ここから本文です

神雅のつぶやき、

目指せ!1週間1回以上更新!

書庫過去の投稿日別表示

全1ページ

[1]

 正化20年 如月28日 午前10時頃

 木製の天井。

 とても見慣れた、良く知っている天井だった。

 しばらく道場の中で寝泊りしていたため、帰っていなかった自分の家。

「〜〜〜ッ!」

 体中に巻かれている包帯から、鈍痛が体中にめぐる。

 どうやら、神鶴との戦いは負けたらしい。

 だがそんなこと今はもう、どうでもよかった。

 それよりもさっきの夢。

 あの夢は初めてでなく、夕凪の失踪から、この時期になると必ず見ているもの。

 ここ数年間は見ていなかったが、あの神鶴のせいで見たのだろう。

(夕凪はどこへ行ったんだろう?)

 幸い、家は被害からは逃れていたが、何も残ってはいなかった。

 それは極秘任務の多い『寅』以上の者が、自分の情報を隠蔽する事は当たり前の事だった。

 そのため総力をあげた調査でも、見つかることはなかった。

 そして、誰の協力も選られなくなった後も再三、夕凪の情報を集め、探した。

 だが、それでも結果は変わらなかった。

どうも、神雅です。

そんな訳で、今日もmixiのPC用アプリです。

今日すべきこと』という、名前からランダムに「今日すべき事」を表示する、

それだけを楽しむアプリですね。

そんな訳で、私の各種半値の結果↓です。
神雅さんの〜

1位:ipodに「天国と地獄」を転送して、テンションを上げていく。 [重要度:100%]
2位:右手で左の肩をたたく [重要度:58%]
3位:「ふたりエッチ」を大人買い。 [重要度:40%]
4位:3日ぶりにお風呂に入る。 [重要度:37%]
5位:本屋に行きベタドラマを再現する [重要度:22%]
神雅迅人さんの〜

1位:1人ババ抜き。 [重要度:73%]
2位:上司より高いランチを注文する。(おごってもらうことが前提) [重要度:48%]
3位:小栗旬にハマる妻を少したしなめてみる。 [重要度:36%]
4位:ティッシュで拭く [重要度:20%]
5位:食わず嫌い王に出た時のお土産を考える。 [重要度:15%]
UNiCORNさんの〜

1位:働く [重要度:94%]
2位:登山部に入る。 [重要度:86%]
3位:机の脇によけてある仕事に手をつける。 [重要度:30%]
4位:愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけてみる [重要度:25%]
5位:キュウリのキューちゃんを皿に移す。 [重要度:6%]

って、結果だったけど、今日は半日寝てたからな・・・

まあ、アプリを見習って、ダメ人間にならない程度にもう少し頑張ろうと思います。

そんな訳で今回はこの辺で。

ではではノシ

http://livedoor.2.blogimg.jp/bequeen/imgs/d/e/dec3952e.jpg
↑注目している漫画。西尾維新先生の『めだかBOX』!でも、終わるかも・・・

.aL!Ve 雪の降る日

 この日は朝から雨が降り、寒かった。

 すぅ、はぁ。すぅ、はぁ。

 吐く息も白くなる。

 その白い息を大きく吸い込み、一瞬とめる。

「神雅流破城拳・とっかん!!」

 ぱらぱら、と雨の粒が落ちてきた。

 だが木は揺れるだけで、弾力でもとの静寂を取り戻した。

「なんで!なんでできないんだっ!」

 今から2年前、俺はこのときも道場の裏で修行していた。

「やはり内功だけじゃ、この技の習得できないんか・・・?」

 夕凪《ユウナギ》の失踪から6年。

 修行を本格的に行い始めると、内功関係の技はあっという間にできた。

 だが『突貫』は拳を氣によって、突きで生じる耐え切れない衝撃を、保護することで成立する外功の技。

「〜〜〜ッ」

 自身の指先を見る。

 内功で内側から守っているが爪は割れ、皮膚は裂けていた。

「仕方ない・・・帰るか・・・」

 これ以上傷が深まれば、今後の修行にも差し支えるため、断念せざるを得なかった。

「?」

 道場の入り口へ戻ってくると、その前に箱が置いてあった。

「なんだこれ?」

 手にとって見ると、それには薬と包帯が入っていた。

 自分で置いた記憶はない。

(じゃあ、だれが?)

 家族はいない。

 宗家な訳ないし・・・。

 きっと、俺をまだ見捨ててない分家の誰かだろう。

 そう自己完結することにした。

「くっ!」

 手馴れた手つきで、自分の手に包帯を巻く。

 しかし、消毒は誰が塗っても痛い。

 古傷が治る前に新しい傷ができるため、だんだんと包帯が増えていく。

「これで良し、と」

 手当てをし終わり、包帯がほどけないか確かめる。

「筋トレでもするか・・・」

 手を傷めるため、技の修行はできないが、筋トレならばできるだろう。

 そう考え、道場の中に入るため扉を開ける。

 ドン、ドンッ!

 その時、門を叩く音がする。

「いったい誰だ・・・」

 客なんて久しく来ていない。

 出入りする者といえば江茉《エマ》ぐらいだが、あいつは勝手に入ってくる。

 あと考えられるのは、分家の住人だが。

 ぎぃ・・・

 古い木の門を少しだけ開ける。

 予想通り、そこにいたのは分家の人。

「なんのようだ?」

 修行の邪魔をされたことに少々苛立ちながら、問う。

「ハヤト、ちょっと来てくれっ!」

 そういって手を掴まれ、引っ張られる。

 久々に会った彼は走ってきたのだろう、寒い中顔を赤くしていた。

「ちょ・・・いったい何なんだっ!」

 俺は手を振りほどこうとする。

「いいから、来い!」

 だが、傷ついた手を掴まれているため力が入らず、振りほどけない。

 その状態でどれくらい連れて行かれただろうか。

 町の中央部、分家と宗家それぞれ土地の境あたりか。

 辺りは畑くらいしかない、その場所に人だかりが出来ていた。

(なに事だ?)

「お〜い!ハヤトを連れてきたぞ!」

 彼は手を振り合図を送る。

 すると人垣が割れ、俺をその中心に押し進める。

「なん・・・?」

 その中央には少女が、1人倒れていた。

「エマ?」

 次第に強くなってきた雨が当たらないように傘で遮っていたが、江茉《エマ》は全身ビショビショに濡れていた。

「どうしたんだ?どうしてこんな所で倒れてる?」

 俺が心配する事はない。

 江茉《エマ》は宗家だし、毎回修行の邪魔をしに来る。

「わからん。だが、『尋常』じゃない」

 様子を見てみると、雨が原因と思われた『濡れ』は、江茉《エマ》の体から発していた。

 汗かと思われたが、その量は半端でなく多い。

「どうして、だれも宗家に連れて行かない?」

「どうして、といわれても・・・なぁ?」

 宗家と分家は夕凪《ユウナギ》の一件以降、互いに『不可侵』を保っていた。

 だからといって、急患を道端でそのままにしている状況に、憤りを感じた。

「それにしても俺を呼びに来る前に、やる事はあったんじゃないか?」

「いや、お前の名前をうわ言で言っていたんで、呼んだんだが・・・」

 その言い訳は俺の苛立ちの火に油を注ぐだけだった。

「もういい、俺が宗家まで連れて行く!」

 そう言い、俺は江茉《エマ》を背負う。

(くっ!)

 12歳の女児とはいえ13歳には重く、傷のある手に食い込む。

 ここから江茉《エマ》の家までは普通に歩いても、15分。

 この状態では20分は掛かるだろう。

 両手で支えているため、傘も差すことができず、雨が傷にしみる。

 どうして、江茉《エマ》はあんな所にいたのか。

 どうして、あんな所で倒れることになったのか。

 そんな事は解らない。

 だが、きっと任務をしてきたのだろう。

 江茉《エマ》は神雅流の英才教育によって、同年代では最強の外功使いに成長していた。

 そのため夕凪《ユウナギ》の次に早く、十二支会なった。

 現在、第十支『申』隊の隊長であり、次第に任務も増えてきた。

「雪、か」

 雨はいつの間にか雪になっていた。

 本格的に気温が下がったが、2人の体が接触しているところだけ火照るように熱かった。

 江茉《エマ》の体から流れる水は止まることなく、それに雪が触れた瞬間解けて同化した。

 気がつけば、目の前には大きな門があった。

 宗家の門である。

「門を開けろっ!エマを連れてきたっ!」

 両手がふさがり、門を叩く事が出来ない俺は代わりに叫ぶ。

 すると、すぐに門が開いた。

「はいはい!?ハヤト様!?」

 出てきた庭師は俺の姿を見て驚く。

 宗家と争ってから数年、来ていないのだから、それも当然だろう。

「コイツを届けに来た」

 俺は背を傾け、江茉《エマ》を見せる。

「え、エマ様!?」

 当然、もう一度驚く。

「早く受け取ってくれないか?こんなところ他の奴に見られたくない」

「では、お入りください」

 俺はさっさと渡そうとするが、庭師はそのまま迎え入れる。

「な、なんだ?」

「ワタクシの力ではエマ様を抱え、お運びすることが出来ませんで」

 俺はしかたなく、かすかな記憶にある江茉《エマ》の部屋まで運ぶ。

 だが全身、雨だか雪だか、謎の水だかで濡れに濡れており、あっという間に畳に水溜りができる。

(せめて、体を拭かないと・・・)

 このままでは良くなる前に、風邪を引く。

 だが、俺がそこまでする義理もない。

「あとは私が面倒みます」

 そこに表れたのは、江茉《エマ》の妹の千和《チノワ》だった。

 現在9歳だが、すでに鴉《カラス》に開眼しており、その能力の希少性のため家に閉じ込められている、らしい。

 夕凪《ユウナギ》の再来と言われるほど、才能は姉の江茉《エマ》以上だ。

(鴉《カラス》・・・?)

「もしかして、これが鴉《カラス》の目覚め、なのか?」

 聞いたことはある。

 鴉《カラス》はとても強い力であるが、その『目覚め』の時は能力をコントロールできず暴走する。

 その性質が強ければ強いほど体へのダメージを大きく、酷いときは死にいたることもある、と。

「朝から体調が悪かったけど、それが『目覚め』の時だったみたい」

 江茉《エマ》の息は荒い。

 その息遣いだけで、『異常』なのは解った。

 そんな異常は今まで、見たことないほど。

「俺に出来る事はないか?」

 だから焦って、そんなこと聞いたのだろう。

「ハヤトにいさんに出来る事は、ここから出てく事だけ」

「えっ!?ごめんっ!」

 千和《チノワ》は江茉《エマ》の体を拭いていた。

 だがそれは付け焼刃で、完全に水を無くすことが出来ない。

 しかし、それをさらに続けるには、迅人《ハヤト》は邪魔だったのだろう。

 俺はその言葉に従い、外に出た。

 雪はさらに勢いを増していた。

 明日には積もっているだろう。

 俺の足跡と『水』で開いた穴が通ってきた道を教える。

 俺は門をくぐって、敷地の外へ。

 だが、そこまで出て、足が止まる。

(チノワはエマが朝から体調が悪そうだった、と言っていた。なのにあんな所でいったい何をやっていたんだ?)

 腐っても江茉《エマ》は宗家の娘だ。

 任務を交代させる事など、簡単だろう。

(じゃあ、いったい何を・・・?)

 解らなかった。

 その時、雪を踏みしめ駆けてくる音が後ろから聞こえ、振り返る。

 千和《チノワ》が追いかけて来た。

「エマはどうしたん?」

「おじいさまに交代してもらったよ」

「そっか・・・で、何のようだ?」

「さっき、言い忘れたことがあって・・・」

 俺がそっけなげに言い放つと、千和《チノワ》は萎縮しながらも、しっかり答える。

「言い忘れた事って?」

 そこにいたのは9歳の女児。

 だが、その姉にも勝るとも劣らない目の強さに、若干後ずさる。

「ねえさんの事は大丈夫だから心配しないで・・・だけど、もう少し想ってあげて」

 その最後に残した、言葉の意味はまるで解らなかった。

「どういう意・・「じゃあまた、後でね」

 それを言い終わると、すぐに帰っていったため、聞くことも出来なかった。

(いったいなんだったんだ?)

 俺も帰ることにした。

 正直、こんな所に用もなく長居したくない。

(エマは大丈夫だろうか?)

 千和《チノワ》は大丈夫と言っていた。

 それに宗家には『氣』のプロも沢山いる。

(まったく何、心配してんだ、俺は・・・)

 俺が心配しても、どうにもならないし、仕方ない。

 雪が街灯の光を乱反射させ、辺りはいつも異常にあかるいが、日はとっくに落ちていた。

(まったく、疲れる一日だった)

 騒ぎの収まった町は静寂を取り戻していた。

(こんな日は、書物を読むに限る、な)

全1ページ

[1]

ブログバナー

ゆにこん
ゆにこん
男性 / AB型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28

最新のコメント最新のコメント

すべて表示

検索 検索
友だち(5)
  • 黒凰白銀
  • kotyo
  • 亮
  • はい?
  • シャッフル
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事