日々の浪漫

企画屋による発想用メモ。ゲーム、映画、本、フットサル、サッカー、その他個人の日記等々。とにかく量で勝負…

京都旅行

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

石庭の思い出4

イメージ 1

イメージ 2

「銀閣寺の向月台」


銀閣寺には、そもそも庭があること自体知らなかった。
行ってみるとそこには、向月台と言われる、山を模した盛砂があり、
その向こうに、銀閣寺の寂れた方丈がのぞき見れる。

幻想的な光景だった。
しばし固まったように見入ってしまった。

銀閣寺は、向月台の他にも、苔むした庭の風情が格別だった。

金箔を張り付けた金閣寺よりも、
寂れた銀閣の方に強く惹かれる。
それは、金という、貨幣のような共通の価値などは一切使用することなく、
その造形によって極上の価値を現出しているからだ。
奢ることなく、押しつけがましくもなく、控えめに。

縁側に座り、向月台の向こうに銀閣を望むと、時が止まる

石庭の思い出3

イメージ 1

イメージ 2

「十字架の石庭」

一番思い出に残っているのは、瑞峯院の石庭だ。
ここには、十字架の石庭があった。
石の配置が十字架を再現しているのだ。

キリシタン大名によって作られた庭、だそうな。


十字架の石庭に至る曲がり角で、坊さんと遭遇した。
挨拶を交わしたら、そこで立ち話になった。
坊さんは、健康的な肌で、目は生き生きしていた。
僕が、コンピューター関係の仕事をしていることを直感で見抜いたようだった。

昨日は千利休が切腹した日で、毎月その日は茶道の会があちこちのお寺で行われるそうな。
瑞峯院でも、茶道を行うらしい。
お茶でも習いなはれ、見えない物が見えるようになるから、と言われた。

一度坊さんとは別れたが、再び別の石庭を見に行くと、
そこで坊さんが若者と話していた。
独座庭という石庭で、こちらはダイナミックに盛り上がり、蓬莱山を再現した石庭だ。

坊さんが若者に座禅を勧めていたのか、
近くに寄ると、あんたも座りなはれ、と正座させられた。

ダイナミックな石庭を前にし、一人旅の観光客二人が座禅を組む。
その後ろで、坊さんが、呼吸法について語り、
呼吸を整えることは心を整えることだと、とつとつと説教する。

たまにはこうして座禅を組みなはれ、
そう言い残して坊さんは去っていった。


しかし、思い返すとハイブリッドな石庭であった。
遠くインドで始まった仏教が、アジアを東に東に伝播し、
東端の岬のような場所で突然変異を起こした。
「禅」などは、かなりオリジナリティーに溢れたものだと思う。

その地の、当時の中心地のすぐ近くで、
さらに、キリスト教と遭遇して、十字架の石庭が作られた訳だ。

その横の方丈では、毎月一回、千利休が切腹した日にお茶会が開かれている。
そこの住職は、おそらく一人旅の者を見かけると、お茶や座禅を説いてまわる。

目に見えない物をめぐって、今もダイナミックに活動し続ける禅寺、であった。

石庭の思い出2

イメージ 1

「相国寺の石庭」

相国寺の大きな谷を表現した石庭。
ここは京都御所のすぐ近くで、
いわゆる都会にあっても、自然を感じることが出来るように、
谷と流れる水、両岸に自生する木々を再現した、とてもダイナミックな石庭だ。

この石庭の一番の特徴は、3次元である、ということ。
庭を大きく掘り下げて、石の谷が作られている。

都市という平坦な2次元空間の中で、
自然の再現として提示された3次元の持つ印象は強烈だった。


ここでは、人なつっこいおばさんと仲良くなった。
相国寺見物の間中、ずっと行動を共にした。
好奇心旺盛な人で、僕が気にもしなかったことを疑問に感じていたりするので、こっちも勉強になった。

縁側の近くに木の根が張っていたが、周囲には木が無いので、
この根っこはどこの木のものなのか、凄く気にしていたりした。

東京へ帰って朝のTVを見てたら、
あのおばさんそっくりな人がコメンテーターとして出ていたからびっくりしたが、
同一人物なのか、別人なのか、またはそのコメンテーターの親類なのか、
未だに謎である。

石庭の思い出1

イメージ 1

「竜安寺石庭」

京都の一人旅の間、数々の石庭を見た。
有名な竜安寺をはじめ、色々と見て回った。

石庭は、禅の思想によって作られた庭で、
一つ一つに深い思想が込められている。

しかし、竜安寺石庭もそうだが、
そこにはいくつもの解釈があり得て、
未だに答えが1つではない。

答えが1つではない、ということ自体が、
一つの答えのように感じた。

多様な解釈を誘発する庭。
考えざるを得ない庭。

学生も、外国人も、老若男女、竜安寺石庭の前ではしばし固まっていた。

有名な説はこんなものだろう。

虎が子供を口にくわえて急流を渡る図を再現している。
石の配置を見ると「心」という漢字になっている。
どの場所から見ても全ての石を一望できないように配置されている。
等々

どれが正解か、ではなく、どれも正解であったら面白い。
どちらにせよ、この石庭の作者は何も語っていない訳で、
この謎は永久に解けないだろうし、
単純な謎々作りのような精神で作られた物とはとても思えなかった。

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事