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テーマ:教師の帰宅時間について 《2014(H26)年3月17日予算特別委員会》
○志村委員
あと、資料の185では、教師の帰宅時間は、午後7時以降が小学校で49.4%、中学校が45.7%。本当にいわゆる残業が多いんですけれども、その原因は何でしょうか。
○増田教育委員会指導室長
子供たちが帰った後の仕事ということになってまいりますけれども、その内容としましては、まず教員は授業を毎日行っていくわけですけれども、その授業の準備とか、あるいは小テストをやったようなものの評価、それからいわゆる校務分掌ということで、それぞれ学校の中の仕事を分担して持っておりますので、そういったもの、あるいは職員会議等の職員間の打ち合わせ、あるいは保護者対応ということで、時間が遅くなっていく部分では、まず授業が終わった後に、例えば部活動があったりします。それから、保護者の対応があったりします。それから、職員全員がいるときの打ち合わせがあったりします。さらにその後、今度はそれぞれ個々に持っている校務分掌の仕事あるいは授業準備、そういったものになっていくと捉えております。
以上でございます。
○志村委員
今、話を聞くと、先生たちが学ぶ時間とか、教師間で話し合える時間というのは、本当に持てていないなと思います。今、例えばお医者さんでも、新しい技術とか、新しいもので日々勉強しないとついていけないという話も聞いています。先生たちも、そういう学び合うという、一つのカリキュラムで学ぶというのとはまた別に、みずから学ぶという時間も本当に必要だと思うのですけれども、今はなかなか本当に実務に追われているなと思いますけれども、改善するために何が必要だと思いますか。
○増田教育委員会指導室長
学び合う時間ということでございますけれども、今お話をした職員の打ち合わせ会議等の中には、年間の中で計画をして、みんなで学び合う、授業を参観して授業研究を行うといった時間も含まれております。
学び合う時間を見出すためにということですけれども、そのためには、現在ある業務はどれもが必要な業務ということで行われているわけですけれども、その中でさらに必要なものについて整理を図っていくということもございます。それから、校務の能率化、来年度、校務支援システムということで、新たなシステムを導入させていただくわけでございますけれども、こういったものを活用しながら、そこで時間短縮できるもの、それから打ち合わせというのは、例えば生活指導の打ち合わせなどは、どうしても顔を突き合わせて子供のことを考えていかなければいけないわけですけれども、まず一時的な資料を校務支援システムを活用して集積していく。その上でみんなで確認をする。話し合う。そういったことをやっていく中で、時間もまた見出していけるのかなと。
それから、校務支援システムを活用することでは、教材研究なども、先輩の教員がつくっている教材とか、学校全体で共有している教材、そういったものをさらに自分で加工するといったこともできるようになってまいりますので、そういった新たな制度を活用しながら、時間を生み出して、さらに自分の研究の時間をつくっていく。そんなことが今後期待される部分であると考えてございます。
○志村委員
本当に大変なことだと思います。私が思うのは、例えば教育委員会のそういう制度を変えていくという中で、学力テストも公表するなどなどで、学校間、自治体間の競争が激化していく。そのしわ寄せが教師のところにさらにかかってくるのではないかと思って、今でも大変なのに。ですから、教育基本法の改悪にしろ、教育委員会制度の改悪にしろ、現場から見て、行政の皆さんもしっかり対応していくということは、国に対しても、また上のところに対しても、ぜひ言っていってほしいと思います。
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