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*写真はどちらもセミナーでいただいたパンフレットより 2007年5月12日(土) ハワイからホクレア号が福岡に到着しました。 それを記念して歓迎セレモニーとセミナーが開催されました。 ちょっとおさらいしておきましょう。 ホクレア号とは1976年、船外機はもちろん海図もコンパスも当然GPSなどの近代航海装備を持たず ハワイから遠く離れたタヒチまでの航海を実現した 古代遠洋航海カヌーのことです。 では何故こんな無謀ともいえる航海をしたのでしょうか。 当時ハワイアンの中では自身のアイデンティティを探求する動きが深まっていました。 そして関心が大きかったのは「自分達はどこから、どのようにして来たのか」でした。 古代ハワイには文字がありませんでした。 つまり記録は残っておらず、残っていたのは口承やフラの踊りの中に伝説として 語り継がれてきたものだけでした。 その伝説から先祖は遠い南の海からカヌーで航海して移住した、と信じていました。 しかし西洋の学者はその説を一蹴します。 漂流して偶然たどり着いたのだ、古代ポリネシアンにそのような知性はなかったはずだと・・・。 しかしアイデンティティの確立に燃えるハワイアンは納得しませんでした。 きっと我々の遠い先祖にも高い航海術があったに違いない!それを証明しなければならない! かくして民族の誇りと威信を掛けた挑戦が始まりました。 古代の遠洋航海船を復元したホクレア号はミクロネシアにわずかに残った 幻の古代航海術「スター・ナビゲーション」の継承者の協力を得、ハワイからタヒチへの 奇跡の航海を成し遂げ、先祖の航海術の素晴らしさを実証したのでした。 スター・ナビゲーション、それは太陽、月、星から現在位置を割り出し、雲や風から天候を予測し 海鳥の姿から島の存在を知る・・・いわば大自然との会話による航海術です。 この航海の成功でハワイアンのアイデンティティが大いに確立されたのでした。 考えてみればハワイの歴史は喪失の歴史です。 西洋人が来るようになり土地は取られ、文化も喪失し、神々も忘れ去られてしまいました。 西洋人が持ち込んだ病気で人口も激減したそうです。 アメリカに国家を乗っ取られ、生活も文化もアメリカナイズされてしまいました。 民族の誇りと自信さえ喪失していたのです。 (このへんは日本人にもいえることだなあ、とShimtyは思ってますが・・・) このホクレア号の成功は彼らハワイアンにとって失われたものを取り戻す最高の機会になったんだ と思います。 そして今回の旅はまた特別な意味がありました。 その一つはスター・ナビゲーションのすべてを教授してくれたミクロネシアへの恩返し。 ミクロネシアでは後継者が育たず、航海技術の継承の危機を迎えていました。 そこでホクレア号は受け継いだその技術をミクロネシアに還元するために旅立ったのでした。 そしてもう一つ。 それはなんと、日本への恩返しだったのです。 皆さんご存知のようにハワイと日本は深い関係にあります。 1881年カラカウア王は日本の明治維新に大いに関心を持ち、我が日本を訪れています。 それから日本人の移民の歴史が始まりました。 しかしその歴史は決して華やかなものではありませんでした。 プランテーションでの辛い農作業、貧困に耐えながらの生活。 しかしわれわれの先祖はその困難に打ち勝ち、ハワイに大いなる足跡を残したのです。 それ以降ハワイの文化に日本人が大きな影響力を与えたのはご存知の通りです。 今回ホクレア号が日本で寄港する場所は当時の移民が船出した港です。 そう、ホクレア号はハワイの現在の文化に大いなる影響を与えてくれた 日本人移民への感謝の気持ちを表すために来てくれたのでした。 今回の航海の意味を知った時、私は目頭が熱くなるのを感じました。 ホクレア号の旅、それはまさに壮大な魂の航海だったのです。 いかんいかん!前ふりが長くなりすぎました(笑) 肝心のレポートまで辿り着きませんでした。後日また続きをご報告します。
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魂の旅ホクレア号
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きちょうな情報ありがとう、スーさんもいつか外国へ行きたいなあ・・
2007/5/14(月) 午前 7:01
先日、ニュースでホクレア号の事がやっていました!この様な深い意味合いがある航海だとは知りませんでした!!今回の航海には日本人女性の乗員もいらしたようですね♪ホクレア号がハワイと日本の更なる架け橋になると良いですね( ̄∇ ̄*)
2007/5/14(月) 午前 8:37 [ - ]
そう・・・だから最終寄港地はハワイ移民を最初に送り出した地、ヨコハマなんですよね。。私もホクレア号のお出迎えには是非行きたいと思っていますよ♪地元ですからね
2007/5/14(月) 午前 8:44
shimtyさんもセミナーに参加なさったんですね。昨日「石油が必要ない世界になればいいのに」と私が言ったら「そしたらハワイに行かれないよ」って主人にあっさり言われ「ホクレア号で行くもん!」などと悪態をついたばかりだったのです^^; そんな簡単なことじゃないですよね。。今まで詳しい事は知らなかったのでshimtyさんの熱意に感謝です♡
2007/5/14(月) 午前 9:00
ポリネシア航海協会がマウ・ピアイルック老師に今年プレゼントした航海カヌーはヤップ島を根拠地にして離島への物資輸送や医療サービスを必要としている患者のヤップ島への輸送に用いられます。近年のガソリン高騰で、ミクロネシアやソロモン諸島では帆船(帆走カヌー)を見直す動きが起きています。1ヶ月に1度しか回ってこない輸送船を待つより、航海カヌーに乗ってしまえば1週間くらいでヤップ島に行けるのです。
2007/5/14(月) 午前 9:08 [ 加藤晃生 ]
大昔に自然だけを頼ってハワイからタヒチまで航海するのは、とても勇気がいったでしょうね!昔の人ってやっぱりすごいなぁ・・・。
2007/5/14(月) 午前 11:40
いいセミナーに参加できましたね〜(^o^)丿レポート楽しみです(^^)v
2007/5/14(月) 午後 9:03
私もセミナー参加したかったです。でもあんな小さな船で太平洋を渡ってくるってスゴイですね!TBさせていただきます。
2007/5/14(月) 午後 10:57
スーさん、はじめまして!コメントMAHALOです!意味合いを知れば知るほど深い感銘を覚えます。
2007/5/14(月) 午後 11:24
カヌーで日本まで!?すごいですね!! 何人乗りなのでしょうか、、船内は、、、また楽しみにしています♪
2007/5/14(月) 午後 11:40 [ - ]
MIKIさん、コメントMAHALOです!日本人クルーは2人いましたね。このような深い意義のある航海に我が同胞が参加しているってことに感謝を込めます。
2007/5/15(火) 午前 0:07
そう ハワイ民族 かなしい歴史ですよね、でもね 実は 日本民族も 長期にわたって 破戒されてたのかもね、そんな中 このホクレア号 いいですね 失われた魂を 呼び起こす為にも
2007/5/15(火) 午前 5:04 [ 建築や ]
マリーさん、コメントMAHALOです!ホクレア号の旅の意味を知ってたら感動もひとしおだと思って記事にしました。是非横浜でこの感動を感じてくださいねー!
2007/5/16(水) 午前 0:17
haupia2さん、コメントMAHALOです!私もセミナーに参加するまで知りませんでした(笑)人間は便利さを求めるあまり、大事なものを失ってきたんですね。そういうメッセージも込められていると思います。
2007/5/16(水) 午前 0:22
hokulea2006さん、ご訪問&コメントMAHALOです!訪問していただいて光栄です。hokuleaさんのブログからセミナーへの申し込みをさせていただきました。おかげ様で素晴らしい経験が出来ました。ありがとうございました!
2007/5/16(水) 午前 0:34
LILIAさん、コメントMAHALOです!そうですよね〜!私にはそんなこと死んでも出来ないんですが、昔の人は勇気もあったし、素晴らしい航海術があったんだと思います。
2007/5/16(水) 午前 0:36
良かったねぇ〜セミナー行けて。セミナーで航海の詳細を聞くと盛り上がりに火がつくでしょ(笑)風邪なおりました マハロ☆
2007/5/16(水) 午前 1:08 [ - ]