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ベルリンフィルは、世界的なオーケストラですね。名実ともに世界ナンバーワンといっても
誰も文句は、いわないと思います。
私的には、2つのことをお話してみたいと思います。
一つは、すばらしい合奏力です。どんな指揮者であれベストを尽くす。そんな勢いで、
演奏しているのでしょう。自分たちの演奏力を遺憾なく発揮しています。
だからかアバドやハイティンクが、リハーサル時に、「全体に音が大きすぎる」とか
言ってます。
あとアバドが、楽器奏者の個人名を出して「音をもっとおさえろ」とかなり言っていたのを
みたことがあります。このことからも相当な合奏団だと言えると思います。
もう一つは、これは、私の解釈ですが、マーラーの第9番の名演が多いということです!
カラヤンは、79年のスタジオ録音が気に入らなかったのか、数年後には、自信満々で
ライブ盤を録音してきました。見事な演奏なことは、みなさまご承知のとおりですね。
(私は、79年のスタジオ録音の方が好きです。)
79年同年だったと思いますが、最初で最後、バーンスタインが客演してますね。そして
曲目がこの第9番でした。
その10年くらい前ですか?バロビローリが、この第9を録音していますが、これは、
ベルリンフィルの要請から実現したと言われてますね。
このレコードが店頭に並んでいた時の帯には、「バロビローリも泣いた。ベルリンフィル
も泣いた」と書いてありました。当時、高校生だった私は、すごい演奏なんだろうなあ
と思ったものでした。
最近では、アバドが振った第9が評価が高いように思います。私自身も大好きな演奏の
一つです。うねるような旋律美、楽器すべてが呼吸をしているような全体像がすばらしい
と思っています。
たしかに少し考えてみますとこの曲は、ベルリンフィル向きですよね。そうは思いませんか?
分厚い弦楽器、野太い音のする管楽器、精妙な木管楽器、そして優秀な打楽器群。
この曲にぴったりと同時にベルリンフィルの長所ではないかと思うのです。
今でこそ、女性奏者が脚光を浴びててもどうってことない自由さがありますし、より
国際色豊かになってきているように思います。ウィーンフィルとは、対照的とは、
言いませんが、オーケストラに対する考え方は、かなり違うように思います。
それが、聴く私たちには、興味津々なところかもしれません。みなさまは、私の解釈、
どう思われますか?またみなさまの考えもお聞かせ下さい!
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