かつては地域の活性化のモデル事業のお手本にも挙げられ、テレビの全国版などでの紹介もよくあり、その知名度、集客力も相当なものでしたが、16回を迎えた今ではその勢いに陰りも見えてきています。
その要因の一つが鞆のひな祭りの最大の特徴でもあった住民主体のお雛様の展示、町家にお雛様を飾っていた参加住民の高齢化です。
商店ではない町家にお雛様を飾るところがほとんどない時代に、鞆では他方に先駆けて商店ではない町家にも多くのお雛様を飾り鞆の古い町並みに映える鞆らしいひな祭りイベントを開催していましたが、年々押し寄せる住民の高齢化に展示する世帯がかなり減っているのが現実です。
また鞆に続けと各地でひな祭りのイベントも開催されるようになりました。
広島県内でも鞆と同時期に始めた宮島の他に上下、竹原、東城、三原など、また岡山県では倉敷、勝山、陣屋町足守町、新見市、湯郷、津山、高梁、備前片上などと地域間による競争も激化しています。
また最近は俗に言うインスタ映えする目玉を用意してひな祭りを開催する地域も出てきて多くの人を集めています。
そのような状況の中で、鞆のひな祭りを今後どうしてゆくか?
鞆のひな祭りの最大の特徴であった地域住民主体の展示が減っていく中で、どう魅力を発信していくか?
高齢化、過疎化、他地域との差別化など鞆のひな祭りの継続には様々なハードルが待っています。







