キックオフ前から降り始めた雨は次第に激しくなり、この日の苦しい闘いを予想するような雰囲気になっていた。
鹿島への挑戦権を獲得するための直接対決!!
この8月最後の勝負が 今後のJの流れにとって重要なものになることは充分過ぎるくらいわかっている。
今日先発した矢島がいきなり高速ドリブルで攻め上がっている。今日は、マッチデーも矢島の日、しかも昨年まで清水の一員であったのだから負けるわけにはいかない。
※ただ、開始15分でその矢島が姿を消し、テセが出場することになったのはどちらにとっても大きな誤算だったと思うけれど…
スリッピ―なフィールドは、下手をすると判定に泣かされてしまう可能性が高くなってくる。
それだけにDF陣にも注意力が必要になってくる。
何度も危ない場面はあった
しかし、それを跳ね返すだけの気力も充実している。
勝負はいよいよ後半になってきた。川崎は素早く攻撃的なカードを切ってくる。
レナチーニョは要注意…
がっちりと固められた川崎のDF陣を突き破るために、
右から市川、左から太田が攻撃のきっかけを作る…
セットプレーのチャンスも、流れからの攻撃でもテルや兵働までがゴールを狙ってくる。ただ、この段階で何とかゴールを突き刺すきっかけが掴めていたものの、簡単には川崎のゴールは割ることができない。
パウロ、淳吾の投入で勝負に出る!!
決してデュフェンシブになりすぎず、確実に狙っていこうとする姿勢が見えてきたし、何よりも
パウロの積極的な攻撃参加を見せたこと
これも充分に新しい可能性を見せてくれたと思う。
残り時間、わずかな中で、
ようやくCKからの混戦を岩下が制した!!
ここで一気にたたみかけたい!!フロンターレを破ればナビスコカップへの勢いも一気に高まってくるのだ。
しかし…提示されたロスタイムは3分。青と黒に埋め尽くされた熱い声援を受けた相手の猛攻がここからは待っていた。
そして、FKのチャンスを憲剛から伊藤に決められ、同点に…
ここから何とかもう1点という気迫とプライドの闘いは続きながらも最後に清水の選手は崩れ落ちた…
まるで敗戦してしまったかのような雰囲気の清水の選手たち
しかし、試合が終わって、挨拶にやってきた選手たちへの声援は止まなかったし、これだけの ハードな闘いの中、お互いのプライドをぶつけ合った結果が1−1のイーブン。。。。。
「詰めが甘かった」と言えばそれまでかもしれない。しかし、激しい雨の中、選手も、ゴール裏も一体になって闘った90分。多くの課題を持ちながらも胸を張って帰れる内容だったと思うし、何よりも選手たちがこの結果を真剣に悔しいと感じていたことが伝わってきた。
だから、ナビスコカップの準決勝に進むために、このゲームは大きなターニングポイントになるかもしれない。
更に難しい闘いが続く中、最低限の勝点を持ち帰ることができた。「雨の等々力決戦」はお互いのプライドをかけた熱戦だったと感じている。
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