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もうそろそろ岐阜周辺でもソメイヨシノの開花の知らせが届きそうです。そんな春の使者、ソメイヨシノよりも一足先につくしが顔を出していました。

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岐阜県関市にて(3月17日)。春ですね〜。ちょうど食べごろですかね。

皆さんはつくしを山菜として食べますか?私は「はかま」を取るのが面倒なのであまり食べませんが、つくしも立派な山菜ですね。ところで、「つくし」と「スギナ」が同じ種類ということはご存知ですか?これ、結構知らない人もいるんじゃないですかね〜。

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「つくし」と「スギナ」が一緒にはえています。岐阜県関市にて(4月9日)。

「つくし」の標準和名はスギナです。「つくし」はスギナの胞子を飛ばすための茎で胞子茎(ほうしけい)と呼ばれます。そして、「つくし」が枯れた後に出てくる「スギナ」は光合成を行うための茎で栄養茎(えいようけい)と呼ばれます。スギナの栄養茎胞子茎が枯れる頃出てくるので、「つくし」と「スギナ」を同所的に見ることが少ないため(注意して見ていれば、一緒に生えている時期があります)、両者を別の植物と認識してしまう方がいらっしゃるんでしょうね。難しい用語はさておき、「つくし」と「スギナ」は同じ種類というのは覚えておいたほうがよいと思います。

スギナはトクサ科トクサ属の多年生のシダ植物で、日本全国に分布します。「つくし」、もしくは「スギナ」を見たことのない人はいないでしょう。路傍や耕作地周辺といった、人里にごく普通に生育していて、耕作地では結構迷惑な雑草になるかもしれませんね。ちなみにシダ植物の胞子は葉の裏面につくことが多いですが、スギナのように光合成をする茎や葉と、胞子をつける茎や葉が、全く形が異なるという種類も少しあります。このような種類は少ないですし、特徴的なので覚えやすい種類だと思います。

スギナの特徴は次の2点です。
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①胞子茎:胞子茎栄養茎は別で、胞子茎は春先に栄養茎よりも早く出現する、いわゆる「つくし」です。
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②栄養茎:茎は細く明るい緑色です。茎の節の部分にいわゆる「はかま」があり、この「はかま」がスギナの葉に該当するようです。葉の基部から10本前後の枝が出ます。枝の方にも節があり、最も基部側の緑色の一節の長さが、茎の葉の部分より長いのが特徴です。


スギナに似た植物なんて無さそうに見えますが、9種ほど類似種があります。ただ、路傍でごく普通に見る種類はスギナだけだと思います。河川敷や砂浜の乾燥地で少し大きなスギナに似た植物があれば、それはイヌドクサでしょう。


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イヌドクサは栄養茎と胞子茎の区別がなく、栄養茎の先端に胞子のうがつく。東京都青梅市にて(5月19日)。

イヌドクサは茎の節から出る枝が少なく、色が濃い緑色なのが特徴です。スギナに最も似ているのはイヌスギナだと思います。イヌスギナは湿地に生育し、枝の最基部の一節の長さが歯片より短い点が異なります。

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