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テーマ:築地新市場の整備費について
《2013(H25)年6月11日 築地市場等街づくり対策特別委員会》
○志村委員
使用料にもかかわることだと思うんですけれども、区が整備するということもありましたが、今回の施設整備が23億円かかります。何年でこの部分の減価償却をしていこうとしているのか。結局、それによって1店舗当たりの年間の償還というんですか、使用料に、この整備費を返していくということが含まれてくると思うんですけれども、その点の考え方もお聞かせいただきたいと思います。
これは以前も聞いたことがあるんですけれども、今の市場が存在する中で築地新市場を開業する、同時に2店舗営業するということです。前にも紹介したと思うんですけれども、負担が相当重くなる。結局、今の仕事をしながら新しく店を構えるとなると、またそのスタッフが必要になる。豊洲新市場に出せるところはそれをうまく回転していけるということもあるけれども、お客はどっちへ行くのか。やはりいろいろな荷がそろう今の場内で対応してしまうんじゃないか。そうすると、築地新市場のほうは、築地市場がある間はしばらく赤字覚悟で出さなくてはいけないのかなという声も聞かれます。また、豊洲に出せない、出さないで築地新市場に出そうというところは、今の市場が存在するときに築地新市場をやると、スタッフをそのままにはできないですね、豊洲に行けないので。となると、今の築地の仲卸を廃業して新市場に出す。そうなると今度は、廃業してしまえば、お得意さんたちはきっと築地新市場ではなくて場内でほかの店に行ってしまう。
そういうあたりで、不安というか、そういうのも出ているんですけれども、そういうことに関しての問い合わせがあるのかどうかもお聞かせいただきたいと思います。
○竹内副参事(築地まちづくり調整・特命担当)
建設費23億円を要するわけなんですけれども、これにつきましては、ただいま店舗の使用料を、開設準備協議会に提案するために内部で検討しているところでございます。基金を取り崩したものですから、長い年月かかっても、これは区のほうの基金に組み戻すのがいいことと考えて検討を進めているところでございます。
それから、築地に市場がある中でのオープンというところですけれども、これにつきましては、私どもとしましては、プロの料理人、寿司屋さん、そういう方から支持されている力のある仲卸さんに入っていただきたい。それが築地の活気を今後継続していく肝になるというふうに考えておりまして、一時的に負担はふえるとは思いますけれども、それに見合うような営業ができるものと考えているところです。
それと、お客さんのほうですけれども、プロの方々というのは割と自分が買い出しをする店が決まっておりまして、仮に今、自分の行く店のうち何店かが築地新市場で先に営業していたとしたらば、奥まで入らずに築地の手前の新市場で買い出しが済む。そうしたときには恐らく買い出し行動といたしましては、同じ金額で同じ質のものが買えるんだったらば、近いほうを利用されていくのかなと思います。そのためにも、市場が移転をする前にお客さんへの周知であるとか、従業員のトレーニングであるとか、そのために、一定期間、築地があるうちに築地新市場を開業することが必要だと思います。
自分からは以上です。
○志村委員
私がなぜこういう質問をしたかというのは、結局、入居者募集を始めても、やはり商売ですから、利益が上がらなければやらない。商売ができませんよね、お店は。ですから、そういう中でさまざまな場面というか、状況を想定して対応しなければいけないわけです。そういう点で、実際出ている質問をさせていただいたわけです。今、募集条件をまとめるために検討をしているとは思うんですけれども、そういう意味で質問させていただきました。
施設整備費も、私なりに計算して、30年で償却すると年間約8,000万円。100店舗だとすると、1店舗、年80万円になると思うんですけれども、そうすると、この部分の施設整備費部分は月7万円ぐらいかなと。プラス、もちろんいろいろな維持費とか運営費とか管理費等々あると思うんですけれども、そのあたりでどのぐらい店を出すのに負担になるのかなというあたりで入居者募集の状況もどう変わっていくのかなと思います。一方で、豊洲新市場のいろいろな、汚染だけではなくて施設の問題等もありますし、今度都議選もありますけれども、それこそさまざまな状況を想定しながら、区としても区民の立場で対応、準備をしていただきたいというふうに思います。
以上で質問を終わります。
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