。
典型的な「越後屋、その方も悪よのう、はっはっはっ」という事件でしたが・・
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