2006 ドイツワールドカップ

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その男、ジダン!!

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 その男、試合毎に輝きと存在感を増し、チームに力を与える。決してあせらず、どんな状況でもチームメイトを鼓舞し、まとまりをもたらせる。
 逆に対するチームは輝きを失い、自らのサッカーを見失い、方向性が見えなくなっていく。そして決まるシュートもネットをそれ、攻撃のパターンは次々に消えていく。ボールをいくら支配しようとその男の輝きによってゴールネットを揺らすことはできなくなる。
 準決勝、ポルトガルvs.フランス、勢いとプレーの激しさは明らかにポルトガルが上回っていたはずだ。クリスティアーノ・ロナウドのドリブル、フィーゴの存在感が攻撃サッカーを繰り広げていく。しかし、その男の落ち着いたPKで1点を失うとまるで方向性を見失っていった。それは名将フェリペ監督も同じだったのかもしれない。次々と投入される攻撃的な選手もちぐはぐな動きしかみせられず、最後はGKまでが攻め込んでくる状態。それは執念・・・というよりあせりでしかなかった。
 フランスはどうか?決してあせらない。その男に与えられた勇気と揺るぎない自信が力を与え、次々にピンチを切り抜けていく。そして迎えた90分。4分という長いロスタイムをも乗り切りファイナルへと駒を進めた。1人の男の自信溢れるプレーに支えられ、貴重な1点を守りきった。
 その男、ジダン。自らのファイナルを母国と自身の誇りを賭けてアズーリと立ち向かっていく。今、彼は伝説に向かってゆっくりと足を進めている。

 クリンスマン監督の率いるドイツの攻撃サッカーはまるでかつてヨーロッパ中を灰にした急降下爆撃機ストゥーカのようだ。バラックが中心となり、サイドからはラーム、シュナイダーが襲い掛かり、クローゼ、ポドルスキのコンビが狙っている。守備が修正され、守護神レーマンを抱えたストゥーカ達はアルゼンチンを下し、勢いに乗っていた.ホームのサポーターをも味方にし・・・
 アズーリたちも負けてはいない.伝統の守備にすばやい攻撃で一進一退の攻防は見ごたえがあった。しかし、ドイツイレブン+サポーター、さらにはポストとも戦わなければならなかった。そのくらい、今日のアズーリたちはゴールに嫌われていた。
「ひとつのミスが勝負を分ける」
といわれた一戦はPKを目前にして突然終わる。PK狙いのドイツとPKを嫌ったイタリア。グロッソのシュートはそれまで鉄壁だった、そしてPK戦でヒーローになることを予想していただろうレーマンの手をあざ笑うかのようにゴールに吸い込まれていった.あと数十cm、いやあと数cmの差で・・・ここでストゥーカたちの片翼はもげた。デルピエロの2点目はさらにとどめをさし、両翼がもげた。ストゥーカは墜ちていった・・・。
 さあ、アズーリたちはPKに泣いたアメリカのリベンジしか残っていない。相手はフランス、ポルトガル、どちらだ?

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 準々決勝のイングランドの敗退はあまりにも見ていて情けなかった。守りに入りすぎて延長も逃げ切りPK見え見えの状態。ルーニー退場も情けないが、せっかくのクラウチもひたすら自分たちのゴールへ向けてボールを蹴っている。孤立無援のクラウチを見ているとつくづくベッカムなしじゃ何もできないんだなと思った。これがサッカーの母国のプレーかとも思い情けなくなった。
 さあ、もうひとつの王国ブラジルは楽勝だろうと最初から思っていた。韓国とのリーグ戦でのよれよれぶりはとても「フランス優勝」何て言えるものではなかったし、ジダンも淋しく消えていくわけだ・・・と思った。しかし、ブラジルの様子が変だぞ?ガチガチ。アドリアーノが入るまで無理にFWやっていたような感じのするロナウジーニョも何かいつもと違う。ロナウドにスピード求めるのは無理としてもあまりにも攻撃がちぐはぐだ。でもどうせ持ち直すだろうと鷹をくくっていた。
 フランスはどうだろうか?ジダン中心にがっちりとまとまったプレーでブラジルをあせらせている。後半のジダンからアンリが決めたときにも
「ブラジルがぎりぎりで追いついて延長かな?疲れるなあ」
と思っていたのだ。しかし、フランスはブラジルに隙を与えない。みんながジダンと少しでも一緒にプレーしようとしている。そんな中でもジダンは淡々と自分のプレーを全うしようとしている。後半ラスト近くなっても仲間に「無理をするな」と指示を出しているくらいだ。
 そしてホイッスルが鳴ったとき、僕は泣いていた。自分の悲しみで泣いたときではなく、ジダンの勝利が胸に響いたのだ。サッカーの神様のプレゼントか?それともジダン自身がまるで神にでもなったかのような姿を見せている。こんなサッカー漫画のような展開があるのか?奇跡は起こるかもしれない。

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 ドイツvs.アルゼンチン、こんな最高なカード早すぎるよ。決勝・準決勝でもおかしくはない。前半は様子見か?しかし、選手たちの当たりがいつもよりもキツイのはやっぱり決勝トーナメントだからだろうな。ほんの一瞬のプレーが結果を左右することを彼らは知っている。
 後半、リケルメの上げたコーナーキックはアジャラの見事なヘッドでドイツゴールに突き刺さる。アルゼンチンの惚れ惚れするようなパスサッカーに魅せられてきた今大会の中でも最高に近い形のシュート!
終盤にリケルメ、クレスポを下げてまで逃げ切りに入ろうとするアルゼンチンに「ちょっと待った」をかけたのはサッカーの神様か?守護神のアボンダンシエリのリタイアなんていうアクシデントを起こしてくれる。簡単にはこんないい試合を終わらせたくないのかもしれない。
 攻め込むドイツはバラックからクローゼへとつなげて同点となった。やはり神様はゲームを見ていたいのだろう。バラックの足を奪うなんてハンデまで与えて、ますますゲームは混迷していく。神様はどちらにも公平にチャンスを与え、試練を与える。まるで自分の手のひらの上で選手たちを遊ばせているようだ。魅惑の120分が過ぎた時、とうとう神様は自分で勝利を決めることを投げ出してしまった。
「PKで自分たちで決めなさい。」
と・・・カーンがレーマンに声を掛けている。どちらも円陣を組んで必勝を誓う。結局選手たちはドイツの勝利という結果を生み出した。2発目をはずし、敗北を決めたカンビアッソは涙にくれる。しかし、この120分+αの時間は素晴らしいプレーにただ見惚れてしまうだけだった.サッカーの神様もこの至福の時間を手放したくなかったのだろう。
 勝ったのはドイツだが、素晴らしいゲームを作り上げた両国の選手たちは神様さえも悩ませ、ゲームを手放すことをさせなかった。そう考えると2つの国は神様に勝利したのかもしれない。

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 早寝して見たブラジルvsガーナ。いきなりロナウドのメモリアルゴ〜ル!!これでセレソンたちの頭の中には
「今日は何点取れるかな?」「日本相手にいい調整ができたぜ」
なんてことがよぎったのでは?しかし、その後の驚くような身体能力とスピードで攻めまくるガーナは主力を欠こうが、相手がブラジルだろうが関係ない。ただひたすらに攻めまくる。ブラジルの守護神ジダのスーパーセーブがなければ危なかったし、それだけ守備陣も慌てていたことがわかる。
 それだけに前半ロスタイムのアドリアーノが2点目を入れてくれたときはほっとしたことだろう。しかし、奴らは死なない。カードをもらおうが(まるでT田K幸並だ)ディフェンスに囲まれようが「俺たちは死なない」とばかりに立ち上がってくる。ゴールに向かって前のめりになっていく。決してただでは倒れない。さすがに3点目は力尽きたかの感じがしたが、ガーナのサッカーは「アストロ球団」や「サムライジャイアンツ」の世界だ。その精神力が王国を震え上がらせたのだと思う。さて、われらが(ニセ)サムライブルーにこの精神力があったかな?
 ガーナ、FIFAランキング48位。日本17位。ガーナの選手のほうが敗れても威風堂々という感じがしたのは僕だけだろうか?

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