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腕にミサンガをするようになったのは2005年シーズンの後半、9月頃だったと思う。
健太エスパルス最初の年、夏から低迷し、降格争いの圏内に入っていた頃、突然ミサンガをしようと思い立った。
その年は比較的アウェイのゲームにも積極的になってきた頃だった。そのとき思ったのは、
「例え、どんな結末が待っていようとも、目の前で結果を見守りたい」
それだけだった。日立台の裏天王山のゲームは忘れられない一戦となった。悔しい敗戦がいくつもあり、値千金の勝利があり、惜しい引き分けもあった。
多分、どの試合も参戦してよかったと思うし、あの時の苦しさがあるから今、頑張ることができる。
先日、さいたまスタジアムでの会話で、
「もう消滅危機とか、降格争いを知らないサポーターも増えたよね」
ってことが出てきた。自分の街のチームがなくなる・・・という危機感を乗り越え、ようやくたどり着いたステージ優勝の翌年からは、自分たちのチームの監督を自分たちで追い出すような歴史の繰り返し・・・
ぺリマン、ゼムノヴィッチ、大木さん、アントニーニョ、石崎さん・・・
ジュビロに普通に勝てなかった時期があった。そして笑われた時があった。
ガラガラの日本平スタジアムが当たり前だった時があった。
でも、それって、「ついこの間」のことなのだ。
今年、サテライトのダービーに0−4で破れたときにふと思ったのは、いつまた立場が逆転するかわからない・・・ということ。4位という成績が確定した今、
我々はついこの間の歴史を忘れて、ぜいたくになっているんじゃないか???
清水は決して「常勝軍団」じゃない。常に「チャレンジャーの気持ち」というのはこのブログでいつも言ってきたこと。プライドばかり高くて足元をしっかり固めなければまた歴史は繰り返されてしまう。
最終節、鹿島での闘いは難しい一戦になると思う。
この試合は「消化試合」なんかじゃない。鹿島を優勝させるわけにも、レッズにらくらくと優勝を決めさせるわけにもいかない。
ただ、清水の心意気、「常にチャレンジャー」で闘う。残り一試合のリーグ戦だからこそ、このゲームに天皇杯、来年のリーグ戦へつなげる選手たちの励みでありたい。
どんな時でもこの腕のミサンガはチームへの「忠誠の印」だ・・・
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