|
テーマ:選手村と豊晴計画について
《2013(H25)年11月19日 企画総務委員会、東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会合同委員会》
○志村委員
選手村の整備の進め方についてのイメージというのも出されておりますし、先ほどの豊晴計画の質疑の応答内容も含めてお聞きします。まず豊晴計画で先行的に改定しようという中で、先ほどはどの項目の何を改定するのか明確に示されていないというようなことがありました。区にとってみれば、本当に受け身的ではないか。そういう意味で、先行改定の対象となる項目というのは何項目ぐらいあるのか。そういう中で、やはり区としてはこのことは外してほしくない、区の要望を入れてほしいという項目は何項目ぐらいあるのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。
それと、開発事業者の公募ですけれども、早ければ来年、遅ければ平成27年ということになっております。そして、このイメージ図を見ますと、いろいろな法定手続がやられます。区条例もそうですし、都市計画、多分、都市計画審議会とか環境アセスの説明会とか、そういうものがあると思うんですけれども、一般的にそういう計画を示す、諮問する場合は、ある程度の絵が描かれている、また事業者が誰であるかということを明確にして審議されると思うんです。例えば遅くて27年に事業者が決まるということになると、先ほどありましたが、都が事業者となって、それを民間に渡すということでしかならないんですけれども、この法定手続がどういうものになっているのか、また、そのような公募との関係でどうなっているのか、その点をお聞かせください。
○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
私から、1点目のほうの御回答をさせていただきたいと思います。
豊晴計画での具体的な改定項目という部分でございます。
先ほども御答弁させていただきましたとおり、現段階では、まだどういったものがという具体的なものが東京都のほうから示されていないところでございます。
ただ、豊晴計画につきましては、平成2年に策定してから全体の改定が全くなされていないといったことから、晴海地区の将来的な居住人口、3万1,000人程度、こちらについても変わっていない。また、晴海五丁目の部分につきましては、国際交流拠点という土地利用計画になっている。こういった部分につきましては、明らかに現段階の豊晴計画と実際に行われるものが違うものですから、こういった部分の項目については、先行改定の中で当然変更があるものというふうに認識しているところでございます。
また、それにあわせまして、本区としましては、基幹的交通システム、BRTにつきましても、平成28年度運行予定で検討を進めてございます。こういった部分が現段階の豊晴計画の中には記載がございません。こういったものも先行改定の中に入れていく必要があるであろうというふうに考えているところでございます。
以上です。
○松村副参事(都市計画事業・特命担当)
私のほうからは、都市計画手続等と公募との関係について御説明させていただきます。
選手村進め方のイメージに書かれております平成26年、区条例手続き等、それから、その後の都市計画、環境アセスの手続きでございます。一般的には、建物の基本計画が検討されている中で、まず区条例の手続におきましては、地域貢献の内容でありますとか、要綱に沿っているかどうかとか、そういった協議をし、その後に地元のほうに説明をしていくことになってございます。晴海地区の場合は、地元のデザイン会議というところを通じて地元との協議がなされるところでございます。そういった条例上の一定の手続を経た後に、今度は、晴海地区については地区計画を定めることになっておりますので、地区整備計画のほうの手続に入っていくというようなところになっております。通常であれば、関係のある方々へ説明等をし、意見もお聞きし、その後、都市計画審議会を経て決定していくというスケジュールでございまして、この期間というのは、他事例から大体そういったスケジュール感というものを、区としてもこのぐらいのスケジュールだというふうに認識しているところでございます。
なお、民間の公募との関係につきましては、計画を定めず、民間にフリーハンドを持たせて事業を進めるということであれば、例えば26年度当初に民間公募をし、決まった民間と区と協議をしていくのかなという認識を持っております。一方で、東京都がある程度計画条件を定めて進めていくという場合であれば、例えばこの地区計画の手続が終わってから、それを条件として民間に募集をするということも考えられるのかなというふうに思っております。
現在、東京都からどういうやり方でやるとは伺っておりません。我々区として、そういう幾つかのシナリオがあるものを想定しながら、区として何をやるべきかということを検討しているという状況でございます。
○志村委員
豊晴計画の改定のほうですけれども、結局、区が考えている、こういうものを入れていく必要があると考えるというところが受け身だと私は言っているんですよ。だから、今、示されていない中で、区として基本的なところはしっかり押さえてほしいという形で能動的に言う部分もあると思います。勝手に住民の皆さんの意向を無視してはできないけれども、しかし、こういう項目はしっかり検討して、住民の声も聞きながら、議会や何かの声を聞きながらやってほしい、待ちではなくて積極的に言っていただきたいという意味ですので、ぜひお願いしたいと思います。
それから、事業者が定まっていない、基本計画などが定まっていないという中では大変やりにくいんですけれども、しかし、どういうふうになっても、区の、また住民の皆さんの要望が反映できるような体制をとらなくてはいけないと思うんです。その点でお聞きしたいんですけれども、晴海地区の将来ビジョン検討委員会では、こういういろいろな議論をすることになっています。一方で、区としてこれまで検討してきた選手村のあたりの晴海地区のエコタウン構想とか、未利用エネルギーに関する調査結果にあるような排熱利用などの具体化、こういうものを盛り込ませる。相手の事業者がどうなるかわからない中で、そういうものも検討しなければならないというふうに思います。このビジョン検討委員会の中で、今まで中央区なり議会なりでいろいろ議論したものを載せることができればいいけれども、全てのっからないと思うので、ある意味、区、行政や議会で議論したり、ある一定の方向性が出ているものについては、それを具体化するというような立場、これは豊晴計画と別なものだと私は思うんですけれども、大きな流れは一致しているとしても、その点で、どのような区の姿勢が求められるか、この点もお聞きしたいと思います。
それから、パラリンピックのための宿舎を、例えば大会が終わった後、障害者のために活用するとか、バリアフリーのまちづくりをするとか、そういうことも早目に手を打っていかなくてはいけないと思うんですけれども、その点についての考えもお聞かせください。
○松村副参事(都市計画事業・特命担当)
2つ御質問があったかと思います。
初めに、これまで検討していたエコタウン構想でありますとか、その中の一つでもあります清掃工場の排熱利用というようなところにつきましては、もちろんエコタウン構想というのは区の施策でもございますので、ビジョン検討委員会においても、区のほうからそういった上位計画等について御説明をし、それをどういう形で反映するかというのはその後の議論になりますけれども、踏まえた形で進めてまいりたいというふうに考えてございます。
また、パラリンピック大会ということで障害者の選手の方々が宿泊されるわけでございますが、バリアフリーというのは、そういった大会があろうとなかろうと必要なことかと認識しておりますので、バリアフリーのまちづくりについても東京都には要望、要請していきたいと考えてございます。
○志村委員
例えば、議会や何かで議論されたり、また行政の考えいるものをビジョン検討委員会に提案しながら進めていくということですが、その結果なり、全体的な方向性なりを都に上げる前に、議会の中での報告とか、先ほどの報告資料の中で、私、漏らしているのかもしれないんですが、この中に議会がかかわるシステムというのをお聞かせください。
○松村副参事(都市計画事業・特命担当)
ビジョン検討委員会では、まず4月を目途に中間報告を取りまとめたい。それから、来年最終案を取りまとめたいと考えてございますが、そういった節目節目におきまして、委員会のほうにも御報告させていただきたいというふうに考えております。
○志村委員
では、そういうことでお願いしたいんですけれども、このスケジュールのイメージの中で、相手の事業者がどういうふうになるかわからないんですが、先ほど言った中央区からの要望とか、まちづくりに対しての事前協議というんですか、基本計画ができる前に、相手が都になるのか、それとも民間になるのかわからないですけれども、本当に基本計画に絵としてのせるためには、中央区が事前協議をどのあたりでやっていないと間に合わない、そのあたりのタイムリミットはどこを想定しているんでしょうか。
○松村副参事(都市計画事業・特命担当)
民間事業者に要求する水準によって、いつまでにというのは内容によって変わってくるものと認識しておりますが、大きな基本計画に必要な部分であれば、こちらのイメージ図に書いております区条例の手続の中で、区と事業者、都になるのか民間事業者になるのか定かではありませんが、その中で議論をしていくべきものというふうに認識をしてございます。そのため、そういったスケジュール感の中でビジョン検討委員会で4月中に中間案を取りまとめたいというのは、ある程度そういったところで議論ができるように、中間案をそういった早い段階で取りまとめたいというふうに区としては考えているところでございます。
○志村委員
スケジュール感はわかりました。東京都がやる事業であるので、それこそ本当に区に聞いてもわからないという面もあるとは思うんですけれども、これだけのアバウトなスケジュール感であるからこそ、区が本当に積極的に都を動かすという、そのような立場でやっていただきたいというふうに思います。
|