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.SS-序楽章-
準備を整えた俺たちは『門』の前に立つ。 俺たちの目の前には光の壁が立ちはだかる。 「やはり不安、か?」 横で俺たちの様子を眺めていた童子が聞く。 「不安がないといえば、嘘になる・・・だが、この先はユウナギのいる世界に繋がっているんだろ?」 神雅流を追放された時はどうなるか、不安で仕方なかった。 「あぁ。それは約束しよう」 「だったら、心配することは何もない」 これをくぐったら、この世界に戻れるかわからない。 だが、今は最も信頼できる『家族』が隣にいるのは、なんと心強いんだろう。 「ねぇ、そろそろ行こうよ?」 格子からは、早くも朝焼けの光が差し込む。 そこにはあるべき景色が戻っていた。 「あぁ、行こう。俺たちの道へ!」 この先がどんな世界でも2人なら乗り越えられる。 いつの間にかつないだ江茉《エマ》の手から感じる体温は本当に懐かしい。 その手で互いの存在を確認して、俺たちは光の中に踏みいれた。
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