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この寺も有名な観光名所であるため、きっと彼らは修学旅行かなにかで来た学生なのだろう。
どこかの学校の制服を着た少年少女3人がそこに立っていた。
「聞いてんのか!?」
たしかに『この辺の者』ではないが、ここへは良く来ている否定もしにくく黙っていた。
「んで?何の用だ?いい時間だから帰りたいのだが」
「はっ!?そんなの決まってんだろ?旅行先での『決闘』。定番だろ?」
『決闘』?
そんな事いう奴がこの世界にまだ残っていたんだな・・・。
「バカじゃないのか?決闘が法律で禁止されているのしらないのか?」
たしかにこの国は『武術』によって発展し、それからか古くは出先での『決闘』が行うのが恒例行事になっていたようだ。
だが、数十年前に起こった『第3次世界大戦』。
核やミサイルといった科学兵器が禁止された後の世界では、『武術』による戦争だった。
それが終着した後、世界では『武術』の監視が厳しくなり、現在でも『武術』は国に根付き続けているが、当然以前のような『私闘』はできなくなった。
「だが、1つだけ『抜け穴』があるだろう?」
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