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〜葉月〜
今月も相変わらずバタバタしていました、肉体的よりも精神的に疲れたという感じです。
でも、大丈夫です。何事にも立ち向かい吸収していくのが男です。また人生の面白さでもあります。
新しく入ってきた若い子もやっと調理場に慣れ、自分のスタイルを作り始めています、怒られても怒られ
ても素直に聞き入れ前向きに頑張っている姿は本当に素晴らしいものがあります。私自身、指導する立場
にありますが変な話ですが、指導しながら若い子に勉強させられます、もしも自分が逆の立場なら素直に
受け止められるか?と考えてしまいます。
今この調理場に残っている若い子達は必ず大物になると私は確信しております。
先日、あるニュースを観ました『中学生が知的障害者に暴行』と流れていました。
批判はあると思いますが、その時に感じた事を少しだけ聞いて下さい。
私が中学生の頃も事件にはなっていませんが似たような事はありました。
ですが、心のどこかで『悪い事』と言う気持ちを誰もが持っていたと思います。
悪い事と分かりながら、その場の雰囲気に流されてしまうのです、そして心のどこかに後悔の念を持ち続
けるのです。
更に、人に注意されても素直に謝れないのです、わかってはいるけれど謝れないのです、注意されればさ
れるほど反抗的になり心にもない事を言ってしまうのです。
今回のニュースでその中学生は『知的障害者をいじめて何が悪い』と言っていたらしいです。私は最初そ
のニュースを観た時に『とんでもない奴らだ』と思いました、きっとまともな人間ならば皆そう思うでし
ょう。ですが日が経つにつれその中学生達は果たして本心で言っているのか?と言う疑問を抱き始めまし
た・・・
これはあくまでも私の考えです、同じ年頃の子を持つ親として、又自分が歩んできた人生と重ね合わせて
考えました。きっと本心ではないでしょう・・・いや本心であってほしくないと言った方が正しいかも知
れません。
もっともっと真剣に生きてほしい、様々な試練を乗り越え立ち向かう勇気を持ってほしい、自分の生きた
証を残せるような人生を目指してほしい・・・
人なんてちっぽけなものです、でもちっぽけだからこそ、どれだけ自分に真剣に生きられるかが問われる
のだと思います。
間違いや過ちは誰でも犯します、その過ちは本人の心の隅に残ります、ですがその過ちはどんな形にでも
変えられるのです、大切なのはその過ちをどんな形に変え自分の心に吸収するかなのです。
八月も終わりに近づき急に寒くなってきましたね。
耳を澄ますと色々なところから秋の足音が聞こえてきます。
特に市場に行くと食材はすっかり『秋』です、戻り鰹・松茸・銀杏・・・そして秋の代名詞『秋刀魚』で
す!
今月は秋魚の王様『秋刀魚』を使ったお料理です!
『秋刀魚とエリンギのステーキ・青唐辛子の醤油漬け添え』
●材料
秋刀魚1尾 エリンギ2本 煎り胡麻少々 青ネギ少々 粉山椒少々 青唐辛子1P
サラダ油少々 鰹節少々 小麦粉適量
●調味料
(ステーキたれ)
酒・大匙1杯 醤油・大匙1杯 味醂・大匙1.5杯 砂糖・小匙1杯
(青唐辛子醤油漬け)
醤油・360cc 味醂36cc
●作り方
1・青唐辛子のヘタを切り、箸などを使って中の種を取り除きサッとボイルして笊にあげる
2・醤油漬けの調味料を合わせて火にかけ、沸騰したら火を止めて鰹節を加える
3・1をタッパーに移し2を漉しながら注ぎ自然に冷めたら冷蔵庫で保管する
4・サンマを三枚に下ろし一口大に切り薄塩をあて、エリンギは丁度いい大きさに裂いておく
5・サンマに小麦粉をまぶしておく
6・青ネギを細切りにしておく
7・ステーキたれの調味料を合わせておく
8・フライパンにサラダ油を敷きエリンギをソテーし火が通ったら一度取り出す
9・8のフライパンで5をソテーし半分火が入ったら7を加え人に立ちしたら8を加え絡ませる
10・9を皿にバランス良く盛り付け、焼きタレをかけて6を天盛りにして粉山椒と白ごまを振りかける
11・3をみじん切りにした物を10に添える
●ポイント
秋刀魚は鮮度の良いものを選びミディアムで!
青唐辛子の醤油漬けは山葵の代わりや冷奴に使用しても美味です。
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