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12月30日、駒澤での開会式からスタートした高校サッカー選手権もいよいよ決勝戦
前橋育英vs.星稜、どちらも厳しい闘いを生き残ってきた同士
どちらが勝っても初優勝。タイトルへの渇望はどちらも強いはず。特に星稜は1年前にあと一歩のところで勝利が逃げていった悔しさから立ち上がりこのファイナルへ戻ってきた。
どちらも堅い守備が前提のチームだけに立ち上がりから落ち着いたスタート
前橋育英には鈴木→渡邊の代表ホットライン、星稜には左の藤島の突破と運動量豊富な攻撃陣のアタックっていう武器がある。
試合は前橋育英の意外なミスから動いた。
パスミスを拾われて慌てたGK、吉田のファウルでPKを与えてしまった。
これを前川優太が確実に決めて星稜がまず先制!!!
先制しても昨年の経験がある星稜はもちろん追加点を奪いに来る中、何度も前橋育英はそのスペースを突いてくる。渡邊が突破から何度か決定機をつくってみせる。どちらも「これでゲームは決まった」とは思っていない。
一進一退の展開で試合は後半へ。「やや星稜優位か???」と思ったゲームは後半に目まぐるしく動く。
後半立ち上がり8分、GKからの1本のパスがゴール前の決定機に繋がるとは!!!
24番、野口竜彦の振り向きざまのゴールで試合は振り出しに
ここで星稜に「1年前の悪夢」がよぎったのかもしれない。前半から必死に仕掛けていった渡邊凌磨がドリブルで持ち込み勝ち越しゴール!!!
星稜に1年前と同じようなダメージを与えることに成功した前橋育英。ただここでドラマは終わらない。
「もう決勝で負けるわけにはいかない」星稜の強い意志、ゲームを捨てるわけにはいかない選手たちも疲労はピークのはず。それでも星稜の選手の運動量は落ちないばかりかますます激しいアタックを仕掛けていくように見える。
右サイドを突破した大田賢生が上げたクロスを右サイドバックの原田が押し込み再びゲームは振り出し
ようやく流れの中でゴールを奪ったことで星稜が息を吹き返した。
これでゲームはまったくわからなくなった。お互い決定機をものにできない焦りと意地の張り合いで時間は刻々と経過していく。そして勝負は延長戦へ・・・
ここからは1つのミスが命取りになる。特に星稜はその怖さを昨年嫌というほど思い知らされているはずだし。。。。。。。。。
必死で勝負を決めにいく両チームの中で90分経っても運動量が落ちないストライカーがようやく目を覚ましたように強烈なゴールを決めてみせた。
背番号11番、森山泰希!!!
インパクトのある坊主頭のストライカーは準決勝でも、この試合でも必死に走ってチャンスをつくる献身的な動きをしていた。その力をようやく実らせた豪快なゴール!!!
これで前橋育英の方が一気に苦しくなった。星稜は「もう1点欲しい」ものの前橋育英の守りの隙を見せることができない。時間稼ぎのような形になりながらも前橋育英陣営でボールをキープしていたのは何かを狙っているからと感じていた中。
森山泰希の豪快なミドルが決まる!!!!これで前橋育英にとどめを刺した。
2点のリードでも星稜のDFに油断はない。しっかりと前橋育英の攻撃の芽を摘みゲームを終わらせる状態へ持っていく。もう同じ轍は絶対に踏まないっていう強い気持ちの下、110分の死闘は終わった。
星稜高校、悲願の全国制覇達成!!!
1年前の忘れ物を1年掛けて取り戻した。「監督の不在」っていう大きなハンディも乗り越えて一致団結した星稜はようやく王者として優勝旗を手にすることができた。
1年前、目の前でこぼれ落ちた栄光を確かめるように歓喜を爆発させる選手たち
この日ばかりは前橋育英以上に「優勝のみ」を狙っていた星稜の気迫が勝利に繋がったことは間違いない。ビッグチャンスはどちらにもあった中、星稜高校は1年前の悔しさを糧にチーム全体で闘い、とうとうその悪夢のような1年前を超えることができたんだから。
第93回高校サッカー選手権王者は石川県代表、星稜高校!!!
最後までよく守り、よく攻めチームは1年前の自分たちを超えてみせた。先輩たちの想い、応援してくれる人たちの想い、すべてを背負っての優勝を成し遂げた力に心から拍手を!!!
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2015年01月13日
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