日々の浪漫

企画屋による発想用メモ。ゲーム、映画、本、フットサル、サッカー、その他個人の日記等々。とにかく量で勝負…

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砂の器

監督 野村芳太郎
製作 橋本忍
 佐藤正之
 三嶋与四治
 川鍋兼男(企画)
脚本 橋本忍
 山田洋次
出演者 丹波哲郎
 加藤剛


橋本忍脚本の映画。
今ちょうど「私は貝になりたい」の脚本で、映画が上映されている。
昔は、黒澤明の映画の脚本で有名だった人だ。
「七人の侍」とか「生きる」とか

で、この作品が、何やら不思議な作品だ、と聞いたので見てみた。

かなり、これ、映画にするのは難しい作品だと思う。
構造が2重の入れ子構造のようになっていて、
殺人事件の中に、らい病患者の父と、後に音楽家になる子供の放浪の旅が挟まっている。

映画の中では、放浪の度の部分は全て、セリフが一切無く、
代わりに音楽をまるごと一曲使った回想シーンとして表現されている。

原作を読めばよいのかも知れないが、
殺人に至る動機がいまいち理解できなかった。

それは、犯人の、現在の心理描写が薄いせいなのでは、と感じた。
犯人を追う刑事役は、物語の語り部に過ぎないわけで、彼らを掘り下げても、
物語の主軸には全く関係が無かったからだ。

この点はちょっと残念だったが、日本映画の中でも相当スケールの大きい作品だと思う。


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