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テーマ:中央区の景気対策について
2010(H22)年3月15日 予算特別委員会
○志村委員
それでは、質問させていただきます。
作成していただきました資料70を見ますと、企業倒産です。この数を見ますと、件数と負債額で09年度1月までが189件で767億7,900万円、07年が同じような185件で1,972億1,500万円ということ、08年度は大変大きな負債額を抱えた倒産があるということだと思うんですけれども、この数字を見ますと、私なりに感じるのは、大きな規模での倒産は減ってきているかも知れないけれども、中小零細の倒産は引き続き多いということを私は感じました。ここには、元請会社とか大手の企業のしわ寄せを中小零細の企業が受けているのかなというふうに感じました。区内の印刷関連の仕事の方の話を聞いたんですけれども、同業者がどんどん倒産して、淘汰されてきている。仕事はその分ふえているんですけれども、安い工賃のまま来てしまうので、仕事は休みもなくやらなくちゃいけないぐらいあるんだけれども、収入がふえていかない。持ち出しが多いというような状況も聞きました。大変深刻な状況が中小零細企業を中心に、区民の営業、生活を脅かしているなというふうに感じております。
今回、中央区は139億3,300万円の景気対策というプレス発表での資料がここにありますけれども、これを打ち出しました。これを見たんですけれども、ほとんどがこれまで実施してきた施策、東京湾大華火祭だとか、公共事業などあります。そういうふうに、これまで施策をやってきたにもかかわらず、なかなか景気が回復していかないというような事態の中で、来年度予算でどのような景気対策を打つのかというのが問われていると思いますけれども、この139億3,300万円の中で、景気対策としての新しい施策というのはどういうようなもので、その予算額、また、約140億円の中で占める割合をお聞かせください。
○田中企画財政課長(参事)
新年度予算におきます、プレス発表のときの数字でございます。委員御指摘のとおり、139億3,300万円ということで、昨年度の当初予算約124億8,500万円ほどでございますが、それぞれの項目を22年度は、大きく分けますと6つの項目がございますが、対前年ですべての項目で上回ったということでございます。歳入のところでもお話をさせていただきましたが、大変厳しい財政状況の中でございますが、本区のにぎわい、あるいは活性化の生命線であります中小企業支援ということで、こちらの140億円弱でございますが、積極的な財政出動をさせていただいております。これは、さまざまな事業の中から景気対策に寄与すると思われるものをチョイスしてございます。例えばでございますが、すべての事業の中で新規というのはカウントできておりませんが、新たな雇用対策ですとか、あるいは公共工事の中でも、昨年度にはない22年度固有の施設改修というものがございますので、そういった意味では、多くのものが新しい取り組みということになろうかと思います。
以上でございます。
○志村委員
本当に景気対策を中央区はやるんだという勢いを、残念ながら感じられないんです。今おっしゃったように、これまでやってきたものの拡充とか、そういうものかなというふうに思っています。
そうはいっても、中身でお聞きしたいんですけれども、例えばここで公共投資による新たな需要の喚起、92億4,900万円というのがありますけれども、このような公共工事など、ずっと書かれておりますけれども、これをどのように地域の活性化や地域の業者の支援のために効果的に生かすのか、どういう仕組みを今つくっているのかお聞かせください。
○田中企画財政課長(参事)
公共工事、委員御指摘のとおり約92億5,000万円でございますが、この中には施設改修、施設整備が約71億5,000万円、また、そのほかでございますけれども、学校間のネットワークの整備のように1億1,000万円かかるというようなことが含まれてございます。工事の種類によりましてでございますが、契約部門の中で、なるべく区内の事業者の方、しかも中小企業の方々を中心に、可能なものはこれまでも発注しておりますし、発注するつもりでございます。国において大きく公共関連投資が減っておりますけれども、本区においては、これについても前年度を上回る需要喚起といいますか、そういったことで組まさせていただいているという状況でございます。
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