築地市場

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テーマ:築地のまちづくりに関する合意について(その3) 《2012(H24)年2月9日 企画総務委員会》


(つづき)

○志村委員
 時間もなくて駆け足になっちゃうんですけれども、ここでいろいろ具体的に合意の中ではっきりしているのは、さっき3点おっしゃいましたよね。移転を着実に都が行うことに同意するよと。あと、卸売市場を整備しないという、こういう重要な問題もやりましたけれども、そのほかは検討を行っていくという表現になっています。

 先ほどのやりとりの中でも、もう明らかになったんですけれども、例えば勝どき門駐車場の暫定的な活用を都が検討するじゃないんですよね。このテーマについて、都と区が検討の場を持ちましょうということなんですよね。ですから、これをしっかり見ないと、何か区長さんは喜んで、新聞記事でも、都にもよく理解していただいたというように報道もされていますけれども、理解も何も、ただ、話はしましょうと。検討委員会を持ってやりましょうという内容であるわけです。そういう中で、勝どき門駐車場がありますけれども、これまで区が想定していた築地市場の半分のにぎわい施設、これについての都と区との検討というのは、合意の中では、どういう中で位置づけられているのか聞かせてください。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 今回の合意につきましては、都と区が平成26年度の移転という短いスケジュールの中で、区が主張しております築地のにぎわいをどのように具体的に守っていくかという話し合いをするための出発点を定めたものでございまして、そのために市場の移転に同意をする、卸売市場は整備をしない、それから区が暫定的にいっときもにぎわいを途絶えさせないための取り組みとして、要望しています勝どき門駐車場について検討を行うという合意を行ったものでございます。今後の議論の出発点として、あくまで現在共通認識ができる、その3点について合意をしたということでございますので、区が目指しておりましたにぎわい施設構想でありますとか、平成16年に主張しておりました鮮魚マーケット構想について断念するとか、やっていくとか、そういう判断をこの合意書でやったものではございません。暫定の取り組みとして、勝どき門駐車場から始めましょうというところを、まず合意をしたというところでございます。

 以上です。

○志村委員
 場外の人たちは、今、どうなっているのか、早くやってほしいとか、そういう思いもある中で、これが話し合いの出発点だということですね。移転するとしてしまえば、その前までにはやろうじゃないかという大変タイトな中身ですけれども、先ほど形についても研究すると。鮮魚マーケットね。それから、経営主体、具体的な運営についても、まだこれからだと。いつまでにやろうと、いつまでにこういうのを固めようと思っているんですか。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 東京都の移転は、平成26年度末までにということで決まってございますので、区有地を使ったにぎわい施設を、まずその半年前に開業するというところを目標にしております。さらに、移転をした直後から勝どき門駐車場を使わせていただけるのであれば、改修をして仮店舗あるいは荷さばきスペースにしたいというような施設整備の構想を持っております。それに確実に間に合わせる形で、先ほど委員お話のありましたようなさまざまな課題について早急に検討したいというふうに考えているところでございます。

 以上です。

○志村委員
 具体的に、いつごろまでに、何年度のどこら辺までというのはないんですか。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 まず、区有地を使います施設整備は平成26年度末が移転としましたならば、その半年前、秋ごろには開業しないといけないというふうに考えてございますので、来年度から設計に入りまして、その後、建設工事にその次の年から入っていくというような、今、スケジュール感を持っておりますけれども、それと並行する形で、その中身をどのような方に、どれぐらいの規模でお入りいただき、どのような御商売が成り立つかというところを早急に議論をし、勝どき門駐車場の利用につきましては、東京都と協議を早急に進めていきたいというふうに考えてございます。

 以上です。

○志村委員
 本当に漠として、今回のこの合意も含めて、決まっているのは中央区が容認から、本当に都のやること、移転の推進、整備を着実にやってくれという、それがくっきり浮かんで、本当に場外、鮮魚マーケットを含めて、まだまだこれからという大変な状況だと思います。

 鮮魚マーケットの建設とか、勝どき門駐車場の整備の経費も、来年、再来年、そういう形でいろいろ具体化していくためには、経費、さらには施設の管理維持、経費はどれくらいかかるのか。その財政的な裏づけはどう考えているのか。また、いろいろな形で、これしか決まっていないけれども、区の負担のあり方をどう考えているのか、お聞かせください。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 施設の整備経費につきましては、まず来年度、設計については3,000万余円ということで検討しているところでございます。また、その後の建設工事につきましては、どのような階高にするとか、あるいは、どのような設計の内容にするとかというところの詳細を決めながら定めていきたいというふうに考えてございます。

 また、勝どき門駐車場につきましては、これは東京都との協議がこれから始まるというところでございまして、どのような条件で区が借りられるのか、借りる以外の形がとり得るのかといったことも含めまして、区の財政負担、どれぐらいの経費が生じるのかといったところも含めまして、早急に協議をしていきたいというふうに考えてございます。

 以上です。

○志村委員
 これをやるための財政的な裏づけ、それと区のあり方、それはどう考えていますか。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 特に、勝どき門駐車場につきましては、かなり大きな施設でございまして、区が例えばそのままの価格で買うとした場合には、到底区の財政負担というのは耐えられないものであろうというふうに考えます。ですので、当然ながら、本区が負担をしていける範囲において、東京都と交渉してまいりたいというふうに考えます。

 以上です。

○志村委員
 幾らかかるかわからない。10億円、20億円かかるかもわからない。また、赤字になった場合、どうするのか。そういうような本当に多額な税金を投入する事業に、区民のコンセンサスも得られなくちゃいけないわけですよ。かといえば、先ほどみたいに移転に伴って、いろいろな区民の方や業者の方への影響が生まれる。なのに、そこは具体化しないで、こういう鮮魚マーケットを含めた築地のまちづくりのほうに何とかやろうと。しかし、財政的な裏づけも、幾らかかるかわからない。今やっているのは、結局、石原を助けているだけじゃないんですか、これ。これでどんどん、ずるずるやって、経営主体になる人もいない、店舗を出す人もいない、それで、そのうちに人が少なくなっちゃったら大きな寿司屋さんが撤退していく、場外は寂れるというような最悪の場合になったときに、やはり責任をとるのは中央区でなくてはいけない。

 そういう意味で、いろいろこれを細かく見て、今、中央区は都と合意はしてしまったけれども、本当に今の道が区と区民と場外にとって幸せなのかと考えると、私はやはり今からでもそういうことをはっきりさせて、現在地再整備ということを本当は望んでいるんだから、改めて検証して、このままいくと10年、20年と禍根を残すということがあれば、この合意を破棄した現在地再整備というところに行くのもあると思います。

テーマ:築地のまちづくりに関する合意について(その2) 《2012(H24)年2月9日 企画総務委員会》

(つづき)
○志村委員
 今までは要望だったんです。これからは合意があるんですね。一緒にやっていこうじゃないかという、この同意があるわけ、都と区の。ですから、都が強引に進めたり、また情報開示や説明責任を果たしていないと判断したときは、都とか石原都知事に対して、この同意に基づいて、要望じゃなくてですよ、同意に基づいて意見を言う。そういうことがあるのかどうか、お聞かせください。

 また、合意文書にある今の、着実に行うという意味では、豊洲の市場予定地の汚染問題、これも着実に行うためには重要だと思うんですけれども、この点について、今、区はどう考えているのかお聞かせください。

○斎藤企画部長
 合意文書の記書きの1でございますが、委員の御質問の中では都と区、同レベルというふうな御質問の趣旨かなというふうに受けとめましたが、文章につきましては、都は移転整備を着実に行う、区は東京都が移転整備を着実に行うことに同意をするというふうに考えておりますので、この文章については、区が都の移転に全面的に協力をするとかというニュアンスではなくて、都が行う移転整備の事業に対して同意をするというふうにお読み取りいただければと思います。

 また、御質問の中で種々ございましたが、現在、東京都は移転の仲卸事業者等に対して支援策を公表してございます。利子補給ですとか相談制度ですとか、最近の、先週以降の報道では、幾つかのメニューを打ち出しております。そういうことで、今後、仲卸事業者の方がどういう御判断をされるのかというところ、今、もう一つ見えない部分もございます。実は、豊洲の新市場の計画がなかなかまだ業者の方々にも詳細が見えてこないというふうな声も聞こえてきます。仲卸事業者の方も、判断がまだ十分できる状況にはなっていないというふうな状況もあって、そういった点についても、まだはっきりと見通せない部分もございます。

 また、土壌汚染等については、東京都が汚染対策工事を行っておりまして、着実にきれいにするという約束をしておりますので、この経過については、きちんと見定めていきたいというふうに思っております。

○志村委員
 要望だったんです、さっきのは。お願いします。

 それから、都が着実に行わせるということを同意したわけだから、区の役割とは違うんですよ。今までは、あれは都の責任だよと。もう区は着実に行うことに同意したんだから、着実に都に行わせるように区がいろいろな意見を言うと。合意ですからね、私はそういう役割、そういう理解をしなければならないというふうに思います。今言っていると、何か私のほうが移転しろというふうに聞こえちゃうかもしれない。違いますよ。ちゃんと、前提は移転反対だけれども、この合意に基づいて発言しているんです。ずっとしゃべっていると、何か自分自身が移転を前提に話しているみたいで、本当に嫌な合意なんです、この中身は。

 そういうことで、ただ、汚染問題でも、見きわめるとか見守るではだめだということを、そういうステージに上がっているということを認識してほしいんですよ。例えば、有楽町層のない場所が2カ所あるから、その規模とか大きさ、そういうのが明らかにされていない。また、そこから下に汚染が広がっているのかどうかも証明されていない。さらに、東京ガスが使用していた地中にある1万8,000本のくいを、当初は抜かないで工事すると言ったんだけれども、今度は抜いて工事をするというような、そういうふうに変更している。そうなると、また汚染の問題はどうなるのかというようなこともあります。

 ですから、こういう一つ一つを見守るだけじゃなくて、着実に進めていくということで同意したのであれば、やはりこれについて区としても、しっかり情報公開をしてもらいたいというふうに思うんですけれども、その点、簡単に。やはりそれは見守るだけなんでしょうか。

○小泉副区長
 この合意ですけれども、この合意に基づいて移転をするということでは決してない。これは、東京都の行政と都議会が、それについて予算を審議して、一定の方向を出した。そういう結果を踏まえて、これまでそういう動きに対して厳粛に受け入れる、そういった意味合いでの合意ですので、この合意に基づいて市場を移転するということを起こすということではない。その辺は御理解いただきたいと思うんですけれども。

 その中で、影響が出てくるとすれば、区民生活、区民の行政のほうの窓口で、私どもとしては当然精いっぱい対応するということになりますし、そういう意味合いで、合意をしたから移転をするんだということではないということ、その辺は御理解がちょっと違うのではないかと。

○志村委員
 いや、それは何か勘違い。私は、区と都との関係が質的に変わったんですよと言ったの。この合意を結んだことによって、着実に都が、今までは容認とか、そういう形で、ある意味被害者というか、立場だったのに、これからは都が着実に行うように区も同意したとなれば、一緒にやっていきましょうというふうな同意にもなるわけですよ。進めていこうと。そういうことで、これによって移転がどうのこうのじゃなくて、都と区の関係がそういうふうになってしまったという認識を持つべきじゃないか。そうなると、今までの移転に関するさまざまな問題も、区としても答えなくちゃいけない責任が出てくる。それが出てこないんだったら、この合意というのは都が着実に行うことについては同意できないというふうになるわけですから、そういう意味では、区の立場とすれば、区民の方々、また議会が持つ意見とか疑問について、区も答えなくちゃいけない。都を見守るだけじゃない、これを合意に基づいてこたえなくちゃいけないと。そういうふうに私は理解しているので、今の副区長の答弁というのは、ちょっと違う。これをもって移転が決まったとか、そういうような話ではないです。

 そういうことで、先ほどの汚染問題についても調査をしていただきたいと要望します。

(つづく)

テーマ:築地のまちづくりに関する合意について(その1) 《2012(H24)年2月9日 企画総務委員会》


○志村委員
 では、私も資料1の築地のまちづくりに関する合意についてです。

 この合意のいろいろ質問させていただきますけれども、その前に、我々日本共産党としては、移転反対、現在地再整備、この実現の立場に立っていることを改めて表明させていただきます。中央区も、本当は現在地再整備が望ましいんだということをずっと発言してきたわけですけれども、今回の合意の記の1の部分、移転整備を着実に行うことの合意や、また卸売市場を整備することは適当でないという、このような合意は、これまでの区の考えを逸脱しているものだと思います。こういう大事な合意を区議会にも諮らず、また新しい築地をつくる会にも諮らずにやってしまう。予算と一緒に発表してしまう。ですから、この報道を見れば、予算という大事なものよりも、この築地の問題を大きく取り上げられてしまっている、こういうことを起こして、きょうの質疑の中でも、報道によると、報道によるとという、そういう質問です。これはやはり議会軽視であるということを、私はまず最初に指摘させていただきます。これは指摘だけです。

 質問に行きます。

 そういうことで、移転整備を着実に行うということに区が同意をしたということは、今後移転にかかわる責任を都とともに持つことになる、そのように思います。その立場から幾つか聞きますけれども、築地市場の中央区への経済効果、2兆円が移転によって失われることになりますけれども、その損失をどのようにフォローしようと考えているのか。また、中央区の鮮魚マーケット、これによる経済効果というのはどの程度になると考えているのか、お聞かせください。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 まず、市場の移転に伴って、中央区が現在、築地市場を中心に得てきた2兆円の経済効果というのは、どのように保つのかということでございますけれども、数字的な計算というのは、現在、にぎわい施設がどのような形で、どう完成していくかというところがまだ具体的に決まりませんので、試算はできないんでございますけれども、2兆円、数字的なところでは申し上げられませんが、何としてでも築地がこれまで培ってきました食文化の拠点としての機能を維持して、場外市場と市場が一体となって築いてきた部分を何とか、にぎわい施設、区有地を使って先行整備をし、さらに東京都と交渉して勝どき門駐車場などを使って、それを拡大していくというような方法によって、食文化の拠点としての活気とにぎわい機能をしっかり守っていきたいというふうに考えているというところでございます。

 以上です。

○志村委員
 では、その2兆円のフォローも、また鮮魚マーケットの経済効果も試算していないということですから、行政としての責任としては、これは概要でもいいから、大枠でもいいから、それを出すように、これは責任だと思います。

 次に、移転に伴って築地市場での職が失われる区民の方をどの程度想定しているのか。また、移転に伴う失業で生計の糧を断たれてしまった区民にどう対応しようとしているのか、お聞かせください。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 市場の移転に伴いまして生計が成り立たなくなる区民の方をどのようにフォローするかということでございますけれども、市場の移転に伴い最も大きな影響を受ける可能性があるのは、区としては場外市場地区だというふうに考えてございます。ですので、これまで場外市場、市場本場に来られるお客様を市場と一体となってサポートする形により御商売を続けてこられておりまして、その御商売とか地区の雰囲気全体で大きなにぎわいを生み出し、観光客にも来られているという効果を持ってまいりました。ですので、繰り返しになりますけれども、区がにぎわい施設をしっかりと整備をして、これまで培ってきた食文化の拠点としてのまちづくりを着実に進めていくということによりまして、これまで同様の活気とにぎわい、あるいは新しいまちづくりによりまして、新しいにぎわいを生み出していきたいというふうに考えているところでございます。

 以上です。

○志村委員
 区長さんもよく言うのは、区民が主人公という、区民が、要はないじゃないですか。市場で働いているたくさんの方は、築地にも住み、月島地域にも住んでいるんです。そういうことよりも、もっと大きな影響があるのが場外市場という、その認識は、私はまずい。それは想定していないから。ですから、今回の移転によって、築地市場で働く、また関係する区民の方、その数をまず調査する。そして、そういう方たちへの影響、職を失う場合、どの程度生まれるのか、そういう想定もする。それに対する対応を考える。これが責任ある行政の仕事だと思います。それをしないで移転だ、移転だと言ったら、それは大きな問題になると思います。

 あわせて、築地市場内で営業している仲卸、事業所、こういう方で中央区民の方、中央区に住民税を納めている業者が何人いるのか。また、移転に伴って、店舗や事業所を廃業せざるを得なくなる区民の業者の方にはどのような対応をするのか、その点もお聞きしますけれども、いかがですか。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 先ほど答弁の中で、区民の中で最も影響を受けるのが場外市場で、それだけかのような答弁というふうに受けとめられたかもしれませんけれども、当然ながら場内で働かれます区民の方への影響というのもあろうかと思います。ただし、市場の移転によりまして場内の方すべてが職を失われるとか、そういうものではないかと思われますので、市場の移転に伴いますさまざまな影響というのは、市場開設者と、それから場内事業者という関係の中で、まずは支援策が現在協議をされているというふうに聞いているところでございます。

 それから、すみません、区民である仲卸業者が何人いらっしゃるかというところの数字については、現在、この場で持ち合わせていないところでございますけれども、かなりの区民の方が市場にかかわる何らかの御商売で生計を立てていらっしゃるということは把握をしているところでございます。市場の移転に伴う直接的な影響というのは、開設者と場内事業者というお立場の中で解決されていくんだと考えますけれども、区としても、区にお住まいになっている区民、それから事業者というお立場で御利用になられるさまざまな支援というのは、区で持っている制度の中で支援をするということは十分に可能だというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。

○志村委員
 この合意に基づいて考えなくちゃいけないんですよ。移転整備を着実に行うというのは、単に移転をするだけじゃないわけ。着実というのは、そこで働いている人たちも、移転した後も、そういう人たちの生活が変わらないような、そういうことが着実だと思いますよ。ですから、この合意と、今まで容認とか、しようがないとか、都の責任になったんだけれども、この合意によって中央区も同意してやっていきましょうとなっちゃっているんだから、区への影響、区民への影響をちゃんと調査をする。築地のまちづくりとか場外市場に対する具体的な、移転後の案というのは、いろいろ鮮魚マーケットとかありますよ。では、そこで働いている区民、業者の人たちにどうするのか。あわせてやらなければ、それはまずいんじゃないですか。ですから、今、答弁が不能だった点については調査検討して、中身の方針も含めて議会に報告することを要望いたします。

 次ですけれども、この移転整備を着実に行うということは、強引に進めることではない。つまり、都民への、我々は区民ですけれども、都民への情報開示、豊洲の問題ですね。あわせて、説明責任を果たすと。都民と市場関係者の納得を経て進めること、これが移転整備を着実に行うことだと思うんですけれども、その点の認識はいかがですか。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 東京都が移転整備を着実に行うことにつきましては、当然ながら、委員御指摘の関係者の合意形成あるいは支援策、そういったものについて親切丁寧な説明があり、意見交換があってしかるべきだと思いますし、そのことについては、中央区からもこれまでの要望の中で、折に触れて東京都に対して述べているところでございます。

(つづく)

テーマ:鮮魚マーケットの整備計画について 《2011(H23)年12月12日 企画総務委員会》


○志村委員
 次、鮮魚マーケットなんですけれども、万が一の場合に豊洲に新市場ができる前につくってほしいという要望があるということで、私の立場が現在地再整備というのは揺るぎませんけれども、ただ、鮮魚マーケットもつくってほしいという声があるということも事実だと思います。

 その点での質問なんですけれども、以前も聞いたことがあると思うんですが、またこれは形がにぎわい施設と違うので。この鮮魚マーケットの事業主体者、ここはどこを考えているのか。それに区のかかわり方はどう考えているのか。さまざまな整備から運営を含めて、区としての負担額をどの程度想定していらっしゃるのか。それから、鮮魚マーケットの想定の店舗数。

 それから、鮮魚マーケット、にぎわい施設とかいろいろ提案されるので、今回の鮮魚マーケットというのはどういう施設のイメージなのか。そういうのはどこの部署で作成しているのかをお聞かせください。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 鮮魚マーケットについての御質問でございます。主体がだれか、区の役割は、中に入られる方の負担は幾らかということについてでございますけれども、どこが主体になって運営するか、あるいは区がどうかかわるか、あるいは負担ということは別に検討する必要があると考えてございますけれども、ともかく築地ブランドを継承してきたのが、現在、築地市場の中で御商売をされています仲卸業者を中心とする方々だというふうに考えてございます。そういった方々が区の鮮魚マーケットで、市場としてという形ではなくとも、築地が誇ってきた豊富な品ぞろえを用意してくださることを目指しているものでございます。

 また、店舗数につきましては、今後、豊洲新市場がどのような形で整備をされていくかというところもかかわりますので、現在のところ、見込める状況ではないというふうに考えてございます。

 最後の、どういう施設を想定しているかということでございます。

 繰り返しになりますが、築地市場が場外市場と担ってきた食文化の歴史というのは仲卸の業者さんを初めとする市場業者さんがつくってこられたもの、それに場外との相乗効果で築き上げられたものだというふうに考えてございますので、そういったものが、市場という形ではございませんけれども、引き続き築地の一部で残っていって、それを引き続き利用されるプロの方々が集まってこられ、さらにはそれを一般の方、観光客の方が評価をしてくださるような場所を目指したいというふうに考えている施設でございます。

 以上です。

○志村委員
 2011年も12月という中で、余り内容的に進んでいないなというふうに思うんです。吉田副区長が年内に水産の仲卸の方々と区の考えを含めて協議するというお話があったんですけれども、それは、もう年内もあとわずかですけれども、どのように具体化されたのか、また、その内容はどういうものだったのかお聞かせください。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 水産仲卸の方々との協議でございますけれども、仲卸の組合の中で移転に賛成する、反対するというところをめぐっての議論が続いてございまして、区との間で正式な形で協議ということはできてございません。個別に御照会あるいは御質問を受けるということはさまざまな形でございますので、そういった機会を利用しながら区の考えをお伝えし、御意見をちょうだいするといったような形で進めてございます。

 以上でございます。

○志村委員
 当初は年内にやろうと思ったんですけれども、それがなかなかできていないという状況で、先ほどの鮮魚マーケットの事業の主体というか、中心になるのは仲卸の方々だということで、では年内にできなかったら、いつを目途として協議を進めようと思っていますか。もちろん、組合のほうは反対、賛成でいろいろ意見があって、協議ができないという状況ですけれども、区としては、年内ということだったんですよ。年内やりたいと言ったのができなかった。次は、じゃあ、いつまでということでお考えですか。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 鮮魚マーケットにつきましては、市場が移転をする少なくとも半年前に仮店舗を場外の区有地を使って設置をしたいというふうに考えてございますので、最終のデッドラインというのはそこに間に合わせることだというふうに考えてございます。そのための話し合いにつきましては、豊洲新市場についてどのような議論がなされるかということについても深くかかわってまいりますので、そういった状況を踏まえながら進めていきたいというふうに考えております。

 以上です。

○志村委員
 平成26年度、豊洲新市場を開場するという予定ですよね。半年前ということは、平成25年度中には、半年前に工事が終わってなくちゃいけない。そうなると、平成24年度、来年度は設計とか管理・運営の方法とか、また工事期間中における場外市場での動線、また工事車両の動線、さまざまな問題を来年度中には決定していかなくては25年の工事には間に合わないわけですね。そうなると平成23年度中には、さまざまな具体的なスケジュールの策定、基本コンセプトはできていても、さっきからの話だと、できているとまでは言えない。方向性だけだと思うんですけれども、そういう問題や施設整備のハード面とか管理・運営などソフト面、この経費をだれが負担するのか。この鮮魚マーケットが公設公営のマーケットなのか、公設民営なのか、民設民営なのか、そういうあたりが今年度中に、はっきりしなければできないというふうに思うんですけれども、そういう意味で、今のお答えだと何か楽観的というか、本当に現実的にもうないという中で、スケジュール面から見て、今の現状をどうお考えですか。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 先ほど申し上げました仮店舗の整備につきまして、まず区のほうで整備をしたいというふうに現在、考えてございまして、なかなか中にお入りになる方がどれくらいとか、どういう形でということの議論というのは、そういった環境整備と並行して進める必要があるというふうに考えてございます。ですので、ある程度の想定できる環境整備を精いっぱい進めながら、そういった中身の議論についても並行して間に合わせていきたいというふうに考えてございます。

 以上です。

○志村委員
 これ以上、何もない中で議論してもしようがない。本当に何もないというのは問題なんですよ、今の時期で議論できるものがないというのは。早急にいろいろな形で議会に報告するようにお願いします。

 それから、勝どき門の駐車場の地区の活用なんですけれども、確認するんですけれども、2つ駐車場があります。勝どき門の駐車場と立体駐車場。以前も、この既存の施設を観光客駐車場に活用するというふうになっていたんですけれども、今回の構想でも、そういう既存の施設の活用、観光のね、それなのか、それともプラスアルファの何か付加価値をつけたものを都と交渉しているのかどうか、お聞かせください。

 それから、それの整備ですけれども、駐車場を整備とか運営する場合、その経費の負担、運営の主体になるところは区がなっているのか、区が負担してやるのか、その点もお聞かせいただきたいと思います。

 それから、11月1日にこの問題で都に申し入れしましたけれども、それから都との協議の内容はどのようになっているのか。たしか今年度中に都からの報告というか、回答があるみたいに、委員会でしたか、聞いたんですけれども、その点、確認をさせていただきたいと思います。

○内田副参事(都心再生・計画担当)
 11月1日付で区のほうから要望しました勝どき門駐車場と、それから、そのときの絵では水産物立体駐車場の2つを想定していたのでございますけれども、それにつきましては、委員おっしゃるような観光客用の駐車場もそうでございますけれども、基本的にはこれから整備を目指します、にぎわい施設の利用者が御利用される駐車場として活用したいというふうに考えてございます。それに加えて、もし、かないますれば、1階部分を例えば仮店舗として整備する、あるいは場外につくる仮店舗のバックヤードとして使用するといった多彩な使い方があるのかなというふうに考えてございまして、東京都と今後協議をしたいというふうに考えているところでございます。

 それから、次の、その整備あるいは運営についてはどこが負担するかということにつきましては、今後東京都と交渉していきたいというふうに考えてございます。

 最後に、11月1日付で出した要望書について東京都がどのように対応しているかということでございますけれども、私どもが提出をしました際に、年度内の早期に回答したいというふうな回答がございまして、その方針を先般の都議会でも表明をされ、中央区のまちづくりについて協力をしていきたいというようなコメントがございました。現在、具体的にこういうものということで示されている、時間的にもそういうタイミングではございませんけれども、今後、東京都のほうから回答が得られるところを待っているという状況でございます。

 以上でございます。

○志村委員
 時間もなくなりましたけれども、やはり今の報告を聞いて、安心して年を越せないなというのが率直な私の思いです。本当に一つ一つ責任を持って業者の方、また区民の皆さんの願いにこたえるような対応をお願いします。

 東京都は13日、築地市場の移転予定地(江東区豊洲)の土壌から環境基準の1000倍のベンゼンを検出したと発表しました。ベンゼンが見つかった箇所は、都がこれまで「水を通さないので汚染がそれ以上深く広がらない」としてきた地層の内部で、専門家からは「都の汚染処理策の前提が崩れた」との批判があがっています。

 発表によると、予定地の「不透水層」で行った292地点のうち68カ所で環境基準を超えるベンゼンを検出。このうち5カ所で基準の100倍を超え、シアン化合物も16カ所で環境基準を超えていました。

 最高1000倍の濃度のベンゼンが検出されたのは、青果卸売場に予定している5街区で、不透水層の上端から1・3メートル下の地点です。都はこれまで汚染物質の分布調査を不透水層上端までにとどめ、市場関係者や日本環境学会、日本共産党などの全面的調査の要求を拒んできました。

 不透水層内部から汚染物質が見つかった原因について、都中央卸売市場は「ガス工場操業時の汚染物質が入り込んだ可能性があるが、現在分析中。汚染物質は掘削し処理するので問題はない」としています。

 都は現在、予定地で土壌汚染の処理工事を行っており、2014年度に新市場を開場する計画です。
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汚染処理策前提崩れた
 日本環境学会の坂巻幸雄・土壌汚染問題グループ長の話 都がこれまで「これより汚染は広がらない」といってきた不透水層で高濃度のベンゼンが見つかったことは、都の汚染処理策の前提が崩れたことを示すものです。都は説明会を開き、すべての情報を明らかにし、専門家と公開討論を行うべきだし、ずさんな調査にもとづく汚染処理策も再検討すべきです。


「しんぶん赤旗」2012年9月14日(金)より


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