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テーマ:商工業融資、約3億円の減額について
《2014(H26)年3月3日 企画総務委員会》
○志村委員
私からは、商工業融資、約3億円の減額についてお聞きします。
融資ですから、借りたら返さなくてはいけないものだと思います。先ほど景気回復が反映してということで、景気がよくなったから借りないでも頑張れるんだという意味なのか。私のところで相談を受けたときに、商工業の方ですけれども、融資といっても、もう区の制度は既に利用し切ってしまっていて、これ以上借りてやるというのは、返さなくてはいけないということを考えると、そうもできない、融資制度も使えないというような深刻な状況もあります。そういう意味で、景気が回復したからではなくて、景気がさらに深刻化しているので、借りたくても借りられないという現象があらわれてもいるのかなと思うんですけれども、この点についてお聞かせください。
○守谷商工観光課長
今回の減額補正の主な理由は、緊急対策の特別融資が前年度末終了するに当たりまして、終了前に区のおしらせ、ホームページ等で周知するとともに、また金融機関等にも十分制度の周知をお願いしまして、たくさんの方に御利用いただけるような周知徹底を図りましたけれども、予想に反して、実際にはそうした方が少なくて、余りいらっしゃらなかったということがございます。
その一つの要因といたしましては、融資の条件といたしまして、売上が前年に比べて減少しているという条件がございますけれども、こちらに該当する方が少なくなった。そういった意味では、区内の景気動向調査等の動きも捉えますと、若干ではありますけれども、
景気が上向き傾向にあって、売上が減少して融資を使われるという方は、融資の申込書の理由書等を見ても減っているのかなというふうに考えてございます。
また、信用保証につきましては、皆様、会社によって保証の限度額をお持ちでございますけれども、緊急融資につきましては、自分の保証の限度額等は有効に活用していただいて、借りる必要のある方は十分に借りられた結果なのかなというふうに考えてございます。
○志村委員
特別融資も返すのが大変だということで、相当深刻な状況もあるみたいですけれども、その対象の方たちが減ってきているという点だけ見て、景気が上向きなのかなという判断も心配なんですが、全体として、区が扱う融資制度の利用者とか額はふえているのか。また、一般といいますか、さまざまな融資制度の利用者や額も減ってきているのかどうかもお聞かせください。
○守谷商工観光課長
ことしの2月期現在で見てみますと、融資の実行件数は995件でございます。これは前年同月期に比べますと、1,274件ということで、件数的には減っている。1人当たりの融資額につきましても、月当たりにいたしまして、およそ6億円ぐらい、額的にも減少している。件数、額ともに、1月当たりの借入額も少なくなっているという状況でございます。
○志村委員
先ほどの特別融資の場合は、対象者は売上がどんと落ちた、そういういろいろな状況がなければ借りられないというのがあるんですけれども、今言った区の制度の利用者、また額が減っているということについては、どう分析されていますか。
○守谷商工観光課長
緊急融資をやっていたときには、その大半が一番有利な緊急融資で借りられるということでございましたので、減少した主な原因は、こちらにあるのかなというふうに思います。
ただ、額等は減ってございますけれども、融資の申し込みの内容を見てみますと、景気が悪くなった、売上減少に対応するというよりは、これからは積極的な設備資金、こうした新たな投資への内容のものがふえている、そういった状況でございます。
○志村委員
結局、さっきも御紹介したように、商売がうまくいかない、事業がうまくいかない方たちは、もう借りられない状況に陥っているということがあると思います。
先日の本会議で、区長から、景気はいろいろな情報がいいんだというお話もありましたけれども、一方で、今の社会はお金を借りて動かすという、いわゆる資本主義的な、資本を転がして生かして、また利益を上げていくという、それが今、融資さえも借りられないような、利用できないような業者もふえているということを、私はそう思っているので、そのあたりもしっかり、もちろん景気のいいところもあると思うんですけれども、大変なところもあることをぜひ認識していただきたいと思います。
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