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神雅のつぶやき、

目指せ!1週間1回以上更新!

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 目の前に、全ての道は開かれた。

 しかし、ここまできて迷っていた。

 ここを目指した時、俺は独りだった。

 独りであれば、この先にたとえ死地に行くことになろうと構わない。

 だが、ここまで来る間に俺は『仲間』を得た。

 全てを拒絶している間、江茉《エマ》は常に思ってくれていた。

 だからこそ、そんな未知の地へ連れて行くことは到底できない。

「ねぇ、ハヤト?はやく行こう」

 しかし、俺が拒否したところで、留まらせる事はできないだろう。

 だが、それを言うことは江茉《エマ》を再び裏切ることになるだろう。

 その答えは出ない。

「せめて・・・」

 せめて、災厄が終わるまでこの土地に残って、その間に結論を出そう。

 まだ、ここにも守らなければならない者たちがいる。

「ハヤト・・・お前は何のためにここまで来たんだぃ?」

 そんな俺の揺れる心を感じ取ったのか、八代《ヤシロ》は俺に問いかける。

「お前が求めるは何だぃ?お前が求めるは誰だぃ?」

 それは迅人《俺》という存在そのものを問われているような気さえした。

「お前の道はどこへ繋がってるんだぃ?」

 その質問は心の揺れをすべて吹き飛ばした。

「俺は8年前のあの日、消えた理由を、真実をユウナギに問うため 異界へ渡る!」

 それが強くなった理由。

 ここまで来た理由。

 そんな事、はじめから決まっていたんだ。

「だったら、はぁ迷うなぃ!」

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