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テーマ:特別区人事委員会等勧告概要について
《2013(H25)年11月7日 企画総務委員会》
○志村委員
それでは、資料5、特別区人事委員会等勧告概要について幾つかお聞きします。
率直に言って、また下げるのかというふうに思いました。今回の勧告も含めて、15年間にわたって年間の平均給与減収額が90万円を超えているという状況です。今、安倍首相を先頭にデフレからの脱却だ、給与を上げよと言っているときに、さまざまなものにいろいろ反映する公務員の給与というのを引き下げるというのは、どういう考えを人事委員会の人たちはしているのかなと。区に聞いても直接はわからないけれども、しかし、知りたいんです。もちろん、今は交渉していて、これが妥結するかどうかわからないんですけれども、全体として景気をよくしていこう、給料を上げていこうというときに、公務員の給与を引き上げることによって最低賃金や民間の企業、中小企業も含めてですけれども、賃金を底上げしていくという役割を果たすと思うんですけれども、その点についての見解をお聞かせいただきたいと思います。
それから、住居手当制度についてなんですけれども、これは持ち家世帯も今まで対象で、今も対象にしているという、この目的です。なぜ住居手当制度というのがあるのか。そして、今言われているのが新たな住居手当制度ということで、今度は持ち家の世帯を外すということで、そもそもこの目的と、今、なぜ外そうとしているのか。今言われているのは、受給者1人当たり8,550円、これが減らされようとしているということですけれども、その点についての見解もお聞かせください。
○島田総務部長
公務員の賃金は、委員御指摘のとおり、連続でここのところずっとマイナス勧告になってございます。申すまでもございませんが、人事委員会のほうで民間の給与を精査して、調査して、それで先ほど御説明させていただいたとおり、民間の従業員の給与と、それから我々職員の平均給与とを比較して、今回勧告が出されているところでございます。昨今、国のほうで賃金引き上げというような流れになってきてございまして、経済政策を含めて、そういった形で民間の賃金が今後の春闘を含めて上がっていくことを期待するわけでございますが、今回の勧告につきましては、公務員の場合は1年おくれになりますので、昨年4月の各企業の給与等を比較して、この10月に勧告が出されたものでございます。したがって、今後こういったデフレ対策だとか賃金の引き上げに向けての好影響は、来年以降の勧告に反映されてくるのではないかなというふうに認識してございます。
いずれにいたしましても、私どもの給与は民間準拠という形、情勢適応の原則という形になってございますので、あくまでも民間と均衡の勤務条件、給与条件でございますので、今回、そういう形での人事委員会勧告がなされているというふうに認識してございます。
住居手当につきましては、職員課長のほうから御説明します。
○春貴職員課長
住居手当についてでございます。
住居手当につきましては、昭和45年当時、民間における同様の手当の普及率とか、国における対応等を踏まえて、大都市における住宅事情と勤務地の状況等の実態に応じた制度として設置されたものというふうに考えてございます。平成21年に国において、自宅にかかる住居手当が廃止されて以来、やはり他の地方公共団体においても同様の動きは広まっている。民間においての状況も考慮すると、自宅居住者に係る住居手当について均衡の原則を踏まえた対応が必要だろうというような内容となっていると考えている次第でございます。
以上でございます。
○志村委員
例えば、住居手当も、そういう手当が出るんだったら家を買おうじゃないかと、思い切って買った方が、あれっ、今度はというので、はしごを外すような事態もあるわけで、それが家計にどれだけ影響を及ぼすのかというのを本当に強く感じています。
その他の主な内容でいろいろな意見が出されております。ここには有為な人材の確保、次代を担う「職員」の育成、職員の努力と成長を支援するための仕組みづくりというのがありますけれども、給料、手当というのを民間と比較しながらということで下げていくというのは、本当に士気とかモチベーションが下がってしまうんじゃないかというふうに思うんです。今、ずっと退職金の削減とか、今度共済年金の掛金の引き上げとか復興増税、それに円安に伴う生活物価の上昇なども本当にこれから考えられて、そういう中で、先ほどありましたが、区民のために一生懸命働こうということで、勉強もするし、スキルも上げて働いている人たちが、給料で単純に民間に流れるということはないとは思うんだけれども、しかし、優秀な、こういう人材を育てようとか確保をしようというのであれば、本当に逆効果になるようなことを人事委員の人たち、民間の人たちがやっているなというふうに思っているので、その点については簡単でいいんですけれども、やはり職員を大事にしてほしいというふうに思います。
併せて、ここで次代を担う「職員」の育成の「職員」をかぎ括弧しているんですけれども、理由がわかれば教えていただきたいと思います。
○春貴職員課長
まず、給料の引き下げの件でございますけれども、やはり職員の給与につきましては、情勢適応の原則、均衡の原則というところで、民間、区民の方々から御理解いただく給与を構築していくというようなことが我々としては必要だなというふうに考えているところでございます。
また、次代を担う「職員」の育成というところです。
この考え方、かぎ括弧をつけたというのは、職員というのが区民サービスの担い手であり、職員を育成していくということが急務であるということで、私としては職員を、強調しているというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○志村委員
かぎ括弧はわからないんですかね。
中央区の社長がここにいらっしゃいますけれども、ぜひ職員を大事にしていただきたいということで、よろしくお願いします。
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