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バシャァッ!
俺は後頭部に軽い衝撃を受けて、失いかけていた意識を取り戻した。
(・・・これは、水?)
「ちょっと、ハヤト!なにやってるの、しっかりしなさいよ!」
『水』は俺たち『神雅一族』のみに発現する力『鴉』によって放出されたもの。
これをユニバーシティでは『超能力』と呼ばれる魔術だと、この数週間で学んだ。
『自身が理解できない魔術』『コントロールできない魔術』『未完成な魔術』、それが超能力。
効果、副作用、使い方。それらを理解できない『鴉』をここまでコントロールできるのは外功の扱いに長けている江茉《エマ》だからこそ。
「アンタの力はそんなものなの?弱いんだから出しおしみなんてしてんじゃないわよ!」
江茉《エマ》の『鴉』のおかげで、俺はすっかり目が覚めた。
(それにしたって、少し水の量が多いんじゃないか?エマよ・・・)
俺の周りにはすっかり水たまりが出来ていた。
「早く、斬りをつけなさい!」
言われるまでもなく、そのつもりだ。
見れば俺の手にあったはずの『枷』もいつの間にか、解かれていた。
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>shy*iqさん
コメントありがとうございます!
西尾先生の影響は…確かに受けてますね、少なからず。
「」を入れた方がいいとの事ですが、こんな感じでどうでしょう??
これからも甘いのも辛いのもコメントお待ちしてます。
2011/2/9(水) 午後 9:15