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昨日(1月30日)封切りになった山田洋次監督作品「おとうと」を観ました。
吉永小百合は「母べえ」そのままという感じで、全体として落ち着いた良質の作品でした。

でも、今までの山田洋次作品を期待していた私としては何か物足りない映画でした。

これまでの山田洋次作品である「男はつらいよ」「家族」「学校」などのシリーズから最近の「武士の一分」や「母べえ」に流れていたのは、
一生懸命努力したり、生きていても、報われない不条理が、「悲劇」や「不幸」になり、それを「喜劇」にさせてしまう。
寅さんなんかはまさにその典型です。
さらに、その「悲劇、不幸」を生み出す背景にある社会的な問題を静かに批判する監督の目があり、最後は、「それでも希望を持って元気に生きていこうよ!」というエールが投げかけられる。
というものだったと思います。

しかし、この「おとうと」には、それを感じませんでした。
(何回か観れば、しみわたってくるのかもしれませんが…)

鶴瓶演じる「おとうと」は、どんな幼少期を過ごし、死ぬまでどんな精一杯の生活をしてきたのだろう、とか、イントロが安保デモや高度成長期の日本に触れているのに、その後の日本社会の問題が、おとうとにどのような影響を与えたのか、など、分からず、もやもや感が残りました。

吉永親子にかかわる話は簡略にして、鶴瓶おとうとのエピソードをふくらませた方が良かったのではないでしょうか。
その方が、亡くなるシーンやエンディングにもっと感情移入できたと思います。(最後に山田洋次監督に泣かされることを期待していたので…)

山田洋次監督らしい、多様な個性、人間性が認められない社会に対する批判と社会に疎外されてしまう弱い人間へのあたたかいメッセージがもっと伝われば良かったと思います。

これは私の個人的な感想です。
もう一度観たら、また、違って見えるかもしれません。
でも、2月になったら、もう映画館で観る機会もなくなるので、TVでの放送を待つとします。

今日(1/28)、港区芝のメルパルクホールは、笑いの渦となりました。
「津軽弁の日 in 東京番外編」が開催されたのです。

イメージ 1

出演者は、伊那かっぺい、野津こうへい、青山良平、大友寿郎、田中耕一、鳴海征子の津軽弁によるトーク。三味線、尺八が山上進。
特別ゲストに小室等、伊東君子、大石学。
それに、青森市長や「筆談のホステ」としてマスコミで有名になった女性(名前忘れた…)など盛りだくさんでした。

会場の大半は、青森出身の人でした。
津軽ことばの解説を時々してくれましたが、意味で笑えるのもあったけど、意味がわからなくても大いに笑えました。津軽弁が持つ不思議な力です。

「体験談」のコーナーでは、青森出身を隠し標準語で都会で生活する心境とふるさとへの思いなどが紹介され、会場はしんみりしました。

今日のステージは、津軽弁を「自虐的」に笑いとばしているような感じもしましたが、会場は、楽しさいっぱいでした。
本当に不思議です。
青山良平が何言っているのか分からなかったけど一番心地よく面白かったです。

妻(岩手出身)が伊那かっぺいが好きで、10数年前、二人で青森に行き、「だびよん劇場十三日の金曜日」を見に行ったけど、満員で見られずがっかりした。という思い出があります。
やっと、今日、その念願がかないました。

「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪」(2008年 監督 川崎 実)がWOWOWで放映されました。
面白かった。笑いの連続。
これほど笑わされた映画はありません。

怪獣映画ですけど、社会風刺とギャグがちりばめられ、笑いの本質をとらえている点ではA級映画ではないかと感じました。

洞爺湖サミットに集まった「首脳国」の代表の権力者への風刺もきびしい。
日本からは伊部総理と大泉元総理(ニュースペーパーのはまり役)が「出演」していますが、その風貌と言動には笑いっぱなしです。

怪獣ギララ退治のために奮闘する日本の軍隊は、アメリカ大統領が指揮する地球防衛軍「日本支部」。まさに、現在の米軍指揮下の自衛隊の姿とダブります。
するどい!

国を荒らしまくる怪獣ギララを倒すために、サミット参加の各国首脳がそれぞれ知恵を出し合いますが、ギララには効かず、逆にギララを強大にしてしまいます。そのうちに「北の将軍」まで出てくるとは。

そこで登場したのが民衆の「運動」・エネルギーで出現した「たけ魔神」(ビートたけし)で、ギララが退治されました。

私には、現代の怪獣ギララ(雇用破壊。環境破壊。貧困の拡大。社会不安…)を退治して危機的な社会を救えるのは、私利私欲で動く先進国の権力者たちではなく、人民たちの団結した力だということにつながるメッセージがあると感じられました。

この映画により、権力者を笑い飛ばすところに、痛快な笑いが生まれることを体験できます。

観る前は、期待していなかったので収穫は大でした。

多くの人の心を捉える魅力を持った人物「坂本龍馬」。
NHKの大河ドラマ「龍馬伝」が、今日、スタートしました。
龍馬を演じる福山雅治さんは、このところテレビや新聞に連日のように登場しています。

脚本が、TVドラマ「ガリレオ」などを手がけている福田靖氏ですので、どのようなドラマになるのか興味があります。

第1回目は、「これからの展開に期待できそうだ」という感想です。

龍馬の人物像は、福山雅治の自然体が活かされていて、これまでの龍馬のイメージとは違うようです。福田氏は、初めから「福山龍馬」をイメージして脚本を練ったのでしょうか。
「新龍馬」像に対して異論も出るかもしれませんが、福山雅治が持つ「清潔感」が、今まで以上に龍馬の株を上げるかもしれません。

印象深かったのは、カメラワークです。
ハンディカメラを多用しているのか、固定カメラでどっしりと写し出す大河ドラマの重厚感ではなく、黎明期の若々しさ、激動に時代を伝えるドキュメンタリータッチ風に感じられました。

画面が緑がかって暗いことについては、「見えにくい」などの投書があるかもしれません。

上士と下士との階級差別、「いじめ」は、いまも日本のどこかに残っているような感じがしました。

チョットひっかかったのは、岩崎弥太郎役の香川照之さんです。
私は、香川照之さんは好きな俳優ですし、このドラマでは、風貌の匂いまで伝わる好演でしたが、先日まで同じ時間帯で正岡子規を演じていた方が続いて配役されるといのは、どうなんでしょうか…。

PS
今、俳優は、使い捨てのように集中して、いくつもの映画やドラマに出てくる傾向があるようです。
以前あちこちのドラマに必ずといって良いほど役についていた方が、今ではほとんど出ていないというのも少なくありません。
役者を「長生き」させるためにも、ワークシェアリングが必要ではないでしょうか。
なぜ、こういう事態になっているのか、理由を知っていらっしゃれば教えて頂ければと思います。

「築地魚河岸三代目」(2008年 監督 松原信吾)。面白かったです。
「JIN−仁」(これも良かった!)の熱演が注目された大沢たかおさんが主演する築地市場仲卸を舞台にした映画です。

市場と中央区の町をそのまま使ってロケしているので、仲卸の様子や波除神社、勝鬨橋や本佃の町並み、そこに知った顔があちらこちらに出てきてストーリーとは違った面白さを感じました。
サラリーマンをやっていた主人公が市場に魅せられていく様に、嬉しくなりました。

私(志村)は、ヤッチャバ(青果仲卸。映画では、最後に振られてしまう男が働いているところですが…)で18年間働き、退職して日本共産党の仕事をしてもう18年たちましたが、今でも市場に顔をだすと30年前にタイムスリップして市場の仲間とわいわい話をしてしまいます。

今日も、市場に行って年末の挨拶をしました。
しかし、どこの店でも、出てくるのは、「景気が悪い」「今年の年末はひどい」「志村君、なんとかしてくれよ」という声です。
その期待の声に応えてがんばらなくてはとあらためて強く思いました。

映画に出てくる築地市場は素敵です。
築地市場の移転を止めさせ、なんとしても現在地再整備を実現させたいです。
今ある市場の建物の趣を活かしながら、耐震性を高めていけば、経費もかからず、早くできます。冷蔵倉庫などの付属施設も工夫をすれば何とでもなります。東京都がその気になれば、十分可能です。

市場の話をしていたら、もう一度、映画を観たくなりました。
私の青春時代がよみがえってくるようです。

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