ここから本文です
デストピア経典〜曼荼羅畑でつかまえて・改
「世の中には、メタルか、そうでないものかの2種類しかない」byジョーイ・ディマイオ@マノウォー

書庫日記

記事検索
検索
イメージ 1

 

『つまり南条は男同士のラブが』

『イエス!大好き!』

 

3人目のシンデレラ、南条真緒の属性はツンデレ腐女子でした。

 

う〜ん、腐女子かあ。これは最早“変態”の範疇じゃないだろ。女子が複数人いればバランス的に必ず混じってくる鉄板属性じゃないか(今期は「女子高生の無駄づかい」のヲタもいますし)。


イメージ 2
 

一応、ストレートな恋愛感情を隠蔽するためのギミックのようでもありますが、いずれにしても変態じゃないよなあ。

 

「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?/第4話・素直になれないシンデレラ」2019731日深夜BS11放送/いまざきいつき監督)

 

話としては特に進展した訳ではないので、腐女子の話を徒然に。

 

南条は同人作家でもありますが、同人作家の戦闘服と言えばジャージですよね。


イメージ 3
左:澤村・スペンサー・英梨々(PN:柏木エリ)@冴えカノ、右:南条
 

腐女子含有率が最も高い作品はおそらく「げんしけん二代目」でしょう。部長含む部員4名+男の娘1名の計5名が腐っているという…。

 

中でも1期からレギュラーを務める大野加奈子は歴史的名台詞『ホモが嫌いな女子なんていません!』を生んだ筋金入り腐女子。


イメージ 4

そしてこの台詞を座右の銘にしているのが「這いよれ!ニャル子さんWのオリジナル・キャラクター、ツル子。宇宙規模腐女子。

 

ラノベ代表として海老名姫菜さん(@俺ガイル)と志熊理科(@HAGANAI)を。


イメージ 5
 

海老名さんは軽く妄想するだけで鼻血ブーな血余り腐女子。志熊理科が部室に持ち込んだDVD「ホモゲ部」は隣人部を席巻いたしました。

 

変好きに戻ると、次はパンチの利いた変態に登場してもらいたいですね。



イメージ 4イメージ 5←ランキング投票です。よろしければワンポチを

イメージ 1
 

溢れ出る暴力衝動を抑えきれず、飲んでは暴れる中高年。

 

こういう歳の取り方はしたくねーなーと思いつつ、近未来の自分を眺めているような合わせ鏡の近親憎悪。

 

「思秋期」

2010年/パディ・コンシダイン監督

 

ジョセフは失業中。妻には先立たれ、子供も無し。常時、間欠泉のように湧き出る怒りを抑えきれず、酒を飲んでは大暴れ。賭けでスッては大暴れ。失業保険金受け取り窓口でも冷たくあしらわれて大暴れ。

 

勢いで愛犬まで蹴り殺し…。

 

ガキに絡まれたら迷わず背後からナックルパンチ。追われて逃げ込んだリサイクルショップにいたのがハンナ。

 

ちょいとハイソなエリアに住み、神を信じるハンナにも噛みついてしまうジョセフ。


イメージ 2
 

「世の中の辛酸をなめたこともないくせに…」

 

なめてました。ハンナはハンナにしかわからない辛酸を。

 

ジョセフが“元々は善人だったけど妻に先立たれて粗暴になった”訳じゃないのがミソ。

 

この人、多分昔からロクデナシです(死んだ奥さんにも相当辛く当たっていたっぽい)。

 

近づき過ぎれば傷つけ合う。それでも癒されたいと願う(ヤマアラシのジレンマ)。

 

ハンナに名前を聞かれたジョセフの咄嗟の応え。「ロバート・デ・ニーロ」。

 

どこか手触りが「タクシードライバー」に似ていると感じるのは気のせいでしょうか。



イメージ 4イメージ 5←ランキング投票です。よろしければワンポチを

イメージ 1
 

憧憬と嫌悪、拒絶と賛美。東京が何ぼのもんじゃ。いつか必ず認めさせてやる。

 

田舎怨念物語。

 

を吸う粘土」2017年/梅沢壮一監督)

 

とある田舎の美術予備校。生徒数人、先生一人。元は陶芸家のアトリエだったというプレハブ小屋で平面・立体の課題に明け暮れる日々。

 

こんな狭い世界で実力が付くのか。東京の予備校に出張した子は目から鱗が落ちて戻ってきた。

 

焦燥。嫉妬

 

アトリエ近くの地中に埋められていた箱。中にはビニール袋に詰められた粘土。すっかり乾ききった土に生徒のひとりが霧吹きシュー。

 

それは東京に焦がれ、果たせず死んだ陶芸家のを練り込んだ呪いの粘土。


イメージ 2
はじめまして、ボク、カカメです。

 

粘土(で出来た人形)が人間を襲う描写は不気味で滑稽で笑っていいのかビビっていいのか判断に困ります(西村さんっぽい造型だなぁと思ったら、プロデューサーの中に西村喜廣の名前がありました)。

 

見所は東京に対する田舎の怨念。

 

特に先生役の黒沢あすかさん↓が素晴らしい。


イメージ 3
 

かつて東京の美大予備校で若い女に男盗られて逃げるように田舎に引っ込んできた女。時にヒステリックにわめきたてる屈折具合が実に良い感じです(「六月の蛇」から15年かぁ。←遠い目)。

 

生徒たち(男子生徒除く)を演っているのはアイドルさん(全然知らない)らしいのですが、軒並み「容姿:並」「演技:素人」。これがいい感じにリアル。


イメージ 4
 

なし崩し&無理矢理に風呂敷を広げたエピローグ(ちょっと「へんげ」っぽい)は「おいおい」でしたが嫌いではありません。

 

★ご参考

バリアフリーホラー? へん201756日]



イメージ 4イメージ 5←ランキング投票です。よろしければワンポチを

イメージ 1
 
(うわごと)違うんです変態なんかじゃないんです純粋に着衣のまま濡れるのが好きなだけなんです


イメージ 2

娘よ、世間一般ではそれを変態というのよ
 
まじめ=マトモ、ではなかった。母の心労いかばかりか。
 
「女子高生の無駄づかい/第4話・まじめ」
2019726BS11放送/間島崇寛演出
 
今回分かった新事実。ロボの学力とさいのたま女子高校の偏差値。
 
中学では常に学年トップ。全国模試では一桁台の噂もあった あの鷺宮さんと4歳児の知能レベルと同じ偏差値しかないといわれるこの学校で出会えるなんて!※始業日に於けるまじめの独白
 
4歳児の知能レベルと同じ偏差値!!!(想像の範囲を逸脱している)
 
入試本番で寝ていたにもかかわらずバカが合格した理由が分かりました。ってかここもうバカの巣窟じゃん。「バカテス」のFクラスを凌ぐのでは?
 
何故そんな所に全国模試一桁台のロボが???
 
因みにまじめがここにいるのは本命高校の受験当日「40度を超える発熱と下痢と吐き気と頭痛と水疱瘡にぎっくり腰と突き指」をしていたため(母曰く「戦いに勝ったためしがない娘。体とメンタル弱っ!」)。
 
熱やら怪我やらはいいですが、水疱瘡になったら外に出ちゃ駄目。バイオテロよ。
 
今回はまじめが憧れの鷺ノ宮(ロボ)に近づくために田中(バカ)を研究・攻略するってのがお話の骨子ですが、その他の取り合わせもいい感じ(キャラがそこそこ出揃ってきたので組み合わせのパータンが増えている)。
 
まじめ×バカ
イメージ 3
バカのテストの点数が赤点ロイヤル・ストレート・フラッシュに!
 
バカ×ロリ
イメージ 4
ロリの差し出したボッキーの持ち手の部分だけ一気喰い。鬼か。
 
まじめ×ヤマイ
イメージ 5
 
アニメのように樹から飛び降りてシュタっと着地しようと思って樹に登ったら降りられなくなったヤマイ(しかも4時間躊躇している間に鳥がフードに巣作りを!)。


イメージ 6
 
通りかかったまじめがヤマイをお姫様抱っこしてジャンプ。ちょっと形は違いましたが夢実現。これは惚れる!この組み合わせは結構いいかも。
 
ロボ×ワセダ
イメージ 7
 
 『鷺宮 学校に培養した細菌は必要ないだろ。没収な
 『構いませんが、先生、取り扱いには十分注意してくださいね。
  空気に触れると厄介な細菌なので
 
な、何を持ってきているんだ、ロボ?



イメージ 4イメージ 5←ランキング投票です。よろしければワンポチを

イメージ 1
 

“愛はしばしば、奇蹟を生む”こんなフレーズ使ってブッ飛ばされないのは文壇広しと言えど平井和正ただ独りでしょう。

 

平井和正氏がお亡くなりになった時の追悼記事の一節ですが、もう一人追加することになりそうです。

 

その人は黒沢清。

 

「散歩する侵略者」2017年/黒沢清監督)

 

タイトル見た時の印象は「何か円谷チックだなあ…」(「散歩する首」「侵略者を撃て」「散歩する惑星」etc.)。

 

数日行方不明となっていた夫・真治(松田龍平)が保護された。出迎えた妻・鳴海(長澤まさみ)は強烈な違和感を覚える。「これは夫じゃない…」

 

親と喧嘩して鳴海の元に転がり込んできた妹・明日美(前田敦子)。自分はあなたの義理の妹、だから家族、と言う明日美に真治が訊ねる。

 

『家族って何?』

 

同時期、同じ町で起きた猟奇殺人事件(一家バラバラ)を追うフリーのジャーナリスト、桜井(長谷川博己)の前に現れた青年・天野(高杉真宙)。

 

バラバラ事件の生存者にして重要参考人の立花あきら(恒松祐里)を一緒に探して欲しい、と言う。

 

『探してどうすんだ?』

『目的は地球の侵略。どう? ピンと来た?』

『ああ…という事は君は宇宙人?

『うん』

 

彼らは斥候。侵略前に人間というものを理解し、本星にGOサインを送るのがミッション。

 

人間の理解のために彼らが始めたのが概念の収拾。「家族」「(所有格を現す)の」「仕事」「敵」…。


イメージ 2
 

普通、侵略前の情報収集なら“相手の防衛力”を調べるものだと思いますが、それを言ってしまうとお話が成り立たなくなるのでスルー。

 

あと、どうせ侵略(サンプル数体を残して殲滅)してしまうのなら、相手を理解する必要などないのでは?という疑問も全力でスルー。

 

面白いのは概念を読み取られた相手はその概念を失ってしまうこと。

 

「家族」の概念を奪われた明日美は、姉を他人としか認識できなくなり、所有格の概念を奪われた青年は引き篭もりから解き放たれ他者と関わりをもとうとする…。

 

所謂“四畳半SF”(元々は舞台劇)なのですが、映画的スケール感を出そうとして持ち出した国家(厚労省やら自衛隊やら)が微妙な空気を醸成してしまいました。

 

国家介入はなかった方が良かったかな…。


イメージ 3
“銃火器は 持ったら溜めずに すぐ使う”この精神は素晴らしい。
 

国の連中に追われた松田龍平の走り方が、歩幅を広げて腕を振り、スローモーション気味に動く“ケムール人走り”になっていたのは良かったです(やはり円谷リスペクトなのか)。

 

侵略タイプとしては「ボディ・スナッチャー」「吸血鬼ゴケミドロ」「ブルークリスマス」「ヒドゥン」「スターマン」の系譜。


イメージ 4
そこかしこに黒沢らしい絵面が(右は「キュア」)。
 

概念を奪うという手法と冷え切っていた夫婦関係が夫の人格変貌によって修復されていく過程がテーマ兼見所でしょうか。

 

そう言えば、平井和正の代表作「死霊狩り」は、不定形の侵略者ゾンビーとの戦いで全ての人間的感情を失った主人公が(侵略者がもたらした)愛によって再生するお話でした。

 

やはり愛は地球を救うのか?…って製作幹事日テレかよ(笑)。

 

★ご参考

ゾンビーハンター/死霊狩り。 平井和正と狼男の思ひ出2015122日]

「人の心に深入りするな!」手遅れだ! CURE キュア2008827日]

ボリューム上げ放題上げてパソコンで観よう。 回路2008105日]

走るゾンビより怖いじゃないか。 SF/ボディ・スナッチャー20081025日]

祝!廉価版発売。 ボディ・スナッチャー/恐怖の街2016711日]

侵略SFだったのか! 吸血鬼ゴケミドロ2008724日]

トンデモ脚本を豪腕演出。竹下景子万歳!ブルークリスマス2010110日]

B級オールスター大運動会。 ヒドゥン2009715日]

 

本ブログ内のリンクはYahooブログ消滅に伴って(どこのブログに引っ越したとしても)全て無効になります(写真の位置とかもズレるし、文字装飾もリセットされると思います)。本ブログを辞書代わりに使いたいという方はフリーソフトか何かを使ってまるっと保存してくださいませ。



イメージ 4イメージ 5←ランキング投票です。よろしければワンポチを

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事