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大手自動車メーカー、マツダの防府工場(山口県防府市)を「派遣切り」されたユニオン山口の15人が正社員としての地位確認などを求めたマツダ訴訟の判決が13日、山口地裁(山本善彦裁判長)でありました。労組側の主張をほぼ全面的に認め、13人について正社員として認めました。 |
雇用・労働
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テーマ:温浴プラザの指定管理者の評価結果について |
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日本共産党の大門実紀史議員は20日の参院予算委員会で、安倍政権の物価上昇策が国民生活を壊す危険性があるとただし、デフレ脱却のために中小企業への支援とセットで最低賃金引き上げに政府として大胆に取り組むよう提起しました。安倍晋三首相は「重要な指摘があった。われわれも研究しなければならないと思った」と答弁しました。 大門氏は、家計支出に占める食費の割合であるエンゲル係数が上昇していることを示し、「国民の生活にゆとりがなくなり、低所得者と富裕層との格差が一段と拡大している」と指摘しました。 さらに安倍内閣の「大胆な金融緩和」宣言を機にした急激な円安で輸入食料品や灯油、ガソリンなどが値上がりして悲鳴が上がっており、これに「2%物価上昇」が実現すれば生活必需品の価格はさらに引き上がることになると強調。「賃金が上がらなければ、(国民生活直撃の)最悪の物価上昇になる。本腰を入れて経済対策の一環として最低賃金を上げることに踏み出さねばならない」と強調しました。 その上で大門氏は、日本の最低賃金(全国平均)は時給749円と先進国で最低水準となる一方、アメリカでは政府あげた取り組みで200円程度も引き上げ、経営者が「最賃引き上げはビジネスも地域経済にも利益になる」との支持声明まで出していることを紹介。日本では財界が「最賃を上げると雇用が減る」と旧態依然とした意見が多いとのべ、「最賃の引き上げが企業の業績を伸ばすということだ。日本の経営者、政府も発想の転換が必要だ」と強調しました。 麻生太郎財務相は「大変参考になった。たまった内部留保が賃金や配当、設備投資に回らず、じーっとしている状態は異常だ」と共感を示しました。 大門氏は、賃上げについて大企業は内部留保で対応可能だが、中小企業には支援が必要だと強調。アメリカでは最賃引き上げのため中小企業支援に5年間で8800億円を投じたのに対し、日本では来年度の支援策は26億円しかないとのべ、「こんなレベルでなく、景気対策として大規模、大胆にやることが今こそ重要だ」と主張しました。 安倍首相は「支援の仕方も、使い勝手がいいように変えていくことも含めて検討していきたい」と答えました。 「しんぶん赤旗」2013年2月21日(木)より
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総務省が19日発表した2012年平均の労働力調査詳細集計によると、雇用者(役員を除く)に占める非正規雇用労働者の割合は35・2%と、1984年の調査開始以来、最も高い割合となりました。前年に比べ0・1ポイント上昇しました。 男女別に見ると、男性は0・2ポイント低下し19・7%、女性は0・1ポイント上昇し、54・5%となりました。 雇用者総数は5154万人と、前年に比べ9万人減少しました。このうち、正規雇用労働者は12万人減少の3340万人。非正規雇用労働者は2万人増加し、1813万人と、調査開始以来最多となりました。パート・アルバイトは12万人増の1241万人となりました。契約社員・嘱託は354万人、派遣社員は90万人でした。 失業期間が1年以上の完全失業者は107万人。年齢別に見ると、15〜24歳の若年層は13万人、25〜34歳は26万人となりました。若者の長期失業は依然として深刻な状態です。 離職した完全失業者は204万人。このうち、「人員整理・勧奨退職のため」離職した労働者は27万人、「会社倒産・事業所閉鎖のため」離職した労働者は21万人でした。 年間収入が200万円未満の雇用者は1782万人でした。このうち非正規雇用労働者が1369万人と、76・8%を占めています。 「しんぶん赤旗」2013年2月20日(水)より
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日本共産党の志位和夫委員長は14日、国会内で記者会見し、「働くみなさんへのアピール 賃上げと安定した雇用の拡大で、暮らしと経済を立て直そう」と題した党の“賃上げ・雇用アピール”を発表しました。山下芳生(よしき)書記局長代行が同席しました。 賃下げと非正規雇用の拡大はデフレ不況の悪循環の元凶となっていると述べ、働く人の「使い捨て」は産業の競争力さえも脅かしていると批判。大企業がため込んでいる内部留保の多くは有価証券など換金可能な資産の形で保有されており、その1%程度で大きな賃上げを実施できることを表(別掲)で具体的に示して、賃上げと雇用の安定がデフレ不況打開の一番のカギだと述べました。 企業の経営者には、目先の利益や株主への配当だけでなく、「日本経済の成長の中で業績の回復をはかる」視点が必要ではないかと提起しました。 志位氏は、政府が「企業まかせ」にせず、「インフレターゲット(物価上昇目標)」ではなく「賃上げターゲット(目標)」をもち、それを実現する政策を実行するときだと主張。▽賃下げなど財界の間違った行動をただす▽違法・脱法の退職強要・解雇・雇い止めを根絶する▽賃上げを促進する政策をすすめる―ことを提言しました。 そして、日本経済後退と所得減少の根底には国民の暮らしを守るルールがないか、あっても弱いという問題があるとして、人間らしい暮らしと働き方を保障する「ルールある経済社会」への転換が日本経済を土台から強くする道だと強調しました。 志位氏は、「このアピールをもって労働者、労働組合、経済団体に働きかけていきたい。もちろん政府にも提起していきたい」と述べました。「消費税や社会保障では立場の異なる人々もふくめて、賃上げの“一点共闘”を広げようという思いでつくりました」と紹介しました。 衆院予算委員会での笠井亮議員の質問に対し、麻生太郎財務相が「内部留保をためこんでいるマインドが一番問題」と応じたことも紹介し、「そこまで認識が一致するなら、内部留保の活用でデフレ不況から脱却することを、経済界に対して本腰を入れて要請すべきです」と強調しました。 「働くみなさんへのアピール」 試算方法 (1)大企業グループの連結決算から2011年度末の連結内部留保を計算(内部留保=資本剰余金+利益剰余金+負債性引当金として計算)。 (2)各企業グループの国内従業員数を推計し、内部留保の1%の取り崩しで可能な賃上げ額を試算(賃上げ額は最大で“月1万円”) ※国内従業員数は、有価証券報告書記載の従業員数から海外従業員を除いて推計。海外従業員数未公表の企業は国内従業員数が過大に推計されている可能性がある。 試算対象 連結内部留保500億円以上の企業グループ741 企業グループ全体の正規従業員1181万人+同臨時従業員260万人(正規換算)=1441万人A 海外従業員(推計)331万人B A―B=国内従業員1110万人 「しんぶん赤旗」2013年2月15日(金)より
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