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1次リーグから準決勝までを無敗で乗り切ったオールブラックスは15分、敵陣ゴール前右のラインアウトを列の後方で受けたFLカイノが着地前にタッチライン際から走り込んできたPRウッドコクにパス。列の前方でキャッチの囮をしたサイドに守備選手が引きつけられ、目の前がガラ空きとなったウッドコクがその間を突破、飛び込んで右中間にトライして先制します。 46分には敵陣10mライン付近中央から、負傷退場となったクルーデンに代わって出場してきたチーム4人目となる司令塔SOドナルドのペナルティゴール成功して8−0とリードを広げました。一方のフランスは47分に相手キックが胸に入ったSOトランデュクの突進からパスをつなぎます。敵陣ゴール前左のラックから右に展開、SHヤシュビリ→SOトランデュクとつなぎ、受けたCTBルジュリーがタックラーを引きつけながら右でフォローのFLデュソトワールにパス。
この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたデュソトワールがハンドオフでタックラーを振り切って右ポール付近にトライ。SOトランデュクのゴールも成功して1点差に詰め寄ります。その後もフランスが押し気味に試合を進めて真っ黒に埋め尽くされた「オールブラックスが優勝するシーン」しか考えていなかった観衆を静かにさせてしまいます。しかしそこは世界最強オールブラックス、強いタックルと素早い寄せで前進を許さず、1点差を守りきって劇的にノーサイド、念願のエリスカップを手にしました。
右足のけがを押して奮闘したLOマコウはその瞬間、両手を突き上げました。世界ランク1位も大黒柱のSOカーターをはじめ、負傷離脱者が相次ぎました。クライストチャーチ大地震のあった今年、地元開催の大会で負けるわけにはいかなったでしょうし。第1回大会の優勝から実に24年、4年前は優勝候補筆頭と目されながら、クォーターファイナル敗退と言う史上最悪の結果に終わりました。その反省を生かすため、前回大会から監督、主将をそのまま据え置き、主力の海外流出も抑え、強化に努めてきたのです。
特に個々の身体能力向上に力を入れ、それが決勝の舞台で実を結んだわけです。アマチュアの時代だった24年前とは違う、プロの時代の優勝。これで名実ともに真の世界王者と言えるでしょう。「1987年と1999年大会で準優勝のフランスは今回も優勝を逃しましたが、言うまでもなく大健闘のファイナルの戦いぶり、「やはりフランスはデンジャラス」の印象を更に決定付けた結果となりました。今大会の最多得点はスプリングボクスのSOステインで62点、トライ王はフランスのWTBクレールとイングランドのWTBアシュトンが6本で並びました。
次回は2015年にイングランドで開催されます。
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良かった良かった。
準決勝でワラビーズに勝ってNZ国民はもとより
世界がABsが勝つと思っていたでしょう。
負けないで良かった、良かった。
2011/10/24(月) 午前 10:04
この決勝は本当に鉄板だと思っていましたが、これがスポーツの醍醐味ってヤツですね。
まぁフランスってチームにはある意味感心してしまいます。
ラグビーと言えばオールブラックス、王国の勝利に称賛の拍手を送りたいです。
2011/10/24(月) 午後 9:03 [ れみいまるたん ]