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テーマ:「にぎわい施設」の可能性について
2011(H23)年6月3日 企画総務委員会
○志村委員
資料1についてですけれども、新しい築地をつくる会の概要です。この1ページのところでは、都の対応の中で一歩前進したと考えられるという表現もありますけれども、ただ、論外という門前払いから、話は聞きましょうという、都と自治体との当たり前の関係、それを一歩前進という状況が今、築地を取り巻く現状であると、本当に私としても何か寂しい思いをします。
それから、この概要の中では、買い出しに来ている人たちはどう思っているのか、さらには荷受けがないと成り立たない、こういう声も紹介されておりますけれども、やはりにぎわい施設の展望が薄い、にぎわい施設の不安が読み取れます。どういうふうな機能を持つのか、それから、さっきもありましたけれども、前提となる土地や法的な、こういう面の裏づけのない計画だという不安が私は読み取れます。
先ほど副参事は、何かを残してほしいと言っているということで、そのとき、にぎわい施設と言いませんでしたし、この中には鮮魚マーケットという形で出ています。途中からにぎわい施設ということも言いましたけれども、にぎわい施設という、この間打ち出している内容について、これがどうなっているのかお聞きしたいんです。私は、第一回定例会の中で、にぎわい施設の実現性に疑問を投げかけてきました。このにぎわい施設が実現したとしても、競合する場外市場は衰退してしまう、それから豊洲の新市場の機能が動き始めれば、早晩このにぎわい施設も衰退するというようなことも指摘してきたと思います。
今回、この概要の中で、区の答弁だと思うんですけれども、専門家も入れ検討組織をきちんとしていこうということだと答えています。先般、流通関係の任期つき職員を募集したけれども、決まりませんでした。その理由と、そういうことによって、このにぎわい施設の構想への影響をどう考えるのかお聞かせください。
○内田副参事(都心再生・計画担当)
新しい築地をつくる会、今後の築地、移転問題の展望ということでお答えさせていただきます。
まず、先ほど来申し上げておりますけれども、第一回定例会、3月に行われました都議会の中での質疑の中で、築地の将来のまちづくりに関する検討事務費というのが3,000万円計上されております。そのやり方に関しまして質疑がございまして、2点、食文化の継承が重要であるということと、それから区の意見を当然聞くということの質疑がございまして、さらに矢田区長みずからが御確認をされましたことから、可能性については、かなりの見通しを持って臨んでいきたいというふうに思ってございます。にぎわい施設の構想が弱いという御指摘だったかと思いますけれども、本区といたしましては、もともとは現在地再整備を願いながらも、万が一に備えて対応できるように精いっぱいのところでの提案をしてきたものでございまして、ここから先というのは、例えば実際に中で御商売をされています業者さんの専門的なお知恵、お考えでありますとか、あるいは利用されている方々のお考え等々をお伺いしていく必要があろうかと思います。そういった状況を整えながら御意見を伺って、具体に詰めていきたいと思っております。専門家の御意見というのも、必ずしも流通の御専門のコンサルタントさんとか、そういった方にかかわらないと思ってございます。現に御商売をされている方の御意見、そういったものの積み上げが御専門の見地ということになっていこうかと思いますので、そういった意見を広く聞きながら具体に詰めていきたいと思っているところでございます。
以上でございます。
○志村委員
今、商売をやっている切実な方たちにとってみれば、そういう根拠のない将来的な、希望的な観測、科学的な裏づけがないというあたりも、大変不安を持つというふうに思います。
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