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テーマ:東卸と先行営業施設について
《2013(H25)年2月14日 築地市場等街づくり対策特別委員会》
○志村委員
続いて、市場、先行営業施設関係です。
東卸の新しい理事長が、先行営業施設については容認できないというようなことを公言いたしました。このことについて、区の認識をお聞かせください。
○吉田副区長
伊藤新理事長とは、先週、公式に、私どもは区の立場ということを含めて、説明で会ってまいりました。容認できないという発言があったということも含めて、お話を申し上げました。
私どもが先行営業施設を整備するのは、別に仲卸のさまざまな御商売、これからの移転も含めたさまざまな御商売の生業に対してさお差すというものではなくて、築地のにぎわいを継承するために、この先行営業施設をつくっていくんだという意味で、にぎわいの継承・発展のためにつくっていくんだということを説明し、そのことは十分わかっているというふうに伊藤新理事長もおっしゃいました。逆に、区の立場というものからすれば、仲卸組合から容認できないなり何なりという発言があったとしても、我々は淡々とやらせていただきますからということを申し上げて、それは当然そうでしょうねということで、そのことの趣旨についても御理解はいただいているものというふうに考えております。
○志村委員
お話しされたということで、容認できないというのは、何が容認できないということだったんでしょうか。
○吉田副区長
容認できないというのは、基本的には、今、仲卸が豊洲にどういう条件において移転するかという話をいろいろ詰めている過程の中で、やはりこういう要素が出てくると、仲卸の方々がいろいろ、ある意味で判断に迷う部分が出てきたり何かして混乱が生じるので、好ましくないという意味で、容認できないという御発言であろうというふうに思います。
○志村委員
先行営業施設のそもそもの出店の対象者というのは、豊洲に行けない仲卸というような話だと私は理解していたんですけれども、それが、やはり力のある、豊洲にも出せるような仲卸を対象にしようということに発展というか、なったのかなと。そういう中で、豊洲に行く仲卸となれば東卸の組織員だと。豊洲に行けない仲卸は、別に東卸と関係ないという中で、今、豊洲市場にも店舗を出しながら先行営業施設も出そうというところで東卸の組織的な問題、また法的な問題も生まれてきているというふうに思っています。
ですから、東卸が組織として容認しないとなったときは、東卸に所属する仲卸業者の人たちは出店できなくなるんじゃないかと私は思うんですけれども、区としては淡々と募集していきますよということに対して、そうしてくださいという、何か組織的な縛りみたいなものは余り感じられなかったですか、話し合いのときには。お聞かせください。
○吉田副区長
組織的な縛りとか何かというところまで具体的な言及をした会議を行ったわけではございませんけれども、基本的には、お互いにお互いの立場というものは了解をしたと。ただ、正直なところ、仲卸の中で、やはり豊洲の先行きについてそれなりの不安も抱えながら豊洲に移転をしているわけですから、その中で、こっちの水が余りおいしく見え過ぎると、まとまりに困るということで、大分突き上げている方もいらっしゃるので、理事長として一言、容認できないという発言をされたというふうに、私のほうとしてはそういう意味で受けとめております。
ただ、私どもが伊藤新理事長にはっきり申し上げたことは、私どもの新しい築地をつくる会に、これまでの執行部はメンバーをオブザーバーとして出してきたんだけれども、つまり情報をとるオブザーバーとして出席させるかどうかについても、理事会で再度御検討くださいというお願いをしてきました。
それから、先行営業施設準備協議会については、区が仲卸の中から選んだ委員でございますから、容認できないとお考えになろうが、この人たちに、出てくれるなとか何かということはお互いに言えませんからねと。私どもはそれでやりますということをきちっと申し上げてきたし、そのことも了解されたと。
それと、私どもはあえて仲卸とけんかをするわけではないですから、そういう意味で、先行営業施設準備協議会を行った際には、必ず情報交換ということで御報告にも参りますし、お話し合いもさせていただきたいということを申し上げ、そのことについては、お互いにぜひやりましょうということになっております。
委員が御心配のようなところまでの話というのはないだろうというふうに感じております。
○志村委員
先ほどスケジュールが出されました。建物は半年おくらせてということですけれども、この募集・選考はほとんど前回と変わりません。今、容認できないという部分は、豊洲がどういう市場になるかと。例えば、ほかに、その後、市場の設計でも、青果と水産、また水産と卸も大きな道路で区切られているために、ターレーで結びつく動線がなかなかふれない問題とか、立面になってしまっているために、商品の動線ということも含めてさまざまな業者の意見も出ていると。また、使用料についてもわからない。今度、豊洲の新市場の整備費が4,500億円ですね。2009年に3,926億円でやろうとしていたのが、574億円ふえて4,500億円になってしまう。これは、使用料を含めて業者、また市場会計に重くのしかかる状況がある。ここもどうするのか。どれだけ業者に負担がかかるのかわからないという、さまざまな問題。また、千客万来施設についても、なかなか先行きが見えない。こういう中で、豊洲新市場はそういうことを解決しながら、土壌汚染対策工事をやっている。そのときに、中央区が募集を始める。ですから、容認できない部分、そこに対して、今考えているスケジュールでやるということは、もし東卸の新理事長がそういうことを言っているのであれば、出店したいと思っている業者さんの中にもいろいろな混乱を起こすのではないかというふうに思っております。そういうのを認識しながら、このスケジュールどおり募集・選考をやっていこうという理由をお聞かせいただきたいと思います。
今のような東京都と市場関係者との交渉や、またさっきもお話しした豊洲新市場の欠陥問題や豊洲の土壌汚染も今後どうなるかわからない。また6月に行われる都議会議員選挙の結果を含めた都議会や世論の動向などで、さらに延期される可能性もあるのではないか、そういうことも考えられると思います。情勢が大きく動いている中で、このようなスケジュール感、この図で見ますと、平成25年度の早いほうで募集・選考をかけるということが本当に的確なのかどうか、その点の見解もお聞かせください。
○吉田副区長
私どもは、東京都のスケジュールがいかようになろうとも、築地のにぎわいを守るために、この施設をつくるんだという意思表示も含めて、このスケジュールを立てております。ただ、実務的に申し上げますと、やはりここに入居する方々がこの施設全体の使い勝手、それから周辺の道路を含めた使い勝手というものについて、やはり一致団結して議論しながら、施設の外構等については、相当突っ込んだ協議が必要だと思っております。募集を早くいたしまして、中に入る方が決まって、その方々の協議会のようなものをつくり上げて、そのことを含めて外構的な作業だとか何かというものについては、お話し合いをさせていただいて、そういう準備を積み重ねて万全な体制で先行営業施設については臨みたいというふうに考えておりますので、スケジュールについては、あえて変更はいたしておりません。
○志村委員
この募集・選考は、例えば運営体、運営はどういう組織体でやるのか、また出店業者が負担するコスト、管理とか運営とか使用料、そういうものをどういう計算式でやるのかなどの提示がある募集だと思うんですけれども、そのことが今のお話だと、募集してから決めるように感じてしまったんです。というのは、さっき平成25年度中に今後のことについては検討するというようにあったので、そのような内容をどのように募集要項に提示しようとしているんでしょうか。
○吉田副区長
募集要項には、当然、ここの区画、1区画についての例えば使用料が幾らになってとかということを書いていなければ、それは応募してくれません。ですから、そういう具体的な内容については、新年度の前半において検討して、基本的には募集要項を作成して、年度末において募集に入るというスケジュールを当然考えているわけでございます。
○志村委員
東卸のほうが、それこそ出店してほしい業者の方たちの思い、それはそれとして、区は区としての築地のにぎわいをということで進めていくというところを、ボタンのかけ違いが最初にあると大きな問題を起こすんじゃないかなというふうに思っております。
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