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ある日、少年のもとに1つの任務の以来が届けられた。 その任務の内容は、 「氷の戦都・ニヴルヘイムで起こっている孤児院連続破壊の原因の『保護』、それが不可能なら『抹殺』せよ」 というもの。 騎士団・執事隊も出向く事になったその任務は、運命《シックザール》の分岐だった。 それは迅人《ハヤト》たちがユニバーシティにやって来る、6年ほど前の話。 雪は吹雪になり、さらに酷くなっていた。 「これは・・・ひでぇな、」 「そうですね・・・」 目の前には孤児院として利用されていた教会が、跡形もなく雪崩に押しつぶされていた。 「すぐに生存者の確認、および保護を行ってください!」 「「「了解!!」」」 執事隊と呼ばれる騎士団はリーダーの一言で、それぞれ作業を始めた。 「それで、この『原因』はどこにいるんだ?」 「どうやら『これ』を起こした後、どこかへ行ってしまったようですね」 寒さを防ぐために毛のついた上着を羽織っているが、その下に覗く西洋鎧はリーダーの風格を示していた。 「じゃあまだ遠くへ行ってないな?ディンセント、お前の第3の目『法眼《ほうげん》』で探しだせ」 その横で道着の少年が、リーダー・ディンセントに命令を出す。 「あなたの『天眼《てんげん》』の方が早いのではないですか・・・?」 その2人は共に特殊な『眼』を持っている。 『五眼《ごげん》』と呼ばれる力の2つ。 衆生を救済する『法眼《ほうげん》』と、全てを見通す『天眼《てんげん》』。 「あぁ?『エコ』って知ってるか?」 「?」 「この『鴉《ちから》』は疲れんだ。お前が『戦って』くれるなら、俺がやるが?」 「解りました。今回は私がやりますよ」 そう言い、執事隊のリーダーは額に巻いていた、鉢巻きを取った。 その下にあったのは『目』だった。 他の2つと同じ、スカイブルー色したその目はキョロキョロと辺りを見る。 「見つけました。ここから北に3キロ、東に10キロ行った所にある、孤児院です」 「また『孤児院』か・・・どうやら急いだ方が良さげだな」 「ええ。急いで行きましょう」
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遅くなってしまいましたが、読み進めます!
どこまでいけるか分かりませんが、出来る限り行きますぜ!
[ シャッフル ]
2010/2/16(火) 午後 8:48
ありがとうございます。
よろしくおねがいします。
2010/2/16(火) 午後 9:00