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デストピア経典〜曼荼羅畑でつかまえて・改
「世の中には、メタルか、そうでないものかの2種類しかない」byジョーイ・ディマイオ@マノウォー

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木製でアンティーク、秘密のロックがついたちょっとクールな宝箱。
 
中身は抜けた奥歯、蛾の死骸、鳥の死骸、そして悪魔。
 
「ポゼッション」2012年/オーレ・ボールネダル監督)
 
サム・ライミ製作の実話に基づく(≒東スポの記事に触発された)低予算ホラー。
 
フリーマーケットで木箱を買ったら悪魔が出てきて大騒ぎ、というストーリーに真新しさはありません。
 
「エクソシスト」リスペクトと言えば聞こえはいいですが、比べるのはフリードキンに失礼というもの。
 
お話としてはファイナル・デッド・スクールが近いでしょうか。
 
ネットの書き込み見ていると「久々のオカルトもの」とか言っている人もいますが、2000年以降に限っても結構な数のオカルト(もしくは心霊/超常現象)映画は作られています。
 
曼荼羅畑で取り上げたものだけで観ても、
 
 
当たり外れは激しいですが、それなりに充実したジャンルでもあります。
 
で、本作。両親の離婚に直面した娘二人の妹の方が悪魔の生贄。姉の方はお年頃&反抗期でパパに冷たく、妻が輪をかけて可愛くない(神経症的でイラっとする)。
 
ジャック・ニコルソンだったら迷わず斧振り回して自分だけの世界に行ってしまうところですが、こっちのパパは家族想いのいい人なので、嫌われても責められても心折れることなく事態の収拾と改善に努めます。健気。


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使い魔は「蛾」
 
観ている側とすれば、こんな面倒なだけで可愛げのない家族、とっとと見限って新しい職場(バスケのコーチとしてスカウトされている)に行ってしまえばいいのに、と思いますが、まぁそういう訳にもいかず…。
 
木箱が自分を排除しようとする者を排除するシーンはなかなかに暴力的で爽快感があります(木箱をダミアンだと思えば「オーメン」に重なります)。
 
本作の特殊な点を挙げるとすれば、以下の2点。
 
・悪魔の標準語がポーランド語
・悪魔祓いをするのがキリスト教の神父ではなくユダヤ教のラビ


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後者はなかなか出会えない設定なので、もっと深堀りしてくれれば、それだけでエッジの効いた作品になったでしょうに。残念。



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