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2015年の開幕戦ではこんな結果になるとは思っていなかったし、何よりも自分が病院のテレビでその瞬間を見届けることになるとはますます想定の範囲外・・
ただ、自分の中で松本山雅戦は残留が消えるラストラインだった・・・
2週間のインターバルで開き直った闘いができれば違った結果になったのかもしれないけれど、2015年のエスパルスは最後まで同じ展開のゲームしかできないまま負の連鎖に飲み込まれてしまった。
開始4分でCKからハモンのヘッドで失点
今の疲れ切って追い詰められたエスパルスにこの1点がどれほど重く、厳しいものであるか・・・
残留のために必ず勝たなくてはいけない、そのプレッシャーの中で繋がらないパス、ゴールの前で簡単に潰される攻撃。単調な動きを読まれて冷静な守りを見せる仙台は「ここで確実に勝点3」っていう集中力を保ってプレーしていたと思う。
それだけ清水は見下されている
相手にとって怖くない相手っていうことを最後まで見せつけられた結果、元紀のゴールで勝利っていう物語は残念ながら夢でしかない・・・
クラブの歴史の中で避けることができなかった現実と考えるしかないのはわかっているけど悔しいな。。。
意地や気迫ではどうにもならない実力差だけど気持ちがなければ舞台に立つことすらできない。
呑み込まれてしまった清水は最後まで立ち直ることなく試練に屈してしまった。この現実から少しでも来シーズンの闘いに向けて光を見せられるかどうか・・・
2015.10.17 病院にて
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清水エスパルス2015
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「この試合に勝たなければ終わってしまう」「残留は完全になくなってしまう」ここから5戦、勝つことのみでしか掴み取ることができない「J1残留」の最終ライン・・・
0-1で試合終了のホイッスルが鳴ったとき、残留という言葉は消えた そう思っていい。
選手たちももうそのことは十分承知のはず。
考えてみれば絶好調で迎えたはずの今シーズン、松本山雅に敗れた3節から失速が始まった・・・
だからこそリベンジのためにも絶対に勝たなくちゃいけなかった。
ただ、どのくらいの恐怖を松本に与えられたんだろうか???
角田のオビナへの徹底マークは完全に相手の持ち味を消すことに成功した。
左サイドから攻守で切れ味のある動きを見せた鎌田の動きは光った。
厳しい粘りからボールを奪うウタカが必死で前線へボールを供給する。
それらの好材料はFKを与えたファウルとそこで失った浩太という存在で掻き消されてしまった。
岩上祐三のパーフェクトなFKが決まったことで暗く重い空気がピッチに漂い始めた。
こうなると清水の負の連鎖は止まらなくなってしまう。
「たった1点」が重い重い重圧となって選手たちにのしかかってくる。後半、なんとかセットプレーのチャンスを得たもののがっちりとゴール前を固められてしまった状態では清水の単調なボールは簡単に跳ね返されてしまう。
失点後、拓也が放ったミドルシュートみたいな積極性は完全に消えてしまった。
「誰か決めてくれ」と苦し紛れに出すボールを一体ゴール前でどんなミラクルを起こせば決められるのか???
選手たちが必死なのは伝わってくる。ただ同時にあまりにもメンタル面で自信を失い、サッカーが、試合が苦痛でしかなくなっている選手たちが追いつめられていることもわかるもん。。。。。
そして最下位という現実、プレッシャーに押しつぶされたような敗戦・・・
荒れるゴール裏の中で選手たちに容赦なくぶつけられる罵声以上に選手たちの強張った表情が余計に哀しい。
「もうやるしかない」っていう気持ちは誰もが持っているはずなのに・・・
山形が勝利したことでほぼ清水の降格は決定と言っていい
多分、アルウィンの恒例なんだろう、THE HIGH-LOWSの「日曜日よりの使者」が流れてきた。
あれ、こんなに哀しい曲だったかな????
「このままどこか遠くへ連れてってくれないか」そしてやってきたアルウィンという地で待っていたのは予想を遥かに超えるような哀しみだった。
残った試合で何を見せられるのか???何ができるのか???そんな未来のことすら考えられない気持ちで聴いていた歌は余計に哀しみを体中にあふれさせるのみだった・・・
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いよいよ松本山雅戦が間もなくキックオフ
やるしかないし、ここから生き残るための闘いに全力尽くすこと。 敵は松本山雅以上に自分たち。 さあ、全力でいこう!!! |
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土曜日に広島に敗れたことでエスパルスは再び最下位に・・・
ここまで来た限り「残留」という言葉は遥か彼方に行ってしまったなあと改めて感じています。天皇杯で藤枝に敗れたときにも感じた予感が日々現実味を帯びてきたなあと・・・
昨年は土壇場で残留を手にすることができたものの今年に関しては冷静に覚悟を決めている自分もいます。
本当に去年はラッキーだったのだと思うばかり。
来シーズン、下のカテゴリーになるのかもしれない。それでも清水エスパルスっていうチームがこのあと50年、100年と歴史を刻むクラブになるための試練としてこういう時期が来ているんだろうと思うしかない。
本当に最悪な道はチームが街から消滅してしまうこと
昨年、あるイベントで尋ねられたことがあるのですが、
「清水がJ2やJ3のチームになったとしても愛せるのか???」と。
そのときにはそんなことは思ってもいなかったとはいえ、「清水は一度消滅危機経験しているから・・・」と思えばカテゴリーが下がることよりもいチームがなくなる方がつらいこと。
ある日突然自分の故郷にプロサッカーチームができる
そう聞いたときには「そんな簡単にうまくいくわけないよな???」と半信半疑だったし、Jリーグブームの時にもこの状態が本当に続くのか不安であったのも確か。
そしてやって来たチームが消えるかもしれないって揺れた1997年の秋
自分もJリーグブームがようやく落ち着いて来た中で、とても満員とはいえないスタジアムの中、選手たちの活躍を見ることが楽しく、Jリーグがある生活っていう幸せを噛み締め始めた時期にやってきた試練・・・
真面目にあれ以上最悪の危機はなかったと思う。
清水エスパルスがあることで、自分の街に誇りを持てる、自分たちの選手に声援を贈ることができる、恐ろしい敵と言うべき選手たちを見ることができる、そしてたくさんの仲間たちとそれを分ち合える。
どんなときでも清水エスパルスがそばにある生活があれば・・・
「オリジナル10だから」「サッカーどころだから」「J1じゃなければ」・・・etc.いろんな声はあると思うんだけれど愛するチームと共に歩む生活があれば本当に自分は何もいらない。
悔しいことや哀しいことの方が多いけれど、その分うれしいことも少ないけれどあるんだよと。
うん、清水エスパルスは何があろうと自分の故郷の誇りなんだから・・・
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広島戦で叩きのめされたあと、スタジアムから撤収しようとするときに見えた光景が余計に哀しくなってしまったのは間違いない・・・
シャトルバス乗り場にこパルが立って謝っている・・・
広島のサポもいる中、帰って行くサポにこんな姿を見せるところは初めて見た・・・
頑張らなくちゃいけないのは選手もチームもみんなわかっているんだろうと思う。だけどもうどうしようもない泥沼にはまってしまって抜け出せなくなっているのがわかるし、こういう光景からも伝わってしまう・・・
どうしたらいいのかなあ・・・
いろんな意味でハートが弱っている状況ではあるものの、本当に全てが決まってしまう最後の1分1秒まであがくしかないんだと思う。みんな闘っていることは確かなんだから・・・
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