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テーマ:まるごとミュージアム
《2012(H24)年10月5日 決算特別委員会》
○志村委員
続きまして、まるごとミュージアムですけれども、これも地域の活性化というか、そういう立場で見たいんですけれども、資料77をいただきました。ここで、平成23年度は参加者数は1万800人ふえている。イベント数も6件ふえている。協力団体は6団体減っているんですね。そして、ボランティアが27人で44人減っている。しかし、職員は280人で25人ふえているという状況です。
ここで聞きたいのは、協力団体数が減っていることやスタッフ、ボランティアが減っているという意味では、まるごとミュージアムをもっと地域の魅力がアピールできるものにして、さらに町会ボランティアを巻き込んだ取り組み、こういうことにする必要があるのではないかなと、この数字だけでは思うんですけれども、区の認識はいかがでしょうか。
○鈴木文化・生涯学習課長
まるごとミュージアムでございます。
資料にお示ししましたように、ボランティアの数、また協力団体等、若干減っているところがございます。ボランティアの方々につきましては、公募をしてございます。そうしたところ、残念ながら昨年度については、個別に昨年、その前年ですか、従事していただいた方にお声をかけたんですが、なかなか御協力をいただけなかったと。その中で配置を考えていったというような内容でございます。こうしたボランティアの方々、バス停ですとかインフォメーション会場、こういったところでの案内をお願いするというような役目で考えてございまして、現行、既存の中の配置で工夫したところでございます。
また、協力団体、この中にはイベントを開催する、また趣旨に賛同いただきまして、お店ですとか、そういったところで特典、サービスを提供いただけるところ、また抽せん会場、3カ所ございますが、その中での抽せん会の景品を提供していただいているところがございます。残念ながら、昨年度はちょっと減ってしまったわけでございますが、今年度に向けては、やはり多くの方の参加、御協力をいただきたいということで働きかけているところでございます。
以上でございます。
○志村委員
今の答弁の中で、やはり区として分析しなくちゃいけないのは、去年やったボランティアの方が次の年はやらなかったと。ここはなぜなのかということを分析しないと、末広がりじゃなくて、しりつぼみになる可能性がありますから、ぜひここは分析をしていただきたいというふうに思います。やはり地域に密着したまるごとミュージアムに持っていく、そういう課題が大事ではないかなというふうに思います。
全国では、今、御当地ブームとかまちおこしとか、地域ブランドという形で、その地域の特性、いわゆる地域資源による地域活性化の取り組みが広がっています。私は、区内にも地域資源として活用できる場所は少なくないと思うんです。例えば、観光振興ビジョン2012の28ページには江戸・東京体験ループというのがあります。ここに築地とか佃、月島、人形町、日本橋、銀座がありまして、ループになっておりますけれども、例えば佃でしたら下町の元佃、本佃のよさとか西仲通りのもんじゃ街とか、一つ一つ挙げていくと、なんですけれども、よそから来街者が来る魅力というものをまち並み、風情を含めて地域資源として活用することが必要ではないかと思います。
地域資源が、中央区の伝統とか文化が、ただそのままにしておくと、開発とかいろいろな歴史の時間の流れの中で損なわれていく可能性があります。ですから、例えば地域資源、いろいろあると思うんですけれども、面的なまちとしてのこのことを地域資源保存地区という形で指定して、そこに規制をかける。あわせて、そこがいろいろな条件が、古かったり、条件がありますけれども、その保護につながるインセンティブを与えながら、地域の協力を得て、この地域資源を中央区の、観光も含めて、文化も含めて大事な宝として発展させていくそういうようなことも考えられるんじゃないかなと思うんですけれども、地域資源保存地区という、急に言ったので、びっくりするかもしれませんけれども、そういう地域資源を大事にしようじゃないかという考えはいかがでしょうか。
○浅沼区民部長
委員御指摘のように、本区につきましては、非常に魅力的な場所が多々ございます。江戸開府以来の歴史と伝統に培われたものというのがございます。そういうことで、先ほどのまちかど展示館のように、そういうものを保存して多くの方にごらんいただいて本区の魅力を高めようという取り組みをしてございます。
また、一方で、本区につきましては、開発、新しいものもどんどんできているというところがございます。地域資源の保存地区というようなお話がございました。地区全体をそういうことで、まち並みとして観光資源、魅力のあるまちということにしていくというのは必要かと思ってございますけれども、その手法が、ただそのまま残せばいいかというものではないかと思います。広い範囲で、まちづくりの開発といったところも含めて十分に考えていく必要があるというふうに考えてございます。
○志村委員
ぜひ、大事な、歴史がつくったものがあります。これからつくれないものもありますので、そういうのをちゃんと見きわめて、まちづくりまたは観光施策の充実に生かしていただきたいと思います。
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