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テーマ:メンタティーチャーについて 《2014(H26)年3月17日予算特別委員会》
○志村委員
次は、メンタティーチャーについてです。2011年の決算特別委員会で、私は、メンタティーチャー制度について、一つのモデルを見せて指導のポイントをつかんでもらおうというやり方は時代おくれ、人が成功したことを学んでまねしてみてもうまくいかないという時代になっていると指摘して、教師同士の話し合いや学び合い、学校でのプロセスや環境が大事、ワークショップ型授業研究などを提案しました。当時、指導室長は、メンタティーチャーに日ごろの授業の悩みとか、その指導方法の工夫の仕方とか、そういったことについて個別に指導していただく、そのような形で進めてまいりたいと答えていました。その実践をしてみて、どのような変化があったのか、お聞かせください。
○増田教育委員会指導室長
メンタティーチャー制度による検証についてでございます。
この実践を進める中で、指導を受けている若手教員からの声でございますけれども、実際にメンタティーチャーから指導を受けて、一般にどうしても研修が講義による集合形式になるという特徴がある中で、メンタティーチャーで個別に指導を受けることで、内容として指導案の作成の仕方とか、授業の進め方のみならず、日ごろ学級経営や授業づくりで悩んでいることなどについても個別に指導を受けられるということの中で、それが次の日の授業にすぐに生きていく、あるいは自分の課題解決にもつながっていくということで、他の集合研修とはまた違った、大変に参考になる研修になっているという感想を得ているところでございます。
○志村委員
今、いい成果のお話がありましたけれども、メンタティーチャー自身は今、何人いらっしゃるのでしょうか。
○増田教育委員会指導室長
現在は、小学校4名、幼稚園2名、計6名の体制でございます。
○志村委員
対象となる若手といいますか、そういう教師の数、あと中央区で働いていらっしゃる教師全体の数というのは、それぞれ何人でしょうか。これは数は難しいかもしれないですけれども、大体でも結構です。
○増田教育委員会指導室長
まず、メンタティーチャーの研修の対象とする教員の数でございますけれども、小学校につきましては、2年次と3年次の教員を対象にしております。2年次は、合計で21名おります。それから3年次につきましては、22名の教員でございます。それから、幼稚園につきましても2年次、3年次ということになってまいりますけれども、幼稚園は2年次の教員が10名、それから3年次の教員が4名ということになっております。全体の教員数でございますけれども、400名程度ということでございます。
以上でございます。
○志村委員
メンタティーチャーの評価はあるとしても、結局、教師の方たちはいろいろな悩みがあるということで、若手だけではなくて、ベテランの教師の方たちも悩んでいるのではないかと。大体60人近くの方たちはメンタティーチャーで対応できたとしても、400人近い方たちの対応が本当に大事になっていると思います。これも2011年のときに指導室長から、職員室で話をして助言を得るといった答弁もいただいておりますけれども、実際、先生たちが職員室でじっくりと話し合い、メンタティーチャーの場合は個別にいろいろな形でレクチャーとかをやっているということがありましたけれども、それに近いようなことが実際に職員室でできているのでしょうか。その点をお聞かせください。
○増田教育委員会指導室長
各学校におきましても、OJTということで、それぞれ若手の教員につきましては、特に初任者については、指導教諭がついて、あるいは若手の教員については、それぞれの学校で工夫をして、例えば若手の教員が集まって勉強会を開く、あるいは学年ごとのグループに分けて、その中にベテランの教員が入って研修に取り組むといったことで、人材育成を図っているところでございます。なかなか、学校のほうもやることが多うございますので、その中で時間を見出していくということになりますけれども、そういったOJT、それから校内研究ということで、各学校は研究テーマを持って年間取り組みを進めておりますので、そういう中で若手の教員が授業を行って指導を受ける、あるいは指導案の工夫をみんなで考えて検討していく、そういったものもこの若手の育成につながるものと考えてございます。
○志村委員
今、OJTの話も出ましたけれども、これも2011年のときにやり合いましたけれども、結局学校教育法の改正によって、学校経営という言い方もされていますけれども、校長の権限が強化されました。それで職員会議なども補助機関として位置づけられたと。このOJTについても、教師間の民主的なワークショップ的なものではなくて、校長の管理下に置かれている内容です。ですから、腹を割って教師同士で話ができない、評価を気にして率直な話ができないのではないかとも思います。
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