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前半が終了したときに、近くから大声で、
「つまらないぞ!!」
という声が聞こえてきた。木曜日の香港とは、相手の実力も違えば、日本代表のメンバーも違う。
それでも横浜へ集まった人たちの要求は確実に大きく、そして贅沢になっている。だからこそこういった野次が飛ぶのだろうと考えるしかなかった。
この日のメンバーは、
GK:1 川島永嗣
DF:2 阿部勇樹、6 内田篤人→24 徳永悠平(後半20分)、12 岩政大樹、15 今野泰幸
MF:5 稲本潤一(Cap)→3 駒野友一(後半36分)、14 中村憲剛、20 本田圭佑、21 石川直宏→8 松井大輔(後半20分)、27 橋本英郎→16 大久保嘉人(後半20分)
FW:19 前田遼一→28 森本貴幸(後半11分)
サブ:23 山本海人、4 田中マルクス闘莉王、26 岩下敬輔、7 遠藤保仁、10 中村俊輔、13 佐藤寿人
闘莉王なり、俊輔なり、ヤットなりを投入すればもっと苦労しなかったのかもしれない。けれど、
今日、このメンバーで結果を出すこと
が今日のテーマだと思う。だからこそ、正直「つまらない」という声には怒りを感じた。
とうとう、先発の中に 本田圭佑の名前が入った。それならば、
スコットランド相手に結果を出すこと
それがこのゲームでできれば 有言実行ということになると思う。それだけ本田の動きは注目していた。
石川直宏はやはりスピード突破でスコットランド陣に斬り込む。
憲剛は今日のチームの核としてゲームを引張っていく。
内田のサイド突破は魅力そして、今日最高に効いていたのは、
今野泰幸
左サイドからの突破や攻守の切りかえ、更に石川との FC東京ホットラインも見せてくれた。それでも体格で優るスコットランドDF陣を崩せず、ゴールが遠く感じられる。
後半は開始直後は完全なスコットランドペース…次々に投入される選手たちの動きに圧倒されている感じ。
ようやくゲームが動いたのは意外な場面だった…
駒野が放ったクロスが相手DFに当たってのオウンゴールに!?
森本にボールを通さないために出した足でそのまま自軍ゴールへ吸い込まれた感じ。
しかし、 駒野のクロスの質は充分に高かったし、
相手のミスを誘発する攻撃
が世界に対するときの貴重な得点となるのかもしれない。
でも、これでいいのか???と言えば疑問。これがワールドカップなら 守備に徹することも選択肢の一つになるけれど、
強化のためのゲームで、安易に逃げに入っていいのか??よくないだろう??
期待に応えてくれたのは、今日の主役の一人である 本田圭佑だった。
試合終了まで残り少なくなった時間の中、ゴール前の混戦からこぼれ玉を押し込んだ!!
本田は 「結果にこだわる」「ゴールを狙う」等の発言を見事に実行してみせた。
※FKこそ外してしまったけれど…
2−0で日本勝利
この日に出場した選手で勝利したことの価値の大きさは重要だ。
今回は香港戦の直後でベンチ、またはベンチ登録もされなかった選手も多かった。それだけにこのメンバーで勝利できた意味、新たな力、新たなパワーで結果を出したゲームになったと思うのだ。
香港戦、そしてスコットランド戦を経て、きっと日本はもっともっとい強くなれるはず。
苦しいゲームをモノにするしぶとさを身につけた中、トーゴ戦でのメンバーが誰か?そして誰が飛び出すか?という楽しみが増えたような気がする。
もちろん、森本その他の新戦力ももっともっとチームにフィットしなくてはいけないという課題もあるけれど、それはこれからのお楽しみになるだろう。
最後まで、新横浜の夜は熱く燃えたものになったような気がする
日本代表の新たなパワーに拍手を!!そして、次のトーゴ戦も確実に勝利を!!
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