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グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)(6と7はヴァージナル)
1992年10月7-8日、オランダ、ハーレム、ルター教会
1 パヴァン「Phトレジャンとガリヤード(バード)
2 ネヴィル夫人のグラウンド(バード)
3 アルマン(ジョンソン)
4 パッサメッゾ・パヴァーナとガリアルダ・パッサメッゾ(P.フィリップス)
5 ファンタジア(モーリー)
6 ブルンスウィック公爵夫人のトイ(ブル)
7 ブルンスウィック公爵のアルマン(ブル)
8 ラムレー卿のパヴァンとガリヤード(ブル)
9 ファンタジア(ブル)
10 ガリヤード「私の罪をあの女は許してくれる?」(ランドル/ダウランド)
11 トイ(ファーナビー)12 ファンタジア(ギボンス)
13 3声部のパヴァンとガリヤード(トムキンズ)
14 ファンタジア(ギボンズ)
15 ファンタジア(ファーナビー)
私が、大好きなチェンバロ奏者、グスタフレオンハルトです。チェンバロ奏者の中では、大御所です
からご存知の方も多いと思います。
私が、彼のメディアに出会ったのは、学生の時です。その当時、「ラ・カンパネラ」という
クラシックレコード、CDの販売と喫茶を併設した素敵なお店がありました。(今は、販売のみとなり
ました。)そこのマスターごひいきの方が、このグスタフレオンハルトだったのです。
私は、今でも彼が私に教えて下さったことに感謝しています。そのくらいレオンハルトの演奏は、私の
音楽観を変えました!(なあ〜んてちょっと格好良すぎですね。)
それから、彼が、チェンバロを弾いているチェンバロ、オルガン独奏のCDを買いあさりました。私の
CDすべての全体の1/10ほどにもなります。(ってまたおおげさですけど、気持ち分かって下さい!)
彼の音は、腰があり、ブリリアントで、曲に対してがっちりとしたアプローチですすんでいきます。
テンポがおそいということではなく、丁寧に弾くという意味です。少々、曲によっては、最初の音を
引っ張りながら弾くので、お嫌いな方がみえるかもしれませんが、それは、あくまでミクロ的な要素で
あってマクロ的には、見通しのよい構成、曲の感じの弾き分けにすぐれています。
ですから今回の「エリザベス時代のヴァージナル音楽」というオムニバスですと、上記の曲目を
見ただけで、曲想のイメージ分かって頂けますか?多分、似たような曲なんですけど、全体に
聴き通してみると1曲1曲が浮立っているんです。とくに6、7のヴァージナルという楽器は、音量も
小さいのですが、まろやかな音、甘美な響きがどこでも聴いた事のない音ですよ!
1992年か翌年くらいに発売されたと思います。その時、すぐに購入したんですが、当時3,000円も
したんです。「高っかいなあ!」と思って買いましたけど、この強気な値段に、逆にフィリップスの
気概を感じましたね。
私の中で、数あるレオンハルトのCDの中で、みなさまに最初にご紹介するにはどうかと思いました
が、知名度こそない曲集ですけどすばらしいのでご紹介させて頂きました。たしか再発売されている
と思いますので、チェンバロに興味のおありな方、チェンバロ大好きな方、ぜひ購入してみて下さい。
一押しです!
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