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ケーキの食べすぎ?の不摂生がたたり、歯医者通いが始まってしまいました。ところが、
何度かうがうが治療されたら、なんだか手足がしびれてめまいがするようになっちゃった。
歯科医の先生によると、噛み合わせが変わると、額関節の具合も変わって、めまいなどの症状が
出ることがあるそうですが、「めまい」「手足のしびれ」をキーワードに検索すると、
脳の怖い病気がたくさん出てくるんですよね。脳腫瘍、脳梗塞、脳内出血、クモ膜下出血、…。
雑誌のモデルさんが脳内出血で突然亡くなったのを最近のニュースで聞いていたので、
用心したほうがいいかなと、勇気を出してとうとう脳神経外科に行ってきました。
そこは高齢者の方が多く通っておられますが、ちらほら若い方もいます。
待合室で待っていたら、赤ちゃんを抱いてあわてて飛び込んでくるお母さんが
結構いて、何かのはずみで頭を強く打ってしまうことが多いみたい。
当の赤ちゃんは、割と平気な顔しているんですけど、やっぱり心配ですよね。
私は、もし自分が怖い病気だったらどうしよう、という心配をしながらも、
初めての診療科なので、意外と冷静に回りの人間観察をしておりました。
いかにも開頭手術をされた感じの方もおられて、びっくりもしましたが、
でも、お元気になられてよかったなあと思います。
脳神経外科と聞くと、重篤な患者さんばかりのイメージでしたが、
なんだか来られているかたは皆、元気そうでした。
大事な部位なので、何か気になることがあれば、すぐに診てもらいにくるのでしょうか。
まあ、そもそも外来の待合室にいるんだから、皆元気なのはあたりまえかな。
自分の番になって、先生に症状を伝えたら、とにかくまず今日CTスキャンを撮りましょう、
といわれ、すぐにCT室に連れていかれました。
ついに私もCTか…、となんだかしんみり思いながら台に横たわりました。
頭のところにあるドーナツ状の機械がグルグル回りだして、頭の輪切りのX線写真を撮ります。
検査は5分で修了。A2版くらいの写真がすぐに出来上がって、大きな封筒に入れてもらい
それを自分で持って、先生のところに戻ります。
途中で、こっそり覗きますが、封筒の中の暗いところではよく見えませんでした。
先生のところに写真を持っていって、CT写真が照明に照らされると、たしかに、
ちまたでよく見る脳の輪切りが写っています。あ、私の脳、普通にある…、と
なんだか変なことで安心していました。
CTの写真を先生がじっと見て、これを見る限りは特段の異常はないですよ、とのことで、
でも、CTは荒い検査なので、MRIとMRA検査もやりましょう、ということになりました。
MRIとMRAというのは、X線ではなくて、強い磁気と電波で、脳髄や脳血管を、はっきり
見ることができる検査だそうです。その装置は混み合っているそうで、後日実施。
このとき注意されたのですが、MRI/MRAは世の中にありえないくらい強い磁気が発生する
とのことで、体の中にペースメーカや補聴器などの機械があるとそれが壊れてしまうそうです。
また、マスカラや刺青には金属成分が含まれているので、磁気で発熱して皮膚をやけどさせちゃう
らしい。あとコンタクトもだめだって。コンタクトレンズには、金属成分が含まれるものがあるそう。
当日の検査は、金属のついた服は着ていてはダメで、特に下着に着いている金属を忘れがちらしい。
なんだかんだ、いろいろ注意されて、了解のサインをして予約完了。
そして、MRIとMRA検査の当日になりました。MRIとMRAというのは、同じ装置で
ちがう検査をやるそうで、装置の中で寝ていれば一緒に終わると言われました。
まず、金属を身につけないよう検査着に着替えます。着替え終わっていよいよ検査室に入った、
とその場で、指輪をはずしていないことに気が付きました。結婚指輪って、空気みたいなもので
すっかり忘れてしまっておりました…。すまんのう。
装置の中に寝ると、体と頭をゴムバンドで動かないように押さえられ、検査技師の方に
ものすごくうるさい音がしますが、耳栓しますか? と聞かれました。せっかくだから
生で聞いてみます、と言って、耳栓なしでやってもらいました。
いざはじまってみると、ほんとにうるさい。ビービー、ゴロゴロ、ゴンゴン、ガンガン。
狭い装置のなかで、騒音にまみれながら、30分もじっとしていないといけないのです。
この検査をやるだけで病気になりそう。
検査の日は、先生の診察はなかったので、後日、結果を聞きにいきました。
MRI写真には脳髄実質(というのかな?)の輪切りがたくさん写っていて、
MRA写真には、もやもや、くるくると、血管が立体的に写っています。
たしかにCTよりは鮮やかだな。先生からは、この結果からすると
脳には全く異常はないですよ、と言われ、ホッと胸をなでおろしました。
やはり歯科治療に伴う、額関節への負担が原因らしい、ということになりました。
何か心配なことがあれば診てあげるから、いつでもいらっしゃい、といわれて、
脳神経外科は終了となりました。とてもよく説明してくれる先生(部長先生)で、
安心できました。
その後、何回か歯科の治療を続けましたが、あるとき、フッと、めまいが消えました。
やっぱり噛み合わせの問題だったのかな、と思います。
何か心配な症状あれば、脳神経外科に行くことは大切だと思います。
あと、とにかく、歯は大事にしましょう。噛み合わせもね。
あー、それにしても、大変な10月だった〜。死ぬかと思った10月でした。ホントに。
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