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「新しいピアノと古いピアノでは、どちらが良い?」という質問をよくお聞きします。
まあ古いといっても、一般的には、20年〜40年前の国産のピアノになると思いますが。
どちらが良いか?それは、個人、個人持っている感性が違うように、楽器に対する考え方も100人
100様だといえると思います。
私どもでピアノを購入されるお客様は、5割が新しいピアノ、5割が中古ピアノです。お客様は、
それぞれご購入された後も満足に楽器を使用して下さいます!新品購入の方が、「中古の方がよかった」
とか中古購入のユーザーさんが、「新品にしておけばよかった」と言われるケースは、ほとんど
ありません。それくらいお客様のニーズは、はっきりしているのです。
では、メンテナンスする側からみてどうかと言いますと、まず、何よりもメンテナンスが重要だと
いうことが言えます。ピアノ調律、調整(タッチ、音)、湿度管理(乾燥剤、除湿器)、定期的な
クリーニング(弦みがき、鍵盤をシーソーと見立てるとしますとその中心の棒みがきなどです。
これから述べる事は、私の技術者経験に基づく見解です。
<新品ピアノ>
メリットは、新しい故に調律、調整をきちんと行えば、メンテナンスフリーだといえます。
デメリットは、最初の1年程は、音、タッチが狂いやすくそれをできるだけ早くメンテナンスしていく
ことが必要になってきます。音は、間髪入れず、調律を重ねていくとどんどん良くなっていきます。
ですからピアノにとって最良のプランをご提案させてもらってます。(任意です)
新品ピアノのキーワードは、「こまめなメンテナンス」です。
<中古ピアノ>
メリットは、価格が安い!ということです。また調律、調整が狂いにくく、最初からバンバン使用する ことができます。音も落ち着いています。材料は、現在よりも良いものが使用されてあるケースが多い です。
デメリットは、経年変化による雑音が出ます。これは、事前に予想されるので納入前に手を打つこと
ができます。外観を完璧にしようと思いますと労力ゆえに価格が上がってしまいます。
あと、その年代、年代の機種の良くなかった箇所があります。それをどこまで手を打つかということ
になろうかと思います。中古ピアノのキーワードは、「情報開示とそれに基づいたメンテナンス」だと 思っています。
どんな商品においても必ずメリット、デメリットがあると思います。またそれを購入されるお客様
の趣味、嗜好によってのメリット、デメリットがあります。
私達は、その両方を理解し、お客様に対してよりよい方向、よりよい商品を提案していくことが
大切だと考えています。
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