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神雅のつぶやき、

目指せ!1週間1回以上更新!

書庫.you feel mind

CAUTION! CAUTION! CAUTION! CAUTION! ※注意 CAUTION! CAUTION! CAUTION! CAUTION!

【UNiV.you feel mind】UNiV.真相部分が含まれています。

内容自体は短編で完結しますがネタばれが含まれます。

本編を楽しんで読みたい場合、今しばらくUNiV.が進行をお待ちください。

↓朝夕の出逢い1ページ目
http://blogs.yahoo.co.jp/shinga924/24305476.html

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「死んだ・・・?『殺した』の間違いじゃねぇか?」

「おそらく、自身の能力を理解していないのでしょう」

 少女の年齢を考えれば、それも当然か。

「・・・どうして?どうしてみんな、しんじゃうの?」

 無垢ゆえに、その身に宿した残酷。

 それは恐怖、以外の何モノでもない。

「大丈夫だ。俺たちについて来れば『死なない』友達もできるかも知れないぞ?」

「ちょっと、ナギさん!?」

 ナギはそう言いながら、少女との間合いを詰めていく。

「大丈夫だ。こんな任務、さっさと終わらせようぜ?」

 さらに近づき少女との距離、残り10メートル。

 8メートル。

 5メートル・・・3、2、1。

「・・・だれなの?」

 さっきから同じ言葉を繰り返す。

「しっかし、こんな少女1人に男2人がかりってのも、みっともねぇな・・・」

 少女は見たところ4歳児ほど。

 まだ母親に甘えていても、おかしくない子供。

 そんな少女が一連の事件を起こしているとは考えにくい。

「私達はあなたを保護しに来ました。おとなしくついて来てもらえませんか?」

 ディンセントは少女にも丁寧に、執事隊らしく交渉する。

「・・・ほご?」

 この氷原の様に白い肌、白い髪、白い眼。

 雪のように真っ白な少女はディンセントの言葉を繰り返す。

「そう、保護です。決してあなたと戦うつもりはありません」

「そういうヒト。みんなしんだ」

 だが、少女の目は信頼していなかった。

 ディンセントはつけていた鉢巻きを取って、すでに臨戦態勢になっていた。

「あぁ?誰に言ってんだ?」

「失礼しました」

 道着の少年も辺りの『大氣《マナ》』に氣を張る。

「副隊長。我々も援護いたしましょうか?」

「いや。あなた達は雪崩をなんとか元に戻して置いてください」

 他の隊員がリーダーの身を案じるが、ディンセントは彼らに命令を出し、とどめた。

「それに、あなた達が手に終える相手ではありませんよ。このために彼を呼んだのですから」

 ディンセントは振り返って、道着の少年に向く。

「いつまでくっちゃべってる?行くぞ!」

 2人はいつでも戦える状態のまま、その原因《少女》に向かった。

「なら俺が、友達にも家族にも恋人にでもなってやる。さびしい、さびしい言ってたら『幸福』は逃げてくぜ?」

 そこに表れたのは、どこかの道着を着た少年。

 年は自分より10歳は上だろう。

「氷防壁《こおりぼうへき》・アイスバーン!!」

 リーダーを中心に並んだ執事隊員たちの魔力が、雪崩を多い尽くす氷の膜となりそのまま氷結させた。

 氷の膜に覆われた雪崩の地響きはしだいに静かになり、止まった。

 孤児院は雪崩に飲み込まれることなく、済んだ。

「・・・だれ?」

 少女が問う。

「雪崩を抑えることに成功しました」

「あぁ、ご苦労さま。・・・で、コイツが例の『シックザライナー』か?」

「・・・その様ですね」

 運命奏者《シックザライナー》とは、世界の法則『運命の支配《シックザール》』を自在に操る能力者のこと。

「まだ、ガキじゃねぇか」

「ええ。ですが、その力は『神』に近い能力、侮らないでください」

(こんなキモチ・・・なくなってしまえばいいのに・・・)

 ゴ

 その時だった。

 どこからか、地響きが響き渡る。

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・

「なんで・・・?」

 思っただけなのに。

 山から、轟音を立てながら、雪が迫っていた。

 雪崩。

 それが目の前の孤児院を潰そうとしている。

「・・・なに、この音!?・・・雪崩だわ!!」

「しずかに!!騒がないで、なにかの下に隠れなさい!!」

 孤児院は一瞬にして大騒ぎになったが、その騒ぎは冷静なひとりの言葉で静かになる。

 一雪崩は家の中に居たほうが安全なのは、常識だ。

 だが、結果は違う。

 この雪崩は家を潰し、家具を壊し、人を喰らう。

 それが今回の運命《シックザール》。

 残酷な結末を見る前に、立ち去ろう。

 これが唯一できる弔いだ。

 また、自分のせいで人が死んだ。

「・・・さびしい」

 赤の他人でも、人が死ぬのはさびしい。

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