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結論から言うと、また改めてここに行こうと思った。
奥武島で意外とお腹いっぱいになったボクは、玉泉洞方面にクルマを走らせた。玉泉洞の向かいの別の鍾乳洞を見るためだ。
南城の田園風景を見ながら10分少しのドライブ。
クルマを停めて、芝生が広がる広場の端っこの遊歩道を歩く。広場の中にはガジュマルの古木が数本立ち、その下で近くの幼稚園の子たちが遊んでいた。いい風景だ。
広場の奥の方で遊歩道は下り坂になって鍾乳洞がぱっくりと口を開けているのが見えた。
さらに坂を下っていくと、その大きな洞の中からジャズっぽい音楽が流れてくる。鍾乳石がドームのように覆いかかる洞のした、土間のように平らになったところに南国のビーチサイドのバーのようなスペースがしつらえられている。そこから音楽が聞こえてきていたのだ。
カフェができていた。
ここに来たのは「イナグ洞」という鍾乳洞を見るためだった。いくつかのHPを沖縄に行く前にみて、玉泉洞の近くにほかにもいくつかの鍾乳洞があるのを知った。しかもそのうちのひとつの名前が珍珍洞。いわゆるボクにも付いている陽物の、巨大なモノが天井から斜め下にゴン!と突き出しているのだ。写真で見ると周囲にはちょっと被った感じの小さなのまであって親近感がわく。
いや。そういう興味本位で来たかったのではない。ここは御嶽(聖地)であり、さらに6000年ほど前の人の居住した跡がある。いわば聖なる遺跡なのだ。
いくつかのホームページで確認したときは自由に入れるようだったが、今はこのカフェで申し込まなくてはならない。しかもツアー仕立てで、いくつかのポイントを回るようになっているようだ。
「今日のツアーには空きがあります。一時間ほどお待ちいただければ…」
スタッフの方が親切に案内してくれたが、残念ながらこのあとのスケジュールを考えるとツアーの開始時間まで待つわけにはいかない。
ここは涙をのんで撤退である。
ただ少し前まで自由に見学できたのがツアーとなり有料になっていることに、実は少し好感度を覚えたのである。
沖縄のこれからのことを考えると、民主党ではないけれども「コンクリートではなく人」に関して経済が回るような仕組みを増やすべきだとボクは考えている。経済はどこか遠くの偉い人がまわすのだけではなくて、ボクらも家計レベルから小さな歯車をまわしている。沖縄への日本政府からの投資がこのあとも永遠に拡大し続けるとは思えない。いずれ沖縄が自ら外貨を獲得する経済システムを作らざるを得ない。
そしてこの地底のカフェには若い人たちの笑顔があった。地域の財産を守りながら、新たな小さな歯車がここで生まれているのを見た。それはいい感じだった。
しかしながらこの鍾乳洞の大きな開口した様はどうだろう。
まるで昔見たウルトラマンとかウルトラセブンとかで出てくるような南の洞窟のようではないか。
これを見ただけでも来た価値があったというものだ。
〔お店メモ〕
沖縄県南城市玉城字前川1336 ガンガラーの谷
イキガとは男性のこと。そしてここにはイナグ洞という女性の聖地もある。きわめてリアルらしいんだが(何がかは書かないが)、危険なため公開されていないらしい。やはり現実も聖地も女というモノは本当に危険なものなんですなぁ。
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ここ「凄く素敵な空間だっ!」
って聞いたことがあります…
沖縄に住んでるのに未だ行かずじまい…
2009/11/10(火) 午後 6:19
は〜い、ビミョーに抜けた感じの洞窟で、神様から与えられた場所って感じでした。ぜひおススメです。ボクもぜひ再訪しますです。
2009/11/10(火) 午後 9:23 [ しんぱぱ ]