マイナス22℃の世界から無事に帰還したわたしは遅めの朝食をいただき、
出発の準備です。
観光バスも充分に暖機運転されて、室内もあったかくして我々を待ってくれています。
旅行中不思議に思っていたのが、「いつ給油しているのか」です。
空港を出発してから温泉地ばかり宿泊していますが
山の中の温泉街に大型バスの給油所があるなんて思えません。
北海道のような広いところで、しかもこんな寒い時期にガス欠でもしたら
命の危険さえ招いてしまいます。
ガソリンタンクの容量がとてつもなく大きいのでしょうか!?
ちょっと調べてみました所、観光バスのガソリンタンク容量は400リットルくらいあるそうです。
そして補助タンクとして+100リットルほど持っているそうです。
燃費は意外と悪く、3〜4km/リットルだそうでが、1000km〜2000kmの
航続距離はありそうですね。
なーるほど!旅程表を見る限り、3泊4日かんでの総走行距離は1000kmちょいでしたから
無給油でも余裕で走れるのですね。
さて、3日目の主な目的は、なんといっても流氷!
流氷砕氷船おーろら号が待っている網走港目指してバスは雪で覆われた道路を進みます。
外はマイナス20℃の世界、バスの窓も凍って開けることができません。
外は真っ白の銀世界、写真に残せないのが残念です。
こらこらっ(笑)
あほかーい!(笑)
・・・などとアホなことして遊んでいると、前の席に座ったおばちゃんが
「器用やね〜」と褒めてくれたような、どちらかというと呆れたような笑顔と
視線を投げかけくれました。
ああ、その視線が・・・痛い・・・(恥)
朝から飲んでいるビールのおかげで身体が火照ってきたのか、バスの暖房が功を奏したのか
白かった車窓も透明度を取り戻してきました。
なんと窓の外には桜の花が満開になっているような風景が!
樹氷です。おもに川沿いで見られるんですが、川面の水蒸気が木の枝に氷をつける現象です。
氷の結晶が朝陽に照らされるとほのかにピンク色に染まるんですよ。
まさに桜と見まごうばかりの絶景です。
朝の凍えた時間にしか見れないようです。
いつもバスの中からしか見れないので残念な思いをしながら、今回も通り過ぎるだけです。
流氷見物に向かうその前に、バスは寄り道をします。
一旦釧路方面に向かい、鶴見台という所に私たちを導いてくれました。
そこで待っていてくれたのは特別天然記念物、丹頂(タンチョウ)でした。
バスを降りて、この信号を渡ると
鶴見台です。
残念ながら私のカメラは一眼レフでもなければ望遠レンズでもない、単なるコンパクト・デジカメ
ですのであまりアップできません。これくらいが限界です。
しかし私が撮っているすぐ横で、バズーカ砲みたいな白レンズを装着し、パシャパシャパシャ!と
連写をしていたアマチュアカメラマンもいました。
やっぱり、一眼レフっていいな〜(ヨダレ)
ところで丹頂は明治時代には絶滅したと言われていたそうですが、大正に入って釧路湿原で
20数匹が生息しているのを発見され、官民あげての保護活動により現在は600羽以上に
なっているそうです。今では天然記念物の中でもさらに上位の、特別天然記念物として
大事にされています。
なお、アイヌの人々には昔からサルルンカムイ(湿原の神様)として崇めてきたそうです。
ガイドさんは、最近はこの場所でもなかなか出逢えないのに今日は運がいい、と言ってました。
3度目の北海道旅、流氷も見れそうだし、こりゃほんとに運がいいのかも!?
いや実は、これ、作り物でして・・・。
一番上の写真の丹頂は、これです(笑)
雄阿寒岳をバックに合成してみました。
すっかり春の声が聞こえてきた今日この頃ですが
も少し北海道の寒い話しが続きます(笑)
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