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テーマ:図書館への指定管理者制度導入について 《2014(H26)年3月17日予算特別委員会》
○志村委員
次は図書館の指定管理者制度の導入についてです。本の森ちゅうおうの建設が延期されたのを機会に、私は図書館への指定管理者制度の導入を再検討すべきではないかという観点で質問いたします。
図書館法では、入館料とか、図書館資料の利用に対するいかなる対価も徴収してはならないとあります。図書館の場合、利用がふえるほど指定管理者の出費が多くなって、企業にとってはうまみがない仕事だと思うのですけれども、その点はどういう認識でしょうか。
○粕谷図書文化財課長
今般の本の森ちゅうおうでございますが、これは図書館を核とした複合施設で、これに従来からの行政の縦割りを排した運営ということで、指定管理者を導入するものでございます。指定管理者が利益を得る部分については、図書館以外の施設のほうからそうした自主事業等を展開していただければと考えてございます。
以上です。
○新治教育委員会事務局次長
本の森ちゅうおうは、生涯学習施設でございます。さまざまな区民の方、訪れる方たちが自己の完成、自己実現を目指して活動する施設でございますので、その料金制をとっているわけでございませんので、利用がふえればふえるほど実入りがないからおもしろくないとか、そのような観点で指定管理者を導入しているわけではございません。
○志村委員
導入するほうはそうかもしれないけれども、やるほうはどうなのかなと思っています。
あと、指定管理者ということで、一応、指定期間がありますけれども、今この図書館の指定管理者導入に対していろいろな意見も専門家から出ているのですけれども、指定期限がある、次はどういう指定管理者になるかわからないという中で、図書館の蔵書とか、そういう専門性の蓄積。ある図書館ではさまざまなビラを集めているとか、広告を集めているという図書館もありますけれども、そのようなところに問題が生まれないかと。蔵書というのが、利用者をふやすために売れ筋の本が重点になりはしないかと思うのですけれども、その点はいかがでしょうか。
○粕谷図書文化財課長
お尋ねの指定管理者の件でございます。確かに、指定期間はさまざまでございます。私どもはまだ何年と決めたわけではございませんが、私どもが指定した管理者の区民サービス等々が不十分だと、次の業者にかわる可能性も出てくるかとは思います。これはあくまで原則です。ただ、事業、図書館サービスなら図書館サービスの継続性も当然大事でございます。したがいまして、指定管理者を選ぶときは、慎重に選んでいきたいと考えてございます。
また、蔵書計画等々は、区が全部指定管理者にお任せするのではなくて、きちんと区が責任を持ってやるべきことにつきましては、区が責任を持って行い、指定管理者とともによりよい図書館サービスを展開していきたいと考えてございます。
○志村委員
行政から離れてしまうと、図書館サービスのノウハウとか専門性というのがなくなってしまうと思うのですけれども、その点はいかがですか。
○粕谷図書文化財課長
今のお尋ねは職員のことだとは思いますが、職員についても、図書館サービス事業がきちんと展開できますように、そうした職員教育、職員研修、これはきちんと私どものほうで積まねばいけない。したがいまして、指定管理がきちん動くには、きちんとした職員の育成が必要かと考えてございます。
○志村委員
今、職員ではなくて、行政として、図書館というのが離れてしまって民間でやられてしまうと、そういうノウハウとか、そういうものがなくなってしまうのではないかという危惧があります。この点については、また引き続き、疑問なども出していきたいと思います。
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